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淡路島の食材をこれでもかと楽しませてくれた「海の薫とAWAJISHIMA」さん、特に感銘を受けたのはワカメと玉ねぎでした。淡路島にいる間にどちらかをもう一度食べておきたいな〜。ホテルでゴロゴロしながら調べてみましょう。
ワカメ麺なんてあるのですか。なるほど、ワカメが具として入った麺じゃなくてワカメを練りこんだ麺ですか・・面白そうですが、今食べたいワカメとはちょっと違った。
玉ねぎはどうだろ?おぉっと、あっという間に面白そうなメニューを発見。よし、決めた!
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神戸淡路鳴門自動車道を北上、淡路市に入って津名一宮ICを出まして、たこせんべいの看板を見ながら着きましたのは「麺乃匠 いづも庵」さん!
11時開店のところを5分前に着いてしまったので、すんなり車を置くことができました。お店の写真でも撮って待ちましょう。
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「玉ネギ麺」のキャッチーな看板、そして横ののぼりにもあるように、こちらの名物は淡路島産玉ねぎ使用の玉ねぎつけ麺!どんな麺かというと・・あ、開店だ。雨もパラついてきたし入ってからにしましょう。
4人がけのテーブルに案内していただきました。おお、みるみる内に席が埋まっていく。早く着いてしまって大ピンポンだ。ではメニューを開きましょう。
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最初はもちろん看板メニューの「玉ねぎつけ麺 華」です。淡路島産の玉ねぎをまるっと一個天ぷらにして汁に投入、その汁にうどんをつけて食べるそうです。聞くだけで美味しそうな品じゃありませんか。
うどん県でうどん中毒になってしまって、かつ淡路島の名物を食べたい人間にとってこんな素敵なメニューはありません。
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とは言ったものの、うどん県のぶっかけはおいしかったなあ。牛すじぶっかけなんて美味しさが約束されている感。
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結局食べなかった釜玉もある。やや、釜揚げうどんも。徳島のやつを思い出すと頼んでしまいそうになる・・ありゃりゃ、鳴門のわかめうどんまであるじゃないですかーやだー。玉ねぎだけでなくワカメもいけちゃうお店でしたか。
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もじもじ悩んでいたら、私の30秒後に入店した常連っぽいおじいさんが「鍋焼きね」と慣れた感じでオーダーします。そうですよね〜、12月の冷たい雨が降っていますもんね、鍋焼きいいよね〜。
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いやちょっと待て、そしたら淡路牛カレーうどん定食はなんと石焼きですよ。アツアツで汗ダラダラが約束されちゃうじゃないの・・どうしよう。
悩みに悩んだ時は初志貫徹!玉ねぎつけ麺 華を願いま〜す。
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10分少々で運ばれてきました、玉ねぎつけ麺!カメラに収まらない巨大な器にドカンとまあご立派な玉ねぎ!ドドドドドという効果音が聞こえてくる勢いです。
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しかし本当に大きいな!上からカレンデュラという食用花・大根おろし・ネギ・そしてドーンと玉ねぎ一個天。玉ねぎのパフェのような3D的迫真力!
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上空からも一枚。なるほど、ある程度切り込みは入っているのですね。で、これをどう食べるのかといいますと
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こちらのナイフとフォークで花びら状に切り崩して、うどんと共に汁に浸しながら食べるそうです。なんという非日常、ハレの日のうどんでしょうか。
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揚げたての衣をザクザクと切り分けて・・こんなもんかな。いやこれはいかんですよ、どう考えても玉ねぎと油がツユを美味しくしますがな。
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今まで連食してきたものからすると、まるで別の食べ物のような細いうどんです。色の美しさと表面のなめらかさから、口当たりを楽しむうどんなのかな?
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ではツユにくぐらせてズルズル〜。あれビックリ、見た目通りなめらか、そして見た目よりずっとたくましいコシでこれはおいしい。ツユが思った以上に醤油の効いた強い味ですが、全く負けないうどんです。
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玉ねぎだけいただいてみましょうか。んあ〜、甘い!淡路島の玉ねぎ、なんでこんなに甘味も風味も素晴らしいのでしょう。違うのは品種か土地か育て方か・・もしかしてその全部か。
そして衣に浸みこんだ濃い味のツユがバッチリ合いすぎて最高です。この玉ねぎ入りツユでお酒を2合ほど飲んで、ちょっと残した汁でうどんをほんのふたすすり・・とかやりたいけどね、例によって運転ですからね。
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一通り味わったところで、ドーンとうどんを投入してからの玉ねぎつけ麺食法極意、乱汁乱麺乱玉ねぎ!ガツガツズルズルサバサバやるべし、やるべし!やはり油と玉ねぎが一体になった汁、無敵だ!
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玉ねぎの芯がなあ〜、トロトロなんてもんじゃないですよ!淡路島の妙技、たっぷりと味わいました!これはしわわせだ・・
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さて、いづも庵さんから車で3分くらいにあるONOKOROという不思議なテーマパークに寄って、ぼちぼち淡路島を離れますか〜。
麺乃匠 いづも庵 兵庫県淡路市志筑3522-1