京都フライ割烹・みくり桑、7月の「お食事会」 みくり桑(中京区・烏丸駅)

京都で二回会食の予定ができたのはいいですが、金曜と日曜と飛び飛びだ。いったん帰るのもバカみたいなので三泊しちゃおう。

そうなると土曜のソロ晩飯や滞在中の朝昼のことも考えて‥はい、京都三泊四日・メシだけツアーの予定ができました。

京都に着いてビックリ、祇園祭の鉾建ての日だったじゃないか。宿泊先は長刀鉾の文字通り目の前なので、ホテルに入るのすら一苦労でした。

さて、なんとかチェックインしてゴロゴロして、夕食のお時間となりました。四条と烏丸御池のちょうど間あたり、西洞院通の路地奥にあります「みくり 桑」さんです。

「京都フライ割烹」として、フライと創作和食のコースを楽しむことができるお店ですが、今回は月に一度の「お食事会」です。和やフライだけに縛られない、シェフおまかせのお楽しみコースになります。今回は飲み物ほぼ飲み放題と税込みで22,000円だったかな?

祇園祭の京都はバカ暑い。まずはロック用の日本酒アイスブレイカーを‥氷も入れずにすぐ飲み干してしまった。暑いんだもんな。

お次は地元京都の白杉酒造さん謹製・ムルシエラゴ。原材料は米・麹なれど、醸す酵母はワイン酵母という、日本酒とワイン両方の特徴を持つお酒。コウモリとはうまいこと名前をつけましたね。

海苔そうめんとウニでスタートです。自家製の海苔佃煮と海藻を食べるウニなんて相性バッチリ疑いナシ。

トゥルルっと涼しくすすれば、やっぱりンマーイ!

続いて小鮎の唐揚げ2色のソース。緑は万願寺とうがらしで赤はパプリカだそうです。

あっ、緑の方はカレーの香りもする!香り高くほろ苦い子鮎とカレーはありそうでなかったけど大アリの組み合わせだ!うま〜い!

もちろん赤いソースもおいしく、どっちかの鮎がカスなんてことはございませんよ。

山口の東洋の女神 純米大吟醸。精米歩合30という、山口らしい(?)超高精白。口当たりの柔らかさと香りの華やかさがエラいことになっております。

お造りはアコウ。冬のフグに夏のアコウとされるほどの高級魚でしたっけ。

しっかり旨味が引き出された白身の極致。皮の湯引きにおろしたてのワサビなんて、お酒がいくらあっても足りませんがな。

足りなければ頼めばいいのだ。広島の雨後の月 純米大吟醸をいただきましょう。

えっ、お造りがもう一皿あるの?しかも関アジと舞鶴アジのユッケとかものすごいことを言っていますが。

ユッケのしっかりした味付けと旬真っ盛りの青魚パワー!うまいものとうまいものの融合は二倍どころか二乗、いやもしかしたらウォーズマン算クラスの倍率だ!

自家製飛竜頭椀

店主さん「オーヤマさんがいらっしゃるということで、あの鴨も入っています」

うわ〜、もしかして京都の七谷鴨ですか!素晴らしい出汁にまろやか〜な飛竜頭に旨味の爆弾・七谷鴨!なんて罪作りな一杯でしょう。

次は春巻き。もちろん中はスペシャル、なんとスッポンとフカヒレの春巻きです。

皮をパリリと噛みやぶると、小籠包のように元気よく飛び出すスッポンスープ!熱い、もう一口!あっ、スッポン色に染まったフルフルのフカヒレが‥

スッポンに付き物のショウガは土佐酢に漬けた物‥だったかな?ひと手間ふた手間が見事に効いています。

スッポン春巻きいいな、レギュラーメニューに入れてほしいくらいうまいな。そういえば京都の隠れ名物に黄色い春巻きがあるそうだけど、どこで食べることができるんだろ。

とうもろこしアイスと蟹コンソメジュレ。OOPS、油断していた。夏もカニさんが出るんだね。ま、ちょっとくらいなら問題ないのは確認済みだし、カニ部分を半分くらい残せばいいや。

‥食べてみると、主役はカニでなくとうもろこしだな。なんだこの豊かな甘味は。なるほどアイス風に食べるが吉なわけだ。

この辺でフライの波動を感じたので白ワインにしよう。写真撮り忘れましたが、マキコレワインのおすすめが出てきます。

フライ割烹の真骨頂、本日は‥鮑とアスパラフライ エスカルゴバター

生だと弾ける食感のアワビがフライで適度に火が通り、むっちり感が大アップ!そこで貝みたいなモノにピッタリなエスカルゴバターの香りが流れてきて‥正直、エスカルゴよりうまい。

アスパラもご立派な太さで、フライにより見事なまでに甘味が活性化。白ワインがスルスル入っちゃうね。

本日の同行者はゲームメーカーroom6の社長さん。シックス繋がりで新政No.6を出してもらいました。あまり飲まない方なので、持て余したら言ってください。いくらでも手伝いますよ。

メインの黒毛和牛はシンプルに柚子胡椒で。焼き加減も量もバッチリすぎて嬉しくなっちゃう。良い和牛は本当にひと口目、ファーストコンタクトが一番幸せだからね。

シメの食事は自家製柚子胡椒のチャーハンです。ピリリとした刺激が満腹の胃を覚醒させる。さらにお土産に自家製ちりめん山椒までいただいて、7月のお食事会は終了となりました。

ちょっと間があいてしまったけど、やっぱりみくり桑さんの料理は素晴らしいなあ。ただの和食ではなく、妙に凝りすぎのイノベーティブでもなく、良い素材をダイレクトに楽しませてくれます。

しかも夜コースは半ば飲み放題みたいな感じなんだもんな‥もっと来た〜い!でも落ち着け。自分でも忘れているけど、ぼくはグンマ在住なんだぞ。

みくり桑 京都府京都市中京区西洞院通六角下ル池須町419-6