安い、うまい、ちょっと早い。茹でたてそば揚げたての立ち食いそば! そば処 亀島(中央区・茅場町駅)

都内でプロレス観戦、そして夜は忘年会。飲みの会場に近い茅場町の東横インに荷物を預け、新木場のプロレス会場へ‥

行く前に、12時ゴングだから終わるのはたぶん14時前後。先にお昼を食べておいた方がいいな。食べすぎるとお腹が騒ぐかもしれないから軽めのモノで。

そうだ、せっかくの東京なんだから立ち食いそばにしよう。グンマには少ない上に、ロードサイドの大型店舗ばかりで‥やっぱり立ち食いといえば、やたらと狭かったり駅のホームだったりじゃないとつまらない。

やっぱり東京、特に日本橋近辺ってすごい。ちょっと歩いただけで二軒も三軒も立ち食いを見かける。その中でもビビビと来たのが、茅場町駅4番出口すぐの「そば処 亀島」さんです。

この地に何十年も有りそうな風格、こち亀のネタになりそうなほどコンパクトな店舗。もう店構えだけでうまいでしょ。

食券自販機は二台並んでいて、右側が新札対応みたいです。オレンジのボタンが丼セット、黄色が温かいそばとなっていて分かりやすい。

表の「おそば200円」という看板は昔のもので、現在の最安メニューはかけそば400円みたい。十分安いよね。

都内の立ち食いなら春菊天そばが本線なのでしょうが、ちょっと希少かもしれないごぼう天も気になる。

青は冷たいそばで白はトッピング。まあ立ち食いは温かい方がいいだろう。

コロッケがわざわざ「牛肉コロッケ」なんて書いてあるのが気になるね。カレーそばに牛肉コロッケもアリか‥

悩ましいけど立ち食いに長考は禁物。あまり食べる機会がないものが良かろうということで、ごぼう天そば500円をポチっとな。

食券を持って中に入り、調理場の方に食券を渡します。どうやら「うどん」はないみたいですね。

5人分ほどの立ち食いスペースで待つこと2.3分。ごぼう天そばの方〜と呼ばれたので受け取りましょう。調理スペースはすぐそこなので振り向くだけですが。

うほ〜い、丸い形のごぼう天にたっぷりの白ネギ、関東のそばとしてはちょっと澄んだ汁。ボーナス確定のビジュアルじゃないか。

湯がきたてどころか、今まさに茹でたての蕎麦はシャッキリ!この歯切れ良さは立ち食いクオリティではありません。

汁は思いのほか上品と言ったら失礼か。出汁の香りと返しの甘辛をしっかり感じつつ、醤油が舌に残らない切れる汁。これまた立ち食いクオリティではありません。

天ぷらも揚げたてかい?熱々のごぼう天が嬉しいじゃないか。土の香りが関東風の汁に映えること。

もちろん汁を吸ってふやけてくればさらに美味しく、汁の方にもアブラを回す良い仕事をしてくれます。

ふやふや天ぷら、アブラ、ネギが入り混じる汁。立ち食いそばで最も熱いラストスパート。こんなの全部飲まないワケにはいかない。なんとポットに入った蕎麦湯まであってサービス満点です。

結局完飲して、腹は八分で心は満タンと、狙い通りの大満足。ホクホクとプロレス会場へと向かったのでした。

GLEATって団体がたまに開催するLIDET UWFの試合、めちゃめちゃ面白いですよ。ガッツあふれる女子レスラーがUWFルールでバッチバチに闘うとか、全女とUWFに脳を焼かれたプロレス老人会の夢が叶ってしまうのじゃよ。

そば処 亀島 東京都中央区日本橋茅場町1-14-2 1F

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