
多くのグンマ人は、血液の他に登利平さんの鳥めしのタレが体内を巡っています。
摂取をサボっていたりすると‥ああホラ、なんか手が震えてきたよ。タレを、タレをよこせ〜!

というわけで、買い物ついでに「登利平 大泉南店」でブツを仕入れていくとしましょう。
すいませ〜ん、鳥めしの松を‥
ちょっと待ってください。幻とも言われている弁当が1個だけあるじゃないか。コレください!

幻の弁当、それは上州麦豚 炙り焼き弁当!
この日は鳥めしの松と竹がそれぞれ20個くらい、ちょっとレアなソースかつ重が4個積まれていましたが、炙り焼き弁当はラスト1個!
本当にあればラッキーの激レア弁当。何年ぶりに買ったのかも思い出せないから初見みたいなもんだ。

すっとんで帰り、掛け紙をむしり取るようにしてオープン!
おお、登利平さんの弁当らしく、まっ茶色‥ではない、鳥めしにはない鮮紅は紅生姜ですか。

紅生姜の彩り以外はいつものスタイル。一面に広がる茶色は、さながら砂丘ならぬ肉丘のよう。
見た目は確かに豚肉ですが、漂ってくる香りはアレだ、まさしく鳥めしのタレそのもの!豚肉を焼いて魔性のタレを絡めてしまったわけですね。

失礼してお肉をめくってみれば、ピカピカご飯にまでタレが染みている!そしてチラリと海苔が‥本当に鳥めしと同じ仕様じゃないか。うまい確定ランプがペカっと輝く。

肉の下にあるご飯をタテに全部持っていくのが登利平さんのお作法。大口を開けて食べればやっぱりあの味!うま〜い!
早い話が焼き鳥のタレなんだけど、思わず「まろやか〜」と腰を回してしまう深みのある味‥そういえば「まろやか〜」な焼きそばもグンマ産だったな。

お新香も鳥めしと同じ、しんしん謹製の葉唐きゅうりとつぼ漬け。旧式グンマ人の給食カレーには「しんしん」と書かれた福神漬けがついてきたものです。

あっ、小梅があるべき場所に糸こんがあるぞ!ほんのりすき焼き気分じゃないか。こんにゃくはグンマ名産ということで、どこまでもご当地弁当なのであります。

鳥めしにはない紅生姜と一緒に食べてみれば、まろやか〜の後に爽やかな刺激が。ああ、これは抜群じゃありませんか。豚の脂にピッタリ‥そりゃそうだ、生姜焼きのコンビだもんな。
ただ鳥めしは冷めてもうまい、むしろ冷めてからが本番みたいなところがあるけど、この麦豚弁当は温かいうちの方が美味しいだろうね。だからあまり多くは作らないのかもしれない。
というわけで、鳥めしに劣らない依存性がある弁当でしたが‥問題はアレだ、やっぱり存在がレアすぎる。グンマにフラ〜っと来て、登利平さんにフラ〜っと入って、奇跡的に置いてあったら‥いやそんなことないと思うけど、もしあったら迷わずゲットをオススメします。
登利平 大泉南店 群馬県邑楽郡大泉町朝日5-27-21