「籠原でとんかつと言えば」の名店に、なぜかなかったカツカレー。いつの間にやらレギュラー入りしているじゃないの!食べねば、食べねば! とんふみ(熊谷市・籠原駅)

歌舞伎町あたりで飲んだ翌朝はニュウマン新宿でパンを買い、9時半くらいの湘南新宿ラインに乗って帰ることが多いです。

すると籠原駅到着がおおむね11時。駅前にあるとんかつの名店「とんふみ」さんの開店時間ピッタリだったりします。人気店ですが11時半くらいまでは結構空いているので、ロースカツでもいきますかーッ!

やはりこの日も思惑通りの一番槍。そのおかげか、カウンター席ではなく二人用のテーブルに案内していただきました。

日曜だったのでランチはナシ。座るなり「ロースカツご飯少なめで」と言いそうになったけど、久しぶりだからメニューをよく見てみよう。ほら、とろ〜りチーズ入りの特製メンチカツなんて卑怯なモノがあるじゃないか。

上ヒレステーキで「なんと華麗な味でしょう‼︎」なんて味平ごっこをしたくなるけど、「アブラだわ!アブラがたりないんだわ‼︎」なんてオチがあったら困るしな。

ミックスフライってどこでも頼んだことないんだよな〜。えんびフライをかじって「歯があれば、しっぽもうめえや」とキメるか・・あれれ?今までシーフードフライだった気がするスペースに・・黒豚ロースカツカレーゴロゴロ黒豚肉の黒カレーだと・・?

カレーものは季節メニューで見たことあったけど、いつの間にやらレギュラー入りを果たしていたのか。こいつはぜひとも手合わせ願わないと。

というわけで、黒豚ロースカツカレーっ!紙ナプキンに包まれたスプーンが愛おしい。

普通のお冷やも来ていたのに、氷マシのグランデお冷やが追加で出された。こ、これはもしかして味平カレー最終形態ばりの激辛なのか・・?

普通の定食ではおひたし等の野菜が一品ついたりするところ、カレーにはミニサラダなのですね。

こちらのお店は豚や野菜のほとんどが自家農場産という素晴らしさ。レジのところで売っているハムなんかも非常にウマいです。

カレーは端正なルックスでいかにも食欲をそそるじゃありませんか。見た目、ヨシ!香り、ヨシ!

三分の一ほどカレーがかけられたカツは100gくらいかな?小ぶりではありますが、専門店らしいジャストキツネな揚げ色がたまりません。

まずはカレーだけなめてみるか。

・・まろやか〜。でっかい水が来たからドキドキしたけど、じっくり煮込んだ旨味たっぷりカレーでした。

カツは適度な厚みに適度なアブラ。赤身は大変きめ細かく、シャオっという衣も気持ちいい。やっぱりとんふみさんはおいしいなあ。

人参はカレーの具ではなく甘煮で少し驚いた。イモやブロッコリーもソテー系の付け合わせのヤツか。イモとマイルドカレーの相性はバッチリに決まっております。

味平カレーには欠かせぬ福神漬けもしっかり配備されていますね。

とんかつ屋さんのカツカレーとあっては、特製ソースにもご登場いただかないといけません。酸味のある濃厚ソースとカレーのツインターボで食べるカツ!どう考えてもメシの友だろ!

受けとめるご飯がこれまたウマいと来たもんだ。全部まとめてほおばれば、まさにカツカレーの歓び!こころはほがらか よろこびみちて みんなが笑顔だカツカレー!

ああうまかった。少食のぼくが心地よい満腹くらいなので、カツカレーにボリューム感を求める人にはちょっとライトかもしれません。でもお味は格別、たまのぜいたくランチにはもってこいです。次の歌舞伎町帰りにまた食べてしまいそうだ。

とんふみ 埼玉県熊谷市新堀781-1

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。