セメント中華ばかりの池袋西口で極上リブロースかつに出会った とんかつ あげいけ(豊島区・池袋駅西口)

都内で飲む時は、だいたい赤羽か池袋に泊まります。翌朝に湘南新宿ライン一本で帰れるから‥ちょっと(すごく)遅延が多いけどな。

ある飲み会に向けて予約サイトを開くと、池袋のホテルで12時アーリーチェックイン枠が空いている。

よし、11時半くらいに池袋駅近辺でお昼を食べてからチェックイン、飲みまでの数時間はベッドに転がってぽこあポケモンという、セレブでスローな生活をやってみよう。

近頃の池袋西口はセメント中華ばっかりですが、目をつけたのはカレーが名物のラーメン屋さんという謎めいたお店‥‥のはずでしたが、その隣にある綺麗なお店も気になって仕方ない。何かに呼ばれている気がする。

とんかつ あげいけ」さんですか。

お店の前に貼ってあるメニューを見ると、好物のリブロースがあるじゃないか。よし、カレーだった脳をとんかつに補正、入店だ!

入るといきなり券売機です。迷わずリブロースかつ定食をポチっとな。ご飯は小・並・中が同価格らしいけど、ボリューム感がわからんから並にしておこう。

カキフライ1個400円なんて魅惑的なボタンもあるわね‥でも夜は飲み会だし控えておくか。

中にもあった引き戸を開けて本当の入店。L字カウンターの隅っこに案内していただきました。すでに冷たいお茶が置いてある所を見ると、食券を買う時に人数を把握しているのかな。

店内は清潔そのもの。床やテーブルのベタつきはおろか、アブラの匂いすら一切無し。本当にとんかつ屋さんなのかしら?でもシューって音は聞こえるから、揚げているのは間違いない。

15分ほどでリブロースかつ定食の登場です。

美しいピンクですけど、豚でしょう?大丈夫?と思ったのですが、説明書きに「職人の経験による絶妙の火入れ」とあったので信じよう。

かかった時間から察するに低温調理に近いじっくり揚げということか。

「後は自分で焼け」系ハンバーグみたいな投げっぱなしとは違うのでしょう。

カタマリではなく、3ピースほど揚げたのを合わせて180gって感じですかね。左のヒレカツみたいなのは、特に脂が多い部分を別に揚げたそうです。

調味料は花藻塩・トキハソース・リケンのドレッシング。

最初は塩で‥と思ったけれど、トキハソースっておいそれとは買えない高級品ですよね。

最初から全体にかけてしまえ〜!キャベツもソースだ!だってホラ、リケンのドレッシングならいつでも買えますから。

極上パン粉を低温じっくり揚げしたことによる、軽くてサックリの衣!いやホント軽いな、ラードでなくコーン油というのもあるのかな。

そして衣からまろび出る、羽二重餅のような赤身の食感!

あ、やはりお肉は中までしっかり温かいね。熱が入ったレアだ。その証拠に、この脂の旨味甘味はどうだ。ナマならこんなにとろけるような味の広がりはありませんって。

赤味噌の香りがしっかり立った赤だし。とんかつ屋さんの味噌汁はうまいのだ。

脂多め部分の揚げ、トンデモなうまさだな〜!脂身そのものがメチャメチャうまい、つまり豚さんそのものが健康的でスーパーうまいということだ。

酸味がしっかりしたトキハソースがまたね、脂たっぷりの所を爽やかに食べさせてくれるのよ。この1ピースだけでメシが消し飛ぶ!んあ〜、ご飯中盛り以上が必須であったか。

とんかつでこれだけ衝撃を受けたのは久しぶりだ。世界のサイボクさん以来かもしれん。次回池袋ランチの際には、上ロースかつ定食にメンチ1個プラスなんてお大尽セットを食べてみようか‥

いや、そうなると隣のカレーはいつ食べるんだ。いっそ二身合体してカツカレーでも出してくれないかしら。

とんかつ あげいけ 東京都豊島区池袋2-3-5 1F