広い庭のある古民家でいただく、赤身がおいしいステーキランチ。いい店みっけと思ったら2月26日より休業?ええっ? ORTON(オルトン)羽生市・西羽生駅

明和町方面に用事ができました。かねてから狙っていた焼肉ランチをいただくチャンス到来、勇んで向かったら‥あれれ?「本日夜営業のみ」の非情な貼り紙。

え〜、完全に焼肉の腹だったんだけどな〜。どどどど〜すんの?ど〜すんの?

とりあえず羽生方面に向かえば何かしら食べ物屋はあるだろうと、122号羽生バイパスを進みます。桑崎という交差点で信号待ちをしていたら「庭の中のレストラン」なんて看板が目に入った‥行ってみるか。

交差点を東に向かってすぐの所にお店がありました。広い駐車場、木々に囲まれた立派な建物‥もしかして高級店でした?とは言ってもランチタイムだし、確か財布には樋口のなっちゃんがいたはずだからどうにかなるだろう。焼肉の仇は「ORTON」さんで討たせていただきましょう。

本日の日替りLUNCHが海鮮マヨパスタ税込1100円、なんだ心配することはない価格帯じゃないか。急に胸を張って入ってみれば一番乗りだ。

店員さん「予約席以外のお好きなお席にどうぞ。でも窓際の真ん中のお席は雨漏りでご利用になれません」

窓際?ああ、半テラスみたいで気持ちよさそうですね。では雨漏り席の隣をいただきましょうか。

いいですね、庭の中のレストランとはこういうことか。

どうやら羽生一帯に広がるスーパーケンゾーの社長さんのご自宅だった建物をレストランにしたらしいです。郊外の古民家レストランだね、いいじゃないか。

母体がスーパーなら食材に間違いはないだろう。メニューはパスタとピッツァから始まります。いつもならきのこのチーズピッツァでナランチャごっこをしたくなるのでしょうが、今日は釣り逃した焼肉がある。ニクはどこだ!

とんかつハンバーグか、だんだん近付いてきたぞ。これまたいつもなら心揺らぐカキフライセットも、この日ばかりはスルーします。

はい来たー!牛ステーキ牛ステーキカレーかつカレーっ!やはりここはストレートにステーキで受けて立とう。いざ尋常に勝負、勝負〜。

ドリンクバーが200円でつけられるみたいだけど、そんなに長居はしないからお冷やでいいや。レモンが効いていておいしいのよ。

それは定食というにはあまりにオシャレだった。牛ステーキセット

焼き方は聞かれなかったけど、ぶ厚いニクをレアで仕上げました感は好み通り。そうだ、こういう目にも鮮やかなお肉を食べたかったのだ。

本年の目標・減酒はそこそこ順調でして、ニクには白メシが当たり前となってまいりました。

たっぷりのサラダと浅漬けが嬉しいね。あっさりさっぱりドレッシングにひとひらのハムがちょうどいいのだ。

ゴマ醤油だからドレッシングに見えたけど、今食べたサラダに味はついていたはず。だからコレってステーキソースだよね。

お隣のヨーグルトはデザートだな?最後にいただくぞ。

ソースをかけた時のじゅわじゅわ音は鉄皿ステーキのお楽しみ。準備は整った、ファイエル!

メシにトンからの、ガブ〜。おお、ギリギリひと噛みで切れるくらいのワイルドな赤身。すぐさまご飯を送り込んでもぐもにゅすれば、今まさにニク食ってんな〜という満足感!

ソースは醤油とごま油と、わずかにコチュジャンか豆板醤が入っているような。ステーキソースというより焼肉のタレに近い感じで、もしかして本当に焼肉の恨みを晴らしちゃった?うらみ念法!ステーキ返し!

焼肉のタレ風ソースでは、焼きナスやカボチャがうまいのも道理、道理〜。下に敷いてある玉ねぎもたくさん。野菜も食べるのだぞというセンシの声が聞こえるようだ。

ステーキカレーやかつカレーにしなかった理由のひとつは味噌汁です。定食では味噌汁、カレーではスープらしいので。

具はナメコと、ちょっと煮込みが過ぎてクッタリした白菜。こんな綺麗なレストランで妙に家庭的な味噌汁が出てきて、ぼくは冷静さを失おうとしています。お寿司屋さんとかの完全無欠な味噌汁はもちろん大好きだけど、こういう素朴なのもしみじみうまい。

後半戦、よく焼け部分と玉ねぎをもろともに白メシとかきこめば、もはや心の中では焼肉そのものである。ふはは、見事に復讐成功!我れ世に勝てり。

最後に勝利のヨーグルト。おや、フルーツどっさりですごい食べ応えだ。ビタミンカロチンカリウムファイバーポリフェノールに乳酸菌、無敵だ。

いや〜良い店見つけちゃったな。距離的にもランチローテーションにギリギリ入りそうと思っていたら、2024年2月26日より区画整理のため長期休業ですって?なんということでしょう。とりあえず休業前にかつカレーでも食べておかねば。

ORTON(オルトン) 埼玉県羽生市桑崎35-1

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