魅せられて、パンを求めて宇治に通う日々 たま木亭(宇治市・黄檗駅)

月例(?)寿司の会を行うため神戸へ・・向かうのですが、いったん京都で途中下車しましょう。

奈良線ホームにあるロッカーに荷物を放り込み、そのまま乗り換えて黄檗駅に向かいます。またなのか、またなのです。

京都の人のみならず、全国からパン好きが集う麦と酵母のパラダイス「たま木亭」さん!駅から店まで向かう途中にチラホラある駐車場を見るに、本日は空いていそうな予感。

果たして結果は・・なんと行列ナシ、ほぼ素通りのような感じで買い物に成功!土曜の午前なのにこんなことってあるんだなあ。少なくとも40分くらいかかると見ていたので、盛大に時間を持て余したぞ。

神戸の友人へのお土産、明日あさっての朝メシ、そしてもちろん今日の昼メシ分をゲットして、駅前の自販機でドトールのカフェオレを購入。そしてベンチに陣取りランチの開始だ。

まずは揚げたてほわほわカレーパン!270円だったはず。

ザクっと快い音と共にあふれ出すカレーの香り!

あら逆さまだったか。牛肉とワインの旨味たっぷりで高級感あるカレー、もっちりした生地、たまりませんって。やったあ!日本チャチャチャ!とか言いたくなりますって。

もういっちょ行く?押忍!お次はカスクルート(カマンベール)410円。カスクルートとはバゲットのサンドイッチを指すワケですが、

カマンベールの切り方のざっくりさたるや、これこそたま木亭パワー!ドカンとブツ切りの具に全く負けないパンの風味と歯ごたえ!

ハムも雑に折りたたんであって大変。見た目の2倍くらいお腹にたまります。3つくらいイケそうなサイズ感だけど2個で満ち足りてしまう、それがたま木パン!いや〜、良いランチでした。

翌日に飛びまして、帰りの新幹線での朝食です。新神戸から乗車するとワゴンサービスがなかなか来ないので、駅構内のセブンにある白バラコーヒーも忘れまいぞ。

たま木亭ラベルもまぶしいミックスサンドは320円。あえて普通のミックスサンドにしてみましたが、例に漏れずちっとも普通じゃない。

レタスとハムとキュウリがこれでもかと挟まれた上段!タマゴフィリングと呼ぶにはあまりにも大ざっぱに潰されたタマゴがたまらない下段!もちろん切口だけサギではなく、向こうの端までみっちみちです。

荒々しい気泡が示す通り、どんな酵母を使ったのかも分からない素晴らしい発酵、素晴らしい風味。どんだけ具を挟んだところで負けない、まさしく「食パン」のウマさはどうだ。タマゴサンドからの白バラコーヒーがたまらない。

これはウッフ280円。説明書きをロクに読まず見た目で取ったけど、どんなパンなのかな。

たま木亭さん的にはすごくフワフワ寄りの生地に、たっぷりタマゴサラダとベーコン、てっぺんにはトマト!タマゴが被ったのはゴローさん風だ。もっと言えばたま木亭さん、結構な頻度でベーコンが被る。もちろん美味いからヨシ!

これは惣菜パンの王様というか、色々な味とボリュームの玉手箱。どこをかじっても何かしらウマい物に当たって、そのどれもが食べ応えがあるという。高校に出入りしていたパン屋さんにこんなのがあったらなあ・・争奪戦だよね。

その翌朝からはコレだ、鈍器どころではなく刺突武器になりそうなバゲット!四種類くらいの小麦粉をブレンドしているらしく、とんでもなく風味豊かなんです。コレ1本340円は現代の奇跡としか。

薄切りバターを敷いて2分ほど軽くトースト、その上にスライスチーズ・ハムソーセージ・トマト・ピーマンをのせてもう一片で無理やり挟み、潰すようにしながらガブリ!バリっとした皮に口内を攻撃されますが怯んではいけない、さらにガブリ!むせかえるほどの小麦の香り!ピーマンの爽やかさ!トマトとチーズの旨味!ぐはふは、うんめえ〜!

朝に晩にとムシャムシャ食べて全く飽きない。あ、バゲット切れそう・・そうだ、宇治行こう。

たま木亭 京都府宇治市五ケ庄平野57-14

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