南あわじキュイジーヌとは?なんと食材とお酒はもちろん、調味料まで全て淡路島産! 海の薫とAWJISHIMA・夕食編(南あわじ市・西淡三原IC)

うどん県を離れて徳島に入り、阿波おどり会館を少し見学。阿波おどり用のはちまきを買いそうになりながら、本日のキャンプ地へと向かいます。

たどり着いたのは淡路島。翌日は神戸で飲み会なので、少し近いところで温泉と海鮮にありつこうという算段であります。

公園に何かあるな。現代アートかな?あ、何かの記念碑なのですか。そうですか。

道後温泉・大山祇神社・丸亀城・琴平駅・栗林公園・鳴門大橋・阿波おどり会館と来てこの記念碑・・今回の旅は何のコースなんですかね?さっぱりわかりません。

さて、淡路島の四国に近い側の南あわじ市に戻って本日のお宿「湊小宿 海の薫とAWAJISHIMA」さんに到着です。

駐車場はここかな?なんて車を切り返していたら若い男性が飛び出てきて「オーヤマさまですね。お待ちしておりました」ですと。一人客は私だけなのか。

チェックインを済ませて温泉にどっぷり浸かったあとは夕食だ!午前中にうどん連食を終えたから胃袋はほぼ完全に回復している・・と思いたい。

お食事処は個室のようです。さっそくメニューが置いてありますね。こちらのお宿は野菜も魚も地のものメインということなので期待は大きいですよ。

お酒も地酒なのですね。凛美生麗・・うむ、読めん。ほてるにゅ〜うあ〜わぁ〜じぃ〜は読めるけど発音がわからん。

300ml単位なので3本は必要ですね。とりあえずこれを2本お願いしますと生麗のあたりを指差しましょう。

クール系お姉さんが「キレイになります」と言うので、いやもう十分綺麗ですがな一体なんの決意ですかと思ったらお酒の名前でした。生麗でキレイと読むのですね。凛美の方も面白い読み方なのでしょうか。

「そちらはリンビです」

そのまんまなのね。

島のアペタイザーは肉の大根巻きみたいなものの玉ねぎ味噌が非常に好みでした。メシによし酒によしの万能みそですね。バーニャカウダが梅おかかのような和風味で面白い。

島野菜のブルーテスープ、本日はカブということです。なめらか〜なカブはショウガの風味が効いて素晴らしく胃に優しい。うどん連食で瀕死だった胃が活動を再開しましたよ!

お造りは上から時計回りに車海老・サワラ・カンパチ・タイと、いかにもこの辺の海を泳いでいそうな方々です。

タイは通常の刺身とあぶりの2種類。塩で食べてよし、醤油でもよし。醤油は淡路島で百年以上続いている老舗のものだそうです。

サワラのあぶりをスダチと醤油で食べたらたまらんぞなもし。

お次のお皿もまた刺身?いや、一切れがやたらと大きいな。

島の海鮮鍋になります。サワラ・ホウボウ・アナゴをお鍋に入れて淡路島のポン酢でお召し上がりください」

はぇえ、ポン酢まで淡路島ですか。すごいな。

魚の切り身をボンボン投入して、軽く煮立ったところでワカメをしゃぶしゃぶでいただきましょう。

・・・あっ!これは・・!分厚いワカメがもっちりしゃっきり、酸味控えめのポン酢と合わせて最高なんじゃ〜!ワカメのおかわりを持て〜いと言いたくなる。

魚はアナゴがすばらしくおいしい。しかしさすが淡路島、とにかく玉ねぎがすごい!甘さとネギの香りの両方がビンビン来ますよ。魚のダシでワカメと玉ねぎを味わう鍋ですね、これは。

また鍋みたいなものが来た。魚介のバプール・・つまり蒸し物ですね。ポン酢・塩・味噌ダレお好きなものでということです。味噌も淡路島で百何十年と続くお店のものですか。淡路島ってなんでもあるな。

サザエに玉ねぎ、エビにサツマイモ、タイ・トマト・ブロッコリー。淡路島の魚介と野菜がみっちりと詰まっていますよ。

タイはポン酢で、玉ねぎポン酢はさっきやったから今回は味噌かな?組み合わせを考えるのがなかなか楽しい。

瀬戸内海名物のトゲなしサザエはキモまでびろろ〜んと立派ですねぇ。キモにポン酢をつけてガブリといってお酒をグイっ、身に味噌をつけてまたグイっと。殻の中の汁も忘れてはいけません。

食事ものはこちらの名物という釜戸炊き和風パエリアです。本日は淡路蛸ですか。それって早い話がタコ飯では・・?でもパプリカとかが入っているから写真判定でパエリアですかね。

吸物の実はちどり糸という、これまたまた淡路島産のそうめんです。すごい、徹頭徹尾淡路島だ。大変上品な吸い地に優しい口当たりのそうめんで過労を訴えていた胃袋が落ち着きを取り戻します。

・・が、タコやゴボウたっぷりの和風パエリアがまだひと釜まるっとあるから休んでいる場合ではない。

ご飯にタコの旨味がぎゅーっと詰まって、そのタコがぷりぷりして・・あれ?ニンニクは感じないからやっぱりタコ飯では・・まあいいや、とにかくウマいウマい!おかわりしてもまだまだあるね。

「お夜食用のおにぎりにしましょうか?」

そうしてもらえると助かります。しばらく部屋でゴロゴロすればまたいける・・はず。

デザートが入る余地があるのだろうかと思いましたが、好物のほうじ茶アイスなので別腹カウントです。ほうじ茶とか抹茶はなぜこんなにアイス映えするのでしょうか。いやいや、さすがにお腹いっぱい、ごちそうさま!

夜も更けた頃、昼に買っておいたすだち酎をオトモにパエリアおにぎりをいただきましょう。

ちなみに2リットルの水はサービスで部屋に置いてありました。枕元に水かお茶がないと眠れないマンなのでうれしい。おやすみなさーい。次回は朝食です。

海の薫とAWAJISHIMA 兵庫県南あわじ市福良甲1529-7

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