
毎月恒例に近い勢いで行っている、高円寺の「ちゃんこの台所」さん。8月も「ちゃんこ食べたい」と言ってきてくれる人などいらっしゃって、6名でちゃんこ会開催となりました。
宮戸優光代表が作ってくれる「本物」のプロレス界伝統ちゃんこ。さらに周富徳先生直伝の中華を交えたコース形式で出してくれて、お値段はなんと3千円〜4千円。そりゃ少しでもプロレスに興味がある人は行きたいですって!

高円寺駅北口を環七へ向けて徒歩6分。元小学校らしい建物を過ぎたあたりにあります、なんとも素っ気ないビルの二階にお店はあります。
お店と行っても、本来は「CACC スネークピットジャパン」というレスリングジム。現役レスラーや格闘家の卵たちが練習をしている横で‥文字通りその「横」でちゃんこをつつくことができる、日本で唯一かもしれないスポットです。

そんなわけでドアもお店らしさゼロ、ただの鉄のドア。しかしプレートに輝く「U.W.F.」の文字がプロレス界の聖地であることを示しています。
ドアを開き、靴をスリッパに履き替えたら元気よく挨拶しながら入りましょう。元気が必要なんです。なぜなら、

「元気があればなんでもできる」あの方の空間だからダーッ!元気ですかーッ!
奥の「CACC」と書かれたドアの向こうが道場。道着の方がいるから空手の時間かな?
本日は6名中4名が初めてということで、基本にして看板のちゃんこである湯豆腐鍋でお願いしました。

ソムリエ厳選白ワインをいただきましょう。このソムリエもアントニオ猪木氏推薦の方ということです。
道場名物はどんぶりビールなのですが、この日はビール党がいなかった。

ポルトガルのキンタ・ド・コーレイヨ。安くておいしい、テーブルワインの鑑みたいなお酒なんですよ。気に入ってしまって家でも飲んでいます。
お酒を飲まない方はアントニオ猪木氏が愛した「炭酸水」を飲んでいました。すっごい強炭酸なの。
このように飲み物の段階からプロレス(主に猪木氏)のエピソード満載、すごいお店なんです。

まずはカツオの中華風サラダ。山ほどの薬味と野菜に包まれたカツオは美味しさが約束されています。
ニンニクと香菜の刺激的な香りが食欲をいや増す!前菜として最高じゃないか。

次はおなじみとなってきた蒸し鶏ネギソース。
ここでも香菜が大活躍。しっとり胸肉とサッパリネギソースがワインを呼んで呼んで‥コレ大好きで毎回楽しみなんです。

次は広東風豆腐蒸し!
豆腐ハンバーグのような味と食感ですが、具材が海老や椎茸なので茶碗蒸しの雰囲気もあり、いかにもご飯に合う醤油スープが‥ああ〜、どんぶりメシにザブザブかけて食いてえ〜!喰らわせて〜!

そしてメインの「プロレス界伝統の湯豆腐鍋」だ!
野菜たっぷりカツオ・鶏胸肉・豆腐・豆腐と来ています。なんとヘルシーかつプロテインコンシャス!本当に道場の食事だなあ。
本日のメンバーにはスゴイツヨイトウフを作った豆腐マイスターもいますが、素敵な豆腐料理の連チャンにご満悦のようです。

湯豆腐を黄金の味にする賢者の石、プロレス界伝統の味・湯豆腐のタレ。見た目はなんだか味噌のような謎のペーストですが、鰹節や青のりがたっぷり入った濃い醤油味。
具材を入れていくと段々まろやかになり、食べれば食べるほどうまくなる魔性のタレです。
通販や持ち帰り用の販売もあります。ウチの冷凍庫にも欠かせない。

一杯目は野菜やキノコがたっぷり入ったぞ!湯豆腐というより水炊きや寄せ鍋みたいな雰囲気だ。そりゃそうだ、「ちゃんこ」だもんな。
全ての具材は一口で食べやすい大きさに切られ、野菜はシャッキリとした食感を保ち、飽きることがない。
たくさん食べてカラダを大きくするのもレスラーの仕事。「食べやすさ」が非常に重要ということですね。

これは三杯目だったかな?鶏団子に鶏肉に大根に、本当にヘルシー極まりないよ!
この辺になると、やはりタレと出汁が非常にスイングしてきまして、キャベツや大根がお宝のような美味しさになります。

お鍋の後は肉!本日は特注の中華風ローストチキン!
北京ダックの技法を使ったシン・パリパリチキン。恐るべき歯ごたえと香りを備えた皮、ジューシーなんてもんじゃない肉。
鳥類大好きなので、焼き鳥やら揚げ鳥やら色々食べているつもりですが、こんなにうまいチキンにはそうそう出会えません。

さらに特製フルーツソースによる味変までアリ。甘酸っぱさが次の一口を呼んで、やめられないとまらない。

チキンですっかり幸せになったところでトドメの一撃、湯豆腐の出汁で雑炊だ!
生姜が刻み入れられて爽やかなところに、ちょっと残しておいた湯豆腐のタレをチラリと‥うまい、うますぎる。

バナナをいただきご馳走さま。
素晴らしい料理をいただきながら、ベニーユキーデやウィリーウィリアムスやファイプロの話をする喜び。プロレスや格闘技を愛する者にとっての桃源郷とはここのことか。
ちゃんこを楽しく美味しくいただきましたが、本当はビル・ロビンソン先生のキャッチ・アズ・キャッチ・キャンを伝えるレスリングジムなんです。

9月1日にはCACCスネークピットジャパン最終章・レスリングマッチ第2戦が開催されました。ちゃんこもレスリングマッチも同じ場所で!
アマチュアの部優勝は前回に引き続き戸津選手!いつも行くたびに練習をされていて、その時は物腰柔らかな好青年。ところが試合となると獰猛で素早く力強くテクニカル!かっこいい!優勝おめでとうございます。
DDTの試合に出ている澤選手も出場されていましたが、なんでアマチュアマッチだったのかしら。

初めて「ちゃんこの台所」に来た時に、お手洗いの場所を教えてくれた鈴川真一選手。マーダービンタなどの強烈な打撃でダニエル・ドゥガン選手をKO!プロの部では打撃決着もあります。

全5試合、宮戸会長の見事なレフェリングもあって熱戦続き。メインの野上選手と門馬選手の試合なんて本当に目が離せなくて、写真がほとんど無かったのでした。
前列のアマチュアマッチに参加した選手が着ているTシャツも買って大満足。
9月のちゃんこ会も予約完了!レスリングマッチは年内にあと2回は開催されるそうなので、高円寺に何回くらい足を運ぶことになるのでしょう。もう新宿駅に来たら、身体が勝手に総武線ホームに行っちゃうよ。
CACCスネークピットジャパン ちゃんこの台所 東京都杉並区高円寺北2-15-1 2階