期間限定西インドモーニング!朝からバスマティライスとスパイスの沼にハマれるのは今だけ! 西インドスパイス ガヤバジ(台東区・田原町駅)

テイクアウトやランチ営業など、様々な工夫をされている飲食店。ありがたいことにモーニング営業を始めてくれるお店もあります。

対応するお店側からすると手間がかかって仕方ないでしょうが、モーニング大好きのこちらとしては災い転じてフクキタル。せっかく今だけの大チャンス、女神の前髪をつかみに走りましょう。

というわけでやって来たのは、グンマから少し離れまして西浅草。つくばエクスプレス浅草駅から徒歩数分、田原町駅からは秒殺という位置にあります「西インドスパイス ガヤバジ」さんです。

駅チカ好立地ながらもご覧の通り、隠れ家ってレベルじゃねえぞという迷彩っぷり。なんとなくフラッと入ることはほぼ不可能でしょう。

暗くてフシンな通路をドキドキしながら進むと、マスクごしでもスパイスが香ってきた!おお〜、期待ふくらむ!

カウンター席には先客の方が2名ほどいらっしゃる。空席があるのにわざわざ隣に座ることもない、3卓ある4人がけテーブル席をいただいてしまいましょう。

モーニングメニューはカレーとコロッケパンのセット、エビ炊き込みご飯、ライスフレークと豆のカレー、チキンキーマカレー・・ちょっと待って、こんなのどれも食べたい。しかも500〜650円というおトクすぎる価格。どうしよう・・

先客の方はパンっぽいから売りなのかな。しかしポへという未知の主食も食べてみたい・・でもやっぱりチキンキーマカレーの「basmati rice」表記に負けた!バスマティライス大好き!!ああそうだ、ラッシーもお願いします。

7分くらいで来ましたよ、チキンキーマカレー!美しいお皿に太極を描くカレーとライス!サラダもつくのが朝に嬉しい。

レタスと玉ねぎのシンプルなサラダはドレッシングがしっとりオイリーでおいしい。モガーと食べてしまいそうになったけど、カレーが辛かった時用に少しとっておきましょう。

とはいえキーマではそんなに辛くないであろう。はあ〜、見た目もいいけど香りがねえ。マスクを外したらスパイスの海に溺れてしまいそうですよ。

バス!マ!ティ!とんでもない長さ!半透明の見事な煮え加減!

カレー部分に寄ってみるとご覧の通り。スーラにカレーを作らせたらきっとこうなる、スパイスとひき肉で描く点描画です。

センターに鎮座ましますのはマサラエッグです。カレーかけゆでたまごってことだな。字面だけで最強だな。

朝からカレーハンドになってしまうのもアレなので、やむなくスプーンでいただきましょう。まずキーマとライスを少しとってパクリ・・

キーマの豊かな旨味とスパイスの華やかな香りの四つ相撲!そこにバスマティライス独特の風味とムギュっとした噛みごこちが加わる!あっ、これはアレだ、コメもスパイスなんだな。全部が合体して一つのカレーが完成する!コンバトラーV!

というわけで、夢中になってかきまぜながら食べる食べる。辛さはほぼゼロですが、七色どころではない香りのオーケストラにクラクラ。思わず第三の目が開きそうになります。

おおそうだ、エッグを開眼しないとな。ぱか。まあまあ、固茹で一歩前のナイス半熟!かかっているカレーは旨味の凝縮液。スプーンで刻んでキーマと混ぜるともはや何身かもわからない悪魔合体だ。

茶碗に軽く盛った白メシとマサラエッグで究極至高のシメご飯になりそうだなあ。オタマ一杯分くらいテイクアウトしたいよね、上のマサラ。

付け合わせはなんと嬉しやバナナチップス。甘味がない種類なのでイモフライ感はあるけどやっぱりバナナ。ポクっとした香ばしさは匙休めにも砕いて混ぜても。

量も朝食的にちょうどいい感じで完全に満足しました。適度な満腹感を覚えながら甘いラッシーを飲む贅沢よ。いや〜、こんなに素敵なモーニングってある?期間限定ではもったいない、ぜひ今後も朝食営業を・・と、自分でやらない側は勝手な要望を出す。

でも実際やってくれればなあ、都内に用がある時の宿泊は浅草にしちゃう。そのくらいオーサムでした。せめて次回ミサル・ポへプレートをいただくまでは続けていただきたいものです・・ああ、ランチか夜に来ればいいのか。

西インドスパイス ガヤバジ 東京都台東区西浅草1-6-2

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