早月あゆを買ってからの、キリリと冷えた地粉そば!那珂川が本気を出す季節到来です そば処 一徳(那須郡那珂川町)

さて五月だ。鮎だ!

え、鮎の解禁は六月と決まっている?オーヤマさんの鮎はカスや?そんな京都の億万長者みたいな意地悪を言わんでくださいな。

那珂川町の「林屋川魚店」さんには、今の時期だけ販売してくれる「早月あゆ」があるんですから。養殖だからこその、30gくらいという若鮎にも程がある小さな鮎。毎年これが楽しみなんです。

もちろん看板商品であるウナギ忘れずに。

夕食の買い出しを済ませたら、林屋さんから車で10分くらいにあります「そば処 一徳」さんでお昼を食べて帰るのがお決まりルート。人気店なので11時の開店直後を狙うのがコツです。

あれれ、メニューを開いたらいきなり丼・定食物が出たぞ。こんな順番だった?

何か変わったのかな〜と見てみれば、どうやら値上げがあったみたいですね。

ご飯ものは100〜200、そばうどんは50〜100円程度上がっているようだ。元々お値段の割にボリュームがすごかったから、仕方ないというか当然というか。

先客の方はしょうが焼きと鳥からの定食といった、麺類レスの注文をしている。そうなんだよな、いつ来てもご飯物を頼む人が多いんだよな‥

でもぼくはこちらの「そば」が大好きなんです。思い切りすすりたいから大盛り行っちゃうか。おろしそばの大盛りを願いま〜す。

ご当地小砂焼の器も見事、なんとも華やかなそばが出ましたよ。

おろしそばを頼んだつもりでしたが、カマボコにきゅうりやトマトまで。なんだか冷やし中華な気分。

いつもは汁をかけてぶっかけにしてしまうけど、今日はそば猪口に汁を入れる、正統ざるそばスタイルでいきましょう。

むざと箸を突き入れ、やっとしゃくいあげる。なんとつややかでなめらかな。思わず汁につけるのも忘れてズズっとすすっちゃう。

ひゃ〜、ちべたくてうま〜い!冷たくてなめらかで気持ちよくて、後からほんのり甘味と香りを感じる。馬頭産そばをその日使う分だけ挽き、那珂川の清水で洗われる、まさしくご当地そば!

これでもかと盛ってある大根おろしをたっぷり絡めて。汁は江戸そばに比べて甘口で軽いので、ドボンと3分の2以上浸しちゃうくらいがちょうどいいかも。

普通盛りでも結構な量だけに、大盛りとなるとすごい量だな。おかげですすってもすすっても、たぐってもたぐってもそばがある。汁も徳利なみなみ一杯の大盛り。補給の心配は無用です。

「エビと芋の天ぷらも食べなきゃダメなんだよ」

そば屋さんで必ず天せいろを頼んで、必ずエビを残すのは母じゃないですか。エビ天ってプロレスで言えば馬場猪木的な主役じゃないの?

デカいエビだったけどなんとか完食。だってうまいんだもの。

こちらのそば湯は茹で湯そのものなので、開店早々はほとんど透明なお湯です。後からそば粉を足したドロドロそば湯より、こっちの方がさっぱりして好き。

大変おいしゅうございました。キリッと冷えた滑らかなそば、いつ食べてもいいですね!

‥ここ数年で一番リピートしているそば屋さんが自宅から100キロ以上離れているというのは‥まあいいか、うまければ。

なんせこんな鮎も買えちゃうんだから、そりゃ通いますよね。

串から外して頭からガフっと。骨なんか全く気になりません。ワタのほろ苦さと鄙びたコケの香りがお酒を呼んで仕方ない‥いや、なんで養殖でこんなコケコケしい香りがするのよ。どんな餌で育てているのよ。林屋さんの川魚はうますぎ注意です。

これから鮎の本番である夏です。たまに天然鮎なんかも売っているのでこまめに来ないといけませんね。そして帰りには夏でもうまい一徳さんのそば。完璧だ。

そば処 一徳 栃木県那須郡那珂川町松野1001-1

林屋川魚店 栃木県那須郡那珂川町小川171-8