長岡生姜醤油ラーメンのお店だけど絶品の背油ブラックもあるよ!250円のニンニク炒飯もあまりに罪深いうまさだよ! らぁめん しょうがの海(長岡市小曽根町)

昨夜は新潟初上陸の友人に「これでもか‥」と現地の食材とお酒を楽しんでいただきました。そのてのひら店主さんオススメの長岡ラーメンを食べてから宇都宮に戻るとしましょうか。

京都の友人「長岡ラーメンって?」

新潟は結構なラーメン大国で、燕の背脂とかヒカキン大好きニンニク味噌とかありましてね。ここ長岡は生姜を効かせた醤油ラーメンが名物となっております。雪国らしく、いかにも身体が温まりそうなモノが揃っているようです。

生姜醤油ラーメンの発祥とされる青いお店は数店舗ありまして、いずれも大人気。今回行くお店は比較的新しいのですが、こちらも早々に行列店となっています。GWだからさらに倍と思われるので早めに向かいますよ。

やって来たのは長岡商業高校の斜向かいにあります「らぁめん しょうがの海」さん。生姜醤油ラーメンの看板は青が決まりなんですかね。熱々なはずなのに涼しげじゃないか。

11時開店ところを10時15分に来てみれば、広めの駐車場にはまだ2台くらい。並びの先客は4人というところ。してやったり、第一陣での突入に成功です。

さ〜て、のんびり待ちますか。幸い3人だから退屈することもないでしょう。

しかし5月初旬とは思えぬ突き刺さる陽射しですね。日傘持ってきた友人たちはさすがだ。

待っている間にお店の方が冷たいお茶を配ってくれました。冬に来た時は温かいお茶が出たし、人気の秘密はこういうとこだぞ。

11時より10分近く早く開店。前の組が食券を買ったのを確認したら入店しましょう。

食券を買い終えてから撮ったので見づらいですが、券売機がこちら。ラーメンはしょうが醤油らぁめん背油ブラックらぁめんの二種のみ。

半炒飯がなんと150円、ライス小なんて30円ですよ。これは餃子よりご飯を呼ぶラーメンということなのでしょう。特に背油ブラックはラーメンライスとして食べるのが前提なんだろうね。

前回しょうが醤油だったので今回は背油ブラックを‥チャーシューがおいしかったのでチャーシューめんにしてしまおう。おっと、ネギトッピングは忘れずに。あとニンニク炒飯がデラうまかったのに250円という価格破壊だからね、ライスではなくそっちにしちゃおう。しめて1,570円ナリ。

食券を店員さんに渡し、でっかいコップにお冷やを注いでから席に案内していただきます。

カウンター・お座敷・テーブル席とあり、3人や4人の場合はしっかり1テーブルを確保してくれます。2人の場合は相席になるけど、テーブルそのものが大きいのでほとんど気になりません。

肉は新潟産の越後もち豚を一頭買い。麺は新潟のゆきちから。タレは新潟産の原材料のみで作った醤油「郷土の実り」を使用など、徹頭徹尾とにかく新潟。

「郷土の実り」は長岡駅で売っていたので買いました。刺身の美味しさが2割くらいアップします。オススメ。

ロゴの生姜と波っぽいの、マウスでグリグリっと描いたのかな?かわええ。

見事なオペレーションであっという間に登場しました、背油ブラックチャーシューめんネギトッピングとニンニク炒飯!なんというわんぱくビジュアル!やりすぎか?やりすぎたのか?

大迫力的3Dの飛び出すチャーシューめんは麺の存在が感知できない勢い。

チャーシューの合い間から湧き出る黒いスープをすくってひと口‥おお〜、見た目の通り醤油がつよつよ。効くね〜。

しょうが醤油ではビンビン来た生姜ですが、こちらは全く感じない。トリや豚のダシにキリッと際立つ醤油の旨味。そこに甘味すら感じる背油のコクが加わって‥なるほど、コレはご飯が恋しくなりそう。

見るからにスープを拾ってくれる自家製の麺。醤油スープに染まってもなお香る小麦は新潟産ゆきちからでしたか。

豚一頭買いというチャーシューの部位は日替わり‥もしかしたら時間やロットでも替わるのかもしれん。大ぶりで薄切りの肉が丼一面を覆い尽くし、チャーシューめんの名に偽りなし。

黒胡椒が降りかかったピースでなんとなくパストラミな気分が楽しめたり、しっかり味がついたロースがあったり‥うむ、これは確かにブラックなスープをたっぷり浸して白メシの肉巻きを楽しんでみたい。

だがしかし、しょうがの海さんに来たらこのニンニク炒飯を食べないワケにはいかないのだ。前回一緒に食べた友人も人生一のラーメン炒飯セットかもしれんと言っていた逸品です。

数人前をいっぺんに作るタイプと思うのですが、米の粒全てに油と味が回ったサラリとしっとりの両立炒飯。

ふわりと香るニンニクがなんとも心地よく、スープの旨味が効きつつも塩気はそれほどでもない。ラーメンライス的楽しみ方もできる素敵な子です。

ネギトッピングはあまりにも正解であった。ブラックスープが染みたネギと海苔をオカズに食べる炒飯のうめえこと。あ、ほうれん草もいい仕事するなあ。背油ブラックの時はこちらマシもアリな気がする。

黒く染まった醤油スープは後半まで背油たっぷり。塩分と脂質のジャンクで危険な組み合わせは‥あまり飲んではイカンと思いつつ、そのレンゲは止まることを知らなかった。

ジュっとすすってホイっと炒飯を食べて、またジュっと‥残った麺を探ってツルリとすすり、またレンゲでスープをジュっと‥あ〜あ、全部飲んじゃったよ。仕上げで一気に飲み干すお冷やが最高にうまい。水まで含めてのラーメンだな。

いや〜満足、大満足だ!チャーシューのボリュームが圧倒的でちょっと満腹を超えたけど、うまいから食べちゃった!次はしょうが醤油に戻って、やはりニンニク炒飯をつけて‥困ったな、新潟ラーメンの探検がこの店でピタリと止まってしまうじゃないか。

さて、駆け足ですが新潟の食を楽しみましたね。あとは道の駅やサービスエリアでお土産を買って、宇都宮に戻るといたしましょう。

以上、コシヒカリ・即身仏・新潟の酒と肴・生姜醤油ラーメンの新潟ツアーでした。

らぁめん しょうがの海 新潟県長岡市小曽根町135

前回のしょうが醤油らぁめん

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