沖縄出身名古屋在住のYさん、元住吉在住酒好き開発者のKさんとめぐる名古屋、続きです。
無事チェックインも済ませたので駅に行きましょう。最寄の「ささしまライブ駅」でYさんと待ち合わせです。
そして「名古屋競馬場前駅」からバスで「惟信町」へ・・バスまでYさんが調べておいてくれたので楽チンですね。
Yさん「名駅近くにもうまそうな店はいっぱいあるはずですけど、なぜこんなに遠い店を選んだのですか?」
まあまあ、着けばわかります。あ、あれかな?
はい着きました。「創作ダイニングえんま」さんです。
ふはっ、氷点下ハイボールが一杯100円!なんだ、コレばっかり飲んでいれば安くあがるじゃないですか。いいタイミングに来た。ところでKさんがバカみたいに飲むのは知っていますが、Yさんはイケる口ですか?
Yさん「いやー、へへへ」(ニヤリ)
これは危険な雰囲気・・やはりハイボールメインでいきましょう(Yさんの分は出すと言ってしまった)。
店員さん「いらっしゃいませ!お席はこちらです。お飲み物がお決まりにな・・」
氷点下ハイボール!
K・Yさん「生!」
座る前から飲み物を注文するのはやめましょう(←最初にした奴)
はーい、かんぱーい!
うわーぢべたい!これが氷点下!香りはほとんどなくなるのでラフロイグとかでやったら殺されそうですが、夏にはビール顔負けの爽快さでいい感じですね。
では料理を頼みましょう。とりあえず珍味!名古屋でこの手のメニューを出す店を探したらここに当たったわけです。
Kさん「この人と飲むと焼き鳥かコレ系になってしまう気が」
Yさん「馬さおって・・あの竿ですか」
あの竿なので是非とも食べたかったのですが、予約のついでに聞いてみたところ、今ちょっと在庫がないそうです。なのでありそうなヤツをみつくろって注文してみましょう
店員さん「珍味系はちょっとお時間かかりますがよろしいですか?」
よろしいですけどそれでは
ノーマルメニューも頼んでおきましょう。えーと、ぱりぱり皮串と・・
Kさん「やっぱり焼き鳥だ!」
Kさん「厚切り自家製ベーコンって食べてみたいですね」
いいですね。Yさんは何かあります?
Yさん「氷点下ハイボールおいしいですか?じゃあ自分もそれで」
あ、もうビール飲んじゃったのね。じゃあハイボール3つ。あとはテキトーに頼みましょう。
まずはぱりぱり皮串。やはり鳥皮は裏切りません。
Yさん「ぱりぱりって言うだけあって普通よりパリパリ、カリカリに焼いてありますね」
ツマミっぽさがアップして面白いですね。
地鶏の叩きが出てきました。まあ、私の好きな甘い醤油とニンニクの組み合わせじゃないですか。
Kさん「甘い醤油と鶏肉は相性がいいですね。元養鶏場に勤めていた僕に言わせてもバッチリ」
いや、たしかお勤めはタマゴ農場でしたよね?
なんだか鶏肉しか頼んでいないじゃないかと言われそうですが、せっかくの名古屋なので手羽先も頼んでみました。
Yさん「こっちに来たばかりの頃、手羽先の食べ方が下手くそすぎると名古屋人に言われたんですよ。こっちの人は本当にエレガントに食べるんですよね」
確かになかなか綺麗に食べるのが難しい部位です。
Yさん「が、自分も修行を積みまして、二種類ある食べ方の一つはモノにしたのです」
おお、ご披露していただきましょう!
Yさん「まず関節の部分をバキっと開いて・・・ぅあっちいぃ!!」ガシャーン!
いや、そりゃ揚げたてですから熱いでしょ!結局名古屋風の食べ方はわかりませんでしたが、いかにも名古屋っぽい(と思う)濃厚甘辛な味でウマかったです。いいなあ、手羽先。
厚切り自家製ベーコンですね。うむ、これまたウマそうです。
Kさん「あんまりスモークしてないのかな、非常に豚バラの肉々しさがあっていけます。冷たいハイボールがアブラを流して永遠に飲める系ですね」
そういえばさっきから何杯飲んでいるんだ、三人とも。ちょっと気分を変えて
日本酒にいきましょう。銘柄は・・忘れた!なにかの純米。やはりコレが一番しっくり来ますね!
あ、珍味系来た!これはおっぱいねぎまみれですね。素敵な名前ですが、店員さん、これはなんのおっぱ・・えーと、乳房ですか?
店員さん「えー・・・ト、トリ・・かな?そう、トリです」
トリの乳?
Kさん「トリはタマゴ産むのにおっぱ・・乳房があるの?元養鶏場の僕は見たことない」
店員さん「いや、胸肉のもっと上にこうドーンとあるんですよ、はい!」
本当かなあ・・食べてみると非常に甘い脂身のカタマリですね。あら、これはおいしい。牛の乳房は食べたことあるけど、コレは豚かなあ・・よくわからんけどウマい!
こんどは極馬タンの叩き!おおー、馬のタンという時点で珍しいのに、ほぼ生じゃないですか!これはいい!
Kさん「先日京都で馬肉デビューしたばかりなのに、二回目で生のタンとか・・段階とかそういったものは踏ませない気ですか?」
Yさん「いっそタマとかサオがあればいきなり馬肉道卒業でしたね!あ、お兄さん、泡盛あります?ないの?じゃあ富乃宝山ロックで」
なんかエンジンがかかってきた人がいますね。うわー、タンは歯ごたえを通り越して噛むのが大変レベル!でもゴリゴリと噛むと旨みが結構ありますね。
店員さん「クロコダイル串お待たせしましたー」
本当はワニの前足丸揚げを頼みたかったのですが、今日はお店が混んでいて難しいということなのでこちらで。半透明なところはスジかな?美しくてウマそうです。
Yさん「ワニははじめてですよー。沖縄にはいなかったですから。うん、思ったより柔らかいしゼラチンみたいな部分があっていけますね」
爬虫類って非常にウマいですよね。なぜもっとメジャー食材にならないのでしょう。肥育率とかが悪いのかな?
しかしさっきから肉しか食べていないじゃないですか!もはやベジファーストでもなんでもないですが、野菜ものを頼みましょう!
Kさん「これは・・枝豆?僕の知っている枝豆とは違うようですが」
ハイボールも枝豆も究極に冷えている店ですね。あ、でもこの食べ方ウマい。他の店もマネするべきかもしれません。
Yさん「枝豆と芋焼酎って合うの知ってましたー?あ、お姉さん、霧島ください。白か黒かって?ストリップじゃあるまいし、そんなもんどっちでもいいんだよ!」
白黒ショーの話でしょうか?なんにしても本格的にガソリンが入ってきたようです。
そしてサラダですよ。これはチョレギサラダ風。塩ダレといった感じのオリジナルドレッシングが結構ツマミになる味です。
Kさん「・・・Yさんを見てると僕も赤兎馬を飲みたくなる・・」
私もそっちに行きたくなりますが、我々はハイボールでいきましょう。安いから。
店員さん「大変お待たせいたしました。カエルの姿揚げです」
あ、今日のメインが来ました。おおー、フォトジェニック!
Kさん「結構マッチョですね!カエルさん」
Yさん「自分、ピチピチな太ももにかぶりつかせていただきます!」
あ、ちょっと記念撮影するから待って!カシャカシャ。はいどーぞ。
Yさん「あ、ンマーイ!これ!脂身がないトリのから揚げですね!」
いきなり結論にいたりましたが、そうですね。地鶏のようなマッチョな歯ごたえでおいしい。
Kさん「これはおいしいですよ。見た目もインパクトがあるし気に入りました。カエルがウマいのか、この店のから揚げの味がいいのか・・」
まあ両方なんでしょう。
Yさん「でも一つ気に入らない・・」
おや、どうしました?
Yさん「まだ飲み足りない!お姉さん、宝山ロック!にゃんにゃん!!」
うわー、完全に火がついた!あ、もうこんな時間?終電出ちゃったじゃないか!お姉さん、お会計とタクシー!
お会計17000円?三人でこんなに飲んで?ハイボール100円ってありがたい!!
Yさん「まだ酔ってないぞー!!萌え萌え・・なんでしたっけ?ワハハー」
さて、タクシーはホテルまでで、Yさんは「酔ってないから大丈夫っすー」と言いながら歩いて帰ったようですが、大丈夫だったのかしら・・「酔ってない」って言う人は酔っ払いですよね。
ああ、大丈夫そうですね。2時間以上歩いたのか・・・そして飲んだのか・・やはりアレな人だったのですね。Yさん、次回は秋葉原のメイドカフェでお会いしましょう。
創作ダイニング えんま 愛知県名古屋市港区甚兵衛通1丁目17-1
「Yさんは手の皮が薄い」でファイナルアンサー!
思慮が浅いとは本人に言えないのでそれでお願いします
ちーさん
・・・正解!!
次の名古屋では華麗な手羽先の食べっぷりを期待しております
お任せあれ!
軽くオーヤマ氏にディスられてると思うんだけど正解ならよかった!