洋食店の丁寧なカツカレーに手作りパンまでつけてしまうのはチートです。通報、通報〜 小さなレストラン Oka no ie(邑楽郡邑楽町)

休肝日を増やしてから胃の調子が良すぎる。つまりどうにも腹がへる。たとえば昼メシなら単品のソバだけでこと足りていたのですが、最近はやたらとご飯モノが恋しくなってしまいました。特にカツ丼やカツカレー。

カツとメシ、つまりニクとコメ‥もしかしてアルコールの代替としてトリプトファンを欲しているのか?ついでに乳製品も恋しいので間違いないかも。

肉か乳製品かの両天秤となれば、ハンバーグやグラタンをまとめて射程内に捉えることができる洋食店こそ大吉ではないでしょうか。

というわけで、邑楽町の「小さなレストラン Oka no ie」さんにやってまいりました。前回いただいたグラタンとパンとサラダと、出たもの全てがおいしかった。綺麗に整備された駐車場もあるしね。

ただ場所がすこ〜しだけ(すごく)分かりにくい。邑楽シンボルタワーのすぐ近くなんですが、目立たない道に入らないとたどり着かないんです。

開店の11時ちょうどに来たらまさにOPENの看板を出しているところでした。がっついてすみません、おじゃましま〜す。

もちろん一番乗りで席は選び放題。奥のテーブル席にどっかと座りましょう。店内はちょうど一周年とまだ新しいことを踏まえても、驚くほど清潔でピッカピカ。座るだけで食欲が湧いてくるようだ。

テラス席も気持ちよさそうだね〜。秋まで暑くて冬は空っ風が吹き荒れるグンマでは出番少なめかもしれないけど‥今のところ花粉を感じない体質なので、春になったら使ってみましょうか。

さてランチメニューを開くのだ。ロールキャベツにカレーにハンバーグにグラタン、なんとも洋食らしいメンバーじゃありませんか。ロールキャベツは少しレアリティが高いかな。

ボンゴレが新登場と黒板に書いてあったような。パスタもトリプトファン多めらしいからアリだね。

前回気になったローストビーフ丼はまさに赤身肉とコメ、大きな爆発力を秘めていそうな配合。う〜む、どれを食べれば正解なんだ?

悩んだ時にこの文字を見たら思わず詠唱してしまう、それがカツカレーライス!どうです、この食べる前からしあわせ物質があふれそうなお盆は。カレーライスを名乗っているのにパンまでつくとはなんという背徳でしょう。

洋食店のカレー然とした端正なルックス、かぐわしい香り。こんなカツカレーに会いたかった。お皿もかわええ。

カレーのオトモとしては立派すぎるカツ。カレーに負けじと清々しい香りをふりまき、揚げ油の新鮮さを伝えてくれます。

いやホント、なぜカツライスやカキフライがないのか不思議なくらい素晴らしい仕上がり。

ここんちのなあ〜、ちょっとオイリーなコールスロー風キャベツが好きでなあ〜!唯一の欠点は食べるとすぐなくなっちゃうんだよな。

見た目は小ぶりなパンだけど、実はぎっちり詰まっていて食べごたえ満点なのだ。ホッカホカなのも嬉しいね。しかし今回はカレー、出番はもうちょっと先だからソコデマッテイロ。

まずはカレーとご飯からムシャーと攻めます。ンマーイ!野菜も肉もほとんど溶けこんでしまった、じっくりコトコト洋食カレー!手間暇というコストをたっぷりかけた贅沢なお味。

ラッキョウに福神漬けと、露払い太刀持ちの両方が揃って頼もしい。そしてわんぱくな心を理解しすぎのトンカツ用ソース!

カツの半分にソースをタラリ。スパイス感と酸味をプラスする魅惑の液体は中毒性に注意して使いましょう。

トンカツ、カレー、ソースの三位一体攻撃に堂々と胸を出し、全ての輝きをいや増す白メシこそ日下開山、無双の横綱。

とは言ってもな、パンですくって食べるカレーもたまらんのじゃ〜!カツカレーライスに足すことの手作りパン!チートランチは邑楽町にアリでした。

次回こそローストビーフ丼を‥とか言ってカツカレーをリピートしてしまう率の高さが思いやられる。あ、一周年ということでシクラメンの苗をいただきました。おめでとうございます。

小さなレストラン Oka no ie 群馬県邑楽郡邑楽町新中野25-4

前回・カキとトマトのグラタン

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