フォアグラ鍋へ移行のため今年ラストフォアグラ親子丼…予約が取れない焼鳥屋さんに招いていただいてありがたやの記 鳥長(練馬区・練馬駅)

緊急事態宣言終了まであと少しだけどまだ飲めない、9月末の話です。

フォアグラ親子丼とフォアグラ鍋の切り替え時期になるからどう?という、ありがたさこの上なきお誘いをいただきまして、練馬に行くこととなりました。

予約が取りにくいというか、ほぼ取れない焼鳥の名店「鳥長」さん。時短営業のため6時に集合。相変わらず植木で看板を隠しています。予約のない人を断るのが面倒なのでしょう。

時短営業かつアルコールの提供もなし。うう、ここは新政シリーズが充実していて、しかも安いのに・・焼酎の前割りもあるのに・・

泣きながらノンアルレモンサワーでカンパイ。あ、でも甘くなくてメシ向きですね、よくできている。

レバーとハツ刺し・生つくね・ささみの漬けとナマモノたちが登場!生つくねを出すお店もポチポチ増えてきましたが、こちらのソレは食感がピカイチです。シルクのような滑らかさ。

レバーは純粋な旨味のカタマリだし最初からどうしよう。

最初から出てくる口直し用の漬物ですが、レバーのタレを大根でぬぐって食べるのがまたうまい。

串に刺さらぬもも肉のたたき。健康に育ちました〜!と訴えてくるような歯ごたえと香りの良さがたまらんです。そしてタレが・・うう、新政・・

胸肉は完璧な火入れでしっとりの極み。ディルの風味で焼き鳥屋さんに来たことを忘れそうになります。

レンコンのつくね詰めは旨味がぎっしりでレンコンスキー大歓喜。レンコンに詰めるのにカラシ以上のものがあるとは。

さらに串のつくねとたたみかけられて、序盤戦からもうフラフラです。

登場頻度低めというレアキャラ、ササミカツが出た!あまりのジューシーさに、トンカツの廉価版というイメージがガラリと変わること請け合い。うわ〜ん、コレで三岳の前割りを飲みたいよう。

ギンナンは皮ごといただきます。いつのまにやら秋なんだなあ。

さらにムチムチプリンなもも串が!え、メインがフォアグラ親子丼なんですよね?それまでに何品出るの?

これで焼き物はラストらしい手羽先。皮の香ばしさに骨まわりのウマさに、もうたまらない。串は全部塩なので、トリさんのウマさがダイレクトに伝わります。おマチばっちゃんは実在したということで。

そしていよいよ鍋が登場!フォアグラ鍋や親子丼は4名テーブル席のメニューなので、たまに人数合わせで呼んでいただけるわけです。

うわ〜、フォアグラをばっさばっさと鍋に入れて

じゅじゅー!服に染み込んでしまう勢いで広がるフォアグラの香り!ドバドバ出てくるアブラが最大の調味料となるわけですね。

なんか白い鍋も来た・・絵に描いたような銀シャリじゃないですか!あれ、でもまだ親子丼の上ができていないような。

なんとまあ、焼いたフォアグラを特製タレとご飯で食べろですって!こ、こんな幸せが許されるの?歯ごたえしっかり、エッジの立った銀シャリがたまりません。

うっとりしているうちに鍋に大量のキノコが投下されまして

トリがネギしょって入ったー!この後にタマゴも投下されまして

ふおおおお〜!極上親子丼のアタマが完成!これを各々が銀シャリと一緒に盛り付けるという、なんだその天国。

フォアグラの脂と香りをこれでもかと吸い込んだ鶏肉とキノコの卵とじ・・!それら全て受け止める粒が立った銀シャリ・・!世の中の親子丼にトドメをさそうかという最終形態!ああどうしよう、幸せこの上ない・・けど、満腹もこの上ない。そうだよ、酒がなければ超がつく少食なんだよぼくってやつは。

呼んでくださった方が満腹を通り越して食べて無事完食!

シメのアメーラトマトで胃袋を落ち着けましょう。いやはや、お酒ナシでも最高にウマかったな〜。

そしてお支払い、この品数と品質でなんと7,000円程度ですよ!安い、安すぎる!これじゃ予約なんて取れないわけだ。またお声がかかることを楽しみに待ちましょう。

鳥長 東京都練馬区豊玉北4-31-8

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