腹ぺこさんに優しい町、出町柳!出汁と九条葱が香る京風カレーうどんとおでんで幸せになろう 下鴨 ごん蔵(上京区・出町柳駅)

京都二泊三日ツアー最終日。本来の目的、友人が入社する会社の事務所訪問に行くとしましょう。午後イチくらいと伝えてあるので、その前に近くで昼メシでも食べますか。

会社は出町柳ですからね、皿を洗えばタダの餃子とか常に行列の豆大福とか食べ物には困らない・・そうだ、以前に京阪神情報誌のSAVVYで気になったお店、豆大福屋さんの隣だったはずだぞ。

やって来たのは出町桝形商店街の入口にあります「下鴨 ごん蔵」さん。京都の銘水仕込みの出汁がご自慢のうどん屋さんということです。

開店の11時半ちょうどに数組が入っていく・・やはり人気店なのですね。慌てて入店すると、無事カウンター席に案内していただけました。

ランチメニューは白ごはん・漬物食べ放題とな。有名な餃子屋さんといい、腹ペコさんに優しい出町。ご厚意に甘えたいところですが、残念ながら食が細めであった。単品メニューを見てみましょう。

SAVVYに写真が出ていたのは九条葱入り温かいおうどんだったけど、トップに来る「名物」は九条葱カレーうどんなのか。

なんとカレーうどんだけでまるまる1ページ、ものすごい種類でこれは悩ましい・・出町いづもや豆腐店のお揚げさんと九条葱と黒毛和牛と三役揃い踏み、アシュラマンばりに贅沢な特カレーうどんをいただきましょう。

出汁がご自慢ではおでんも食べないとね。大根はまだ煮えていないということで、ごぼ天と玉子を願いま〜す。

黄金に輝く出汁、ほんのり出汁の金色に染まる玉子、いつだって茶色いごぼ天、目にも鮮やかなカラシ。

食べる前からおいしいけれど、食べてみれば想像よりもっとおいしかった。さすが京都の軟水、なんとクリアな出汁なんだろう。うまい おでん うまい・・飲みたい。

おでんを食べ終わった頃合いに特カレーうどんの登場です。写真ではなんだか少なそうに見えますが、器がすごく大きいので視覚にバグが生じているだけです。

たっぷりの汁から湧き出るような香り、いつだって心が踊るカレーの香り。食べたい時がうまい時、いただきま〜す。

まずはカレー汁を・・モッタリとして、汁というよりご飯にかけるルーのようだ。出汁の効いた蕎麦屋さんのカレーをさらに香ばしくした感じというのかな。懐かしいようでばっちりスパイシー、こりゃ贅沢な汁だぞ。なるほど、白ごはん食べ放題にはワケがあるな。

自家製麺といううどんはなめらかたおやか、コシより口腔の気持ちよさを重視したスタイル。ヌルヌルうま〜い。優しいスパイスと優しいうどんで素晴らしいバランスじゃないか。

九条葱と黒毛和牛さんもどっさり隠れていた。カレーをまとう甘い牛肉は・・そうだ、芋煮鍋のシメにカレーをぶち込んだ禁断のアレ。うまいに決まっているじゃないか。

そしてここは京都、豆製品のうまさは間違いなし。お揚げさんは愉快だな〜ということで、大満足でごちそうさま・・は大変良かったのですが、他の方が頼んだ九条葱大盛りのネギっぷりがすごくてすごかったので、こりゃリベンジ必至かな〜と思った次第。まあね、出町柳はなんでか用事が多いですからね。

この後は会社訪問をして本店で阿闍梨餅を買って帰ったのでした。二泊三日の京都、美味しゅうございました。

下鴨 ごん蔵 京都府京都市上京区青龍町229-3

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