クルーズからのどうぶつ王国と、久しぶりに神戸観光を満喫しました。シメはやはり
板宿の名店「鮓 ちかもち」さんで一杯やらなければウソでしょう。Googleマップによると、今回で10回目らしいです。
店内はカウンター9席のみ、夜メニューはおまかせコース6,600円と11,000円になります。いつものように11,000の20品コースでお願いしました。
おしぼりをいただきながらドリンクメニューを開きましょう。おお、奥播磨のひやおろしが出たか。秋ですねえ〜。
女将さん「まだメニューに載せてないんですけど、紀土のひやおろしもありますよ」
なんですって。じゃあそれでお願いします。
アナゴの湯引きからスタート。うまいアナゴにおろしポン酢の塩梅もよろしくて、いきなり片口がカラになる勢いです。
サワラの造りにはネギと生姜のおろしなんて乗っちゃって。生のサワラ大好きなんですよね。こんなウマいものを3切れとは殺生な。
明石のアジはシャリレスの海苔巻きで登場!こりゃたまらん、ただでさえ酒に合うアジがさらにパワーアップ!こんなウマいものを2個とは(ry
茶碗蒸しの上には何が?なんと蓮根のすりながしですって。シャキシャキとトロトロのダブル蓮根!ふは〜。
マナガツオの味噌漬け。ランチでは困るけど夜は嬉しいお寿司屋さんの焼き物。だってお酒が進むこと間違いなしだもの。
ガラスの器の中身はなんだろ?パカ。
蒸しアワビだ!しかも肝ソースだ〜!アワビ大好きだよアワビ。肝はさらに大好きなんですよもう。こんなウマ(ry
鮎の甘露煮ペーストは握りの合間に舐める貴重なツマミ。鮎といえば海なし県民の大好物でして、ひと夏で百匹以上食べたこともありました。
ガリが置かれて握りのスタートです。まずは明石の顔であるタイ!今さらですが、こちらのお寿司はそれぞれのネタに合わせた味をつけて出してくれます。醤油いらないの。ミスター味っ子もソレで勝ったのよね。
シマアジと煮切りの旨味に柚子が香って、パアァァンと柏手不可避のうまさ。
たるではない、ウニ!エッジの立った酢飯とトロトロのウニの組み合わせ!
夏の貝というイシカゲ貝。超高級なネタじゃないですか〜。貝類でたまに感じるエグみやクセは全くなく、むっちりあま〜い。うま〜い。
キンメダイだ〜!炙ってウマいネタの東洋チャンピオンだ〜!
炙った寿司はまことにウマいと感涙していたら、タチウオまで炙りで来ちゃったじゃないの。ぷっくりふんわり、勝手にニコニコしてしまう。
のぺっとしたイカと一緒にワキを固めがちな茹でエビも、クルマエビを確かなウデマエで茹でれば立派なメインイベンターに昇華します。UWFを経た藤原組長のようじゃありませんか。
こちらは天性のメインイベンター、寿司界におけるアントニオ猪木、ホンマグロ!もはや魔性ともいえる魅力ダーッ!
明石の幸といえばの煮ダコですね。トロのあとに旨味たっぷりのツメを塗った握りとは、将太も真っ青の見事な流れだなあ。
イワシだ〜!サンマさんがダイエットに成功しちゃった昨今、頼りになるのは君だ!どうですこの分厚い脂肪の層は。うめえ!全部ウマいけど今日のMVPを選べと言われたら君だ!
と言ったそばからノドグロなんてMVP争いはやめてください困ります。こんなのを炙られた日には、ほっぺたがいくつあっても足りません。
ウナギ白焼きは直接手渡しで。アチチ。ウナギと海苔のダブル香ばしさがたまりません・
赤だしが出たところで締めモード、芋のロックに切り替えましょう。
最後はふっくらの身においしさ満載のツメがたまらない蒸しアナゴ。甘味がデザート代わりかもということでビシッと締まりました。
ところですぐ近くに新しいビストロができたそうで、非常に気になっているのですが・・
おかみさん「すごく美味しいですよ〜。ワインが進んで大変。3回行っちゃいました」
なんとなんと。よし、予約しよう。
おかみさん「今度京都に行くんですけどオススメのお店あります?」
京都ですか、それならこちらなど・・などと、とうとう神戸のお店の方と情報交換するようになってしまったのでした。どんなグンマ人だ。
鮓 ちかもち 兵庫県神戸市須磨区平田町1-1-20 谷崎ビル 1F