香菜たっぷり中華粥に大根餅!京都の朝は素晴らしい目覚めであった 富小路粥店(下京区・京都河原町駅)

京都といえばの佳肴と日本酒をたっぷり楽しんで満腹で就寝。いや〜よく寝た。東横インの枕は最高だ。

最近京都の朝食はたま木亭さんのパンかSPICE GATEさんのカレーに決め打ちなもんで、モーニング探検ができていない。ホテルに近くにちょっと気になるお店があるので行ってみましょうか。

烏丸駅と京都河原町駅のちょうど真ん中くらい、その名の通り富小路通にあります「富小路粥店」さん。朝7時から営業している中華粥のお店ということです。

伊豆の仙豆飯店さんで朝の中華粥が大好きになった上に、沈夫人の料理店というマンガでトドメを刺されまして、大原社主もびっくりの朝粥好きだったりします。

勇み足で6時55分くらいに着いてしまった。店外掲示のメニューを見て注文のシミュレーションでもするか・・基本は中華とり粥、そして五穀米の和粥なんてのもあるのね。やはり最初だし、中華粥から試すのが正解なんだろう。小さいのにしておばんざいをつけようかしら。

おや、まだOPENの札は出ていないのに老夫婦が突進していった。入って良いものだったのか?一番のりのつもりが番手になってしまったね。投票でもなし、なんかトクするわけでもないからいいけど。

おや、先客さんがメニュー選びに手間どっているぞ。なんでも鶏が苦手とかで色々質問している・・なんで鶏出汁であろう中華粥のお店に来たんだろ?不思議だ。

やりとりを待っている間に店内メニューを改めて見ていると、パクチートッピングがあった!しかも30円?足す足す、足しますよそんなもん。これがケガの功名というやつじゃな。

おばんざいはこっちか。ハムカツって珍しいな。ピータンがあれば一直線だけど無さそう。よし、ここは王道で大根餅だな。

よし順番が回ってきたぞ。「中華とり粥を小盛りで、パクチーと大根餅をつけてください。あと冷たいほうじ茶をお願いします」と、忘れる前に早口で注文。その場でお会計をして、番号札をもらったら二階席へ。

窓際のカウンター風な席に陣取り、待つこと数分・・キタキタ、来ましたよ。麗しの中華粥セット!

お粥の上は色とりどり。油条・煮卵半分・九条ネギ・ナッツ・揚げた蓮根というところですね。そしてベースがトリのスープでしょ?こりゃ栄養満点だなあ。科挙とまでは言わんけど、ちょっとした資格試験なら及第間違いなし。

トリの優しい出汁が染みた油条ほど尊いものは少ない。なんてウマいんだ。今日1日の健康は約束されたも同然。

味変用の薬味セットはアサリ佃煮・アミ塩辛・ニラ醤油漬け。醤油と酢と辣油なんかもトレー置き場にあります。

トロトロお粥の合間にザクザク大根餅はいいね。おおそうだ、熱いうちにパクチーの大先生を投入しないと。

ザバーンと一気に入れたら30円の量ではなかった。

温めてこそのパクチーばんざい!アサリ佃煮との風味マシコンビでオリエンタルミステリー!カブキ!ムタ!

九条ネギとアミの塩辛とパクチー!いやはや東洋の神秘にも程があるな。このアミは万能の予感がする。ビン詰めか何かで売ってほしい。

半熟卵とナッツなんて、ニッポニアニッポンなお粥には許されない組み合わせで最高に滋養じゃないか。胃を叩き起こす朝カレーに対して、胃の腑から全身をじっくり起動させる朝中華粥!いや〜、東横イン四条に泊まった際の選択支が増えちゃったい。

東横の朝ごはんを一回も食べたことないのは秘密だ。

富小路粥店 京都府京都市下京区徳正寺町41-2

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