
京都メシだけ三泊四日、三日目のランチです。
せっかく京都に来たから、藤井大丸の地下でドライブイン鳥のたれを買って、祇園のWINSへ‥そのコースの途中にありますのが、

本日のランチスポットである「銀之塔 京都店」さんです。看板の鳥はたぶん鴨。なぜなら銀之塔、つまりトゥールダルジャンだから。
でも鴨料理ではなく、シチュー専門店なのです。銀座本店の創業者がトゥールダルジャンで学んだ味なのだとか。
唯一の暖簾分け店がなぜ祇園にあるのかわかりませんが、あえて共通点を挙げれば‥どちらもWINSのすぐ近く。

一見さんでは躊躇してしまいそうな路地を進み、どん詰まりの2階にお店はあります。

Welcome to ginnotou!
ドアを開ければ一番乗り。カウンター数席と6人がけテーブル一卓だけの落ち着いた空間です。
予約しておいたからか、テーブルにパーテーションを置いて、一人には広すぎるほどのスペースを確保しておいてくれました。

シチュー専門店を謳うだけに、シチュー定食がメインです。シチューはビーフ・ミックス・野菜・タンと四種あります。
いちおうローストビーフ定食もあるみたい。

今回は席だけでなくメニューも予約しておきました。シチュー定食とコキールのセット。せっかくだからシチューをタンに変更してもらいましょう。プラス1,000円だから5,500円のゴージャスランチだ。

コキールは単品の設定がない。でもグラタン好きとしては食べてみたい。そんなわけでセットでお願いしました。
いけない、グラスワインの文字が目に入ってしまった。あ、赤を一杯だけ‥

前回は緑茶と赤ワイン、今回は冷茶と赤ワインという不思議空間。タンニン控えめのワインが合うシチューなんですよ。

タンシチュー定食が登場!パンorライスではない、ご飯のみなのだ。

土鍋でグラグラ煮えたつ超ストロングスタイル。暑い時には熱いものと谷村部長が言っていました。あの人の麻雀セミプロって設定はどこ行ったんだ‥ただの優しい映画オタクだろ。

慎重に一口すすると‥濃厚は濃厚なのですが、デミグラ的ビーフシチューとはちょっと(かなり)違う、味噌なんか使っていないと思うのに八丁味噌のように濃厚な‥
でも後味はサラッとしていて、やっぱりシチューと味噌汁のハーフのような‥とにかく非常に「和」を感じるシチュー。少なくとも他では出会えない味です。

そんなわけで白メシと香の物がベストマッチなんですよ。パンはなし、ご飯だけなのはそういうことだ。

そしてタンシチューにしたのはこのためだ!タンど〜ん!
分厚く切られたタン元の良いところが4枚、5枚と!
丁寧に処理されたタンはホロホロとメシと絡み、絶対にご飯足りない問題。2枚くらいはワインでやっつけないと。

熱々シチューとホカホカご飯でオーバーヒート間違いなし。サラダで舌を冷やしながらいただくのだ。

美しいシャトー切りの野菜は伝統洋食ならでは。シチューが染みたイモも立派なメシどろぼう。

そしてお待ちかねのコキールだ!こちらも焼きたて熱々なので注意、注意〜。

びよ〜んとのびるチーズ層。下のグラタン部分は甘さを感じるほどに濃厚で、極めてミルキー。エバミルクなのかというほどミルク味だ!うま〜い!こっちは白ワインが欲し〜い!グラタン好きは必食、素晴らしいコキールじゃありませんか。
昼間の祇園とは思えぬ閑静な空間でいただく、和のシチューと濃厚コキール。なんと贅沢な体験でしょう。
京都に二泊以上する時には必ずランチの予定に入れたい。できれば土日に‥そう、WINSにも行けるからね。
銀之塔 京都店 京都府京都市東山区大和町1-6-6 ラテンビルⅡ 202