伊賀牛ランチからの神戸焼き鳥を決めた翌日は、京都で友人と会食です。夕食以外なんの予定もないからどうしよう。とりあえず京都の近くまで来たけど、市内は混みそうだしな・・琵琶湖でも眺めに行ってみるか。
琵琶湖西縦貫道路をあてもなく走っていると、蕎麦やら豚汁やらミリキ的なお店がチラホラ。なんだかお腹もへってきたし、ちょいと車を置けるところで周辺検索・・おお、スパイス厨房なんてあるから行ってみよう。
たどり着いたのは「スパイス厨房 来風」さん。クンフーとでも読むのかしらと思ったら「ライフ」だそうです。若干のキラキラ感やヒッピー感が気になりますが、スパイス厨房なのできっとカレーがメイン、カレーは裏切らないから大丈夫でしょう。
駐車場は4・5台分完備で安心です。なんだか自宅みたいで店舗っぽくないけど、OPENの看板を見つけてひと安心。
店内はテーブル2卓にカウンター4席程度と、やはり民家を改装した感じのサイズ感ですね。一人なのでカウンター席の隅っこをいただきましょう。
メニューを開くとやっぱりカレーがメインだ。牛すじカレーが基本なのだな。若鶏やわらか煮・とろとろ豚角煮・牛タン煮込みといった気になるメンバーが・・ふぉっ、フォアグラカレー?
弁当や日替わりランチなんかもあるのね。
そして黒板メニューにはなんとオマール海老の文字が躍ります。しかもエビフライでなく海老天カレーになるのか。いちいち面白いな。
やあ、春のカレーなんかもあるじゃないですか。若鶏と春野菜の玉子とじ・・玉子とじ?カツ丼みたいな感じ?カレーで?よくわからんけど季節モノは外せない、これにしましょう。
カレーにはサラダということで、アイスコーヒーとサラダつきでお願いします。あとそうだ、50円プラスで1辛にしてください。カレーは辛いからこそおいしいのだ!
カウンター席から振り返ると見事な琵琶湖ビューです。こりゃ気持ちいいね。
ドリンクとサラダセットが500円という少し強気な価格も納得、サラダはフルサイズで登場です。キウィを感じるフルーティなドレッシングがおいしい。イモやワカメも入って3分の2日分の野菜を摂った気分になるじゃないの。
そして若鶏と春野菜の玉子とじカレーっ!鮮やか華やか、玉子とじというかオムカレーだった!これは嬉しい不意打ちやわっ!
まずはカレーをひと口いただきますか。牛すじの旨味がたっぷりのスープに店名通りスパイスが効いて、インド料理店と喫茶店のカレーのハイブリッドレスリング。1辛でもそこそこピリリと来て玉子にバッチリな予感だぞ。
若鶏と春野菜もゴロゴロと嬉しいじゃありませんか。サラダと合わせて1日分の野菜をゲットだ。
鶏・野菜・玉子・ご飯の全てを繋げるカレーの魔力。ああ遥かなインディアよ。半分食べたあたりでほんのり汗が出てくるほどのスパイス感ですが、玉子と具の力でホイホイとスプーンが進みますよ。いやこりゃンマいや。
食べ終わる頃には代謝がアップしすぎまして、汗どころか鼻通りまで良くなっちゃった。ドッシリと腰がすわったアイスコーヒーでクールダウンだ。背後の琵琶湖がガンガーに見えてくるようなナイススパイスでございました。
ヒレカツカレーにチーズプラスの2辛なんかも試してみたいし、いっそオマール海老までいってしまいたいかも。他にも気になるお店があったし、琵琶湖西縦貫道路は今後も通ってみることにしよう。
スパイス厨房 来風 滋賀県高島市新旭町饗庭 1586-6