ロードサイド鳥めしと駅弁鶏めし、これがグンマ二大とりめしだ! 登利平・たかべん(高崎駅等)

多くのグンマ人がこよなく愛する登利平さんの鳥めし。子供の頃から何かの集まりとなれば配られるもんで、舌の記憶に刻み込まれてしまうワケです。

そしてグンマにはもう一つ歴史の長い鶏めしがあります。せっかくだからまとめてご紹介。

まずは「登利平 大泉南店」さんで買ってきた上州御用 鳥めし 松。登利平さんはグンマ各地のロードサイドにお持ち帰り処があります。車社会だからね。

ソウルフード的扱いをされているのはでなくなんですが、ぼくは昔から松一本。

上毛三山が描かれた緑の掛け紙が松の証。いつの間にやら1,000円になっていました。竹は茶色い掛け紙で850円。

剥いてみればどうですこの一面の茶色、メシとトリと香の物だけという質朴剛健さは。

まずは胸肉。竹は全ての肉がこちらになります。

薄切りの肉に特製のタレがしっかり絡んだ味は、グンマ人の心をとろかすメシどろぼう。もちろん下のご飯にもタレが染み渡っています。早い話がタレとメシを楽しむ弁当なのだ。

こっち半分は、松の特権であるもも肉!

この歯ごたえと旨味はどうだ。やっぱり鶏はもも肉でしょ!丸焼きの時はアバラ周りが一番だけど。

漬物は葉唐きゅうりとつぼ漬けにカリカリ小梅。しんしんという、やはりグンマのメーカーによるものです。どこまでも上州御用〜!

給食のカレーのオトモも当然しんしんの福神漬けだぞ。

容器のかどっちょには肉の切れっぱしが置かれます。端っこが一番うまい「向田邦子の法則」があるように、タレしみしみだったりちょい焦げの皮があったり、影の主役はこの部分だったりして。

おっと、今日は切れっぱしの量少なめを引いてしまったようですね。たまにギュッと詰められたSSRが当たるのよ。

もも肉をひっくり返せば、鶏肉の華たる皮がこんなに!松を買うのはひとえにコレのため。いつ食べても心が震えるうまさ。

地元は竹原理主義の方が多いですが、思い出補正がない他県の方には松がオススメかもです。

もう一つのとりめしは、だるま弁当で有名な「たかべん」さんの鶏めし弁当。東京駅の「駅弁屋 祭」さんで見つけたので思わず購入。

こちらは駅弁なので、基本的には高崎駅で購入することになります。車の場合は上信越道の横川SA(下り)でどうぞ。横川は駅弁の横綱・峠の釜めしも売っている激戦区だ。

パッケージデザインから歴史を感じますね。なんと昭和九年発売なんだとか。

こちらもほとんどが茶色。でも茶色にも200色あるとばかりに様々な鶏肉が。

茶飯の上に敷き詰められた鶏そぼろ・コールドチキン・鶏の照り焼き。

鶏そぼろは粒が細かく、弁当についてくる短い箸ではちょっと食べづらいのはご愛嬌。その代わり味は非常にうめえです。茶飯とそぼろだけの弁当でも満足かもしれん。

そぼろとコールドチキンの合わせ技で思わずお酒が欲しくなり、照り焼きと海苔のご馳走感と来たら。ハレの日の鶏めしですね〜。

こち亀の駅弁回で、照り焼きの味が濃くてうまいとか描かれていたような?

なんと小分けのおかずゾーンにも舞茸入り肉団子があるのだ。鶏肉の雪之丞変化じゃ〜ないか。

クリと赤コンニャクはだるま弁当と共通。そういえば峠の釜めしにもクリがあるね。シューマイ弁当のアンズとか、歴史ある弁当には甘い一品が入っているのが面白い。

でっかいカリカリ梅はもしかして、カリカリ梅の元祖がグンマだから?コンニャクとあわせて郷土色豊か、まさしく駅弁の決定版!

両方の共通点は、ご飯がみっちりでボリューム満点なところです。さすがご飯だろうがパスタだろうが、とにかく何でも大盛りのグンマ。弁当だって物足りないとは言わせないのだ。

というわけで、間違ってグンマに来ることがあったらどちらか、または両方を食べてしまってください。高崎駅では両方買えたと思います。もちろん釜めしも買えるよ。

登利平 大泉南店 群馬県邑楽郡大泉町朝日5-27-21

駅弁屋 祭 東京都千代田区丸の内1-9-1 グランスタ東京内 1F 中央通路エリア 改札内