久しぶりに群馬に帰ってきました。犬をこれでもかとナデナデしてから‥そうだな、のんびり散歩も兼ねて、地元のランチスポットとか開拓しちゃおうかな〜。
「今日は1日いるんだね‥」
ふおっ?障子のスキマから覗いているのは‥母?
母「ゴロゴロしてるならウマい蕎麦屋に連れてったらどうなの?ああそうだ、前に行ったときがわ町のお店、天ぷら最高だったから行こう」
‥なんなんだ、群馬にいると安息の日は訪れないのか。
でもまあアレだ、来てしまえばやはりウマいよ、ここのソバと天ぷら。食べたばっかりでアレですが、本日はもう一軒ハシゴしたいのですよ。
母「何屋さん?もうお腹いっぱいだから、何も食べられないよ?」
カフェなのでボーッとコーヒーでも飲んでいてください。季節限定のイカすメニューがあると聞いたので、私はがんばって食べます。
えーと、どこだったかな‥
母「場所知らないの?」
最近バスツアーでお店の前を通っただけで、詳しい地理はあまり‥やあ、あのノボリだ。ちなみに駐車場は2台分くらいあります。
やってまいりましたのは「ウォーターシップカフェ」さん。この日は風が強かったので、看板はあまり目立たないところにあります。というか、お店自体があまり目立たない。もっと言えば、普通のおうちです。
普段はワーゲンバスの移動店舗でスイミングスクールや大学に出店されているのですが、火曜と土曜はここ本店で営業。時間は11時から14時という激レアなお店です。
何を食べに来たかと言うとですね、コレです。「恋いちご」!詳細はよく知らんのですが、全力でイチゴなかき氷と聞きまして。
母「名前は面白いけど、今日そんなに暑くないよね」
暑い日だけ氷菓や冷菓を食べる時代は終わったんですよ、マザー!冬にコタツでルマンドアイスを食べるのがシン・ニホンジン!
一歩足を踏み入れると、やあ、外からは普通のおうちに見えたけど、中は落ち着いたカフェ空間。のんびりとした空気が漂っています。
「空いてる席どちらでもどうぞ〜」
お店全体でカウンター風の4・5席、テーブル三卓くらいです。奥の二卓はお客さんがいるので、一番大きなテーブル席に座ってしまいましょう。母とカウンターで横並びというのもなんだかなあ、なので。
おすすめ黒板にはもちろん「恋いちご」!光で見づらいですが、フルサイズで600円、ミニで400円。30分前にソバと天ぷらセットを食べたし、ミニ恋いちご、願いまーす。
母「じゃあ私も」
あれ、食べるのですか?
母「先が短いから珍しいものは食べておかないといけないじゃない」
せっかくだから飲み物もいただきましょう。ダブルベリーのソーダ水もホットマンゴーミルクも気にならないわけはございませんが、お腹いっぱいなのでアイスコーヒーを。
母「ホットコーヒーで」
「本店カレーのチーズトッピング」もはなはだしく惹かれますが、何度も言うように蕎麦屋帰り‥ここからカレーにはいけません。
カレーがあるのに店内にカレーの香りが漂っていないのって、結構すごくないか‥?カフェの店内がカレー臭に支配されるのはなんだかなあなので、これは嬉しい。もちろんインド料理屋は店外までプンプン臭わないと寂しいから、人間って勝手だ。
来ました!恋いちご!!事前情報では「凍らせたイチゴがかき氷のトッピングになっている」みたいな話でしたが、ガセだった!!
正解は「イチゴを丸ごと凍らせて、そのまんまかき氷機で削ってみた」でしたよ!つまりイチゴエネルギー充填率200%!イチゴ砲斉射三連まったなし!
一口いただくと、うわーい!春だ!!リアルイチゴだ!イチゴシロップのかき氷の存在意義がわからないくらい、全力でイチゴだ〜!!
すごく甘くてほんのり酸っぱい、まさにイチゴらしいイチゴ。品種は聞かなかったから知らない。
母「凍らせたイチゴを削るとふわふわになるんだね〜」
ふわっふわですな。なんて不思議な食感だ。イチゴの新世紀だ。うわーい、これはウマい。
ミニなのに大変な量だ〜と思ったら、後から来た二人組がノーマルサイズを頼んでペロリと平らげていました‥600円のレギュラーサイズ、めちゃめちゃデカい‥イチゴ何粒分か知らないけど、600円は安すぎやしませんかね。ヘタを取る手間とかもすごそうなのに。
ほんのり練乳がかかっていましたが、はっきり言っていらないのでは?というくらいハイクオリティなイチゴでした‥うわー、ウマかった!スッキリ切れるけど酸味はないアイスコーヒーで、ゆったり余韻にひたりましょう。
母「あ、ブーブーだよ」
ブーブー‥なんの話ですか?プリウスミサイルでも突っ込んできましたか?
あっ、コースターがかわえ〜豚さん!ここ鶴ヶ島で豚さんということは‥
母「サイボク寄って帰ろう!」
そう、ここから車で30分弱の位置に豚肉の聖地があるのです‥冒頭の蕎麦屋、こちらのカフェ、その後サイボクと寄れば埼玉県北部・黄金のドライブコースが完成するのでぜひマネしてください。都幾の湯って日帰り温泉もありますよ。
ちなみに店主さんにブログ掲載許可をいただき忘れたため、後日確認したら「あの日はウチの象徴がなかったので、こちらの写真をどうぞ」と画像が送られてきました。やだ、ノリノリじゃないのよ!
ウォーターシップカフェ 埼玉県鶴ヶ島市下新田227−2
本店は火・土曜日の11時〜14時のみの営業。土曜日はイベント参加等で臨時休業あり。詳細な営業予定はTwitterで確認をお願いします