加賀屋の流儀で供される加賀焼きうなぎコース! 料理旅館 金沢茶屋(金沢市・金沢駅)

小松で3時間のランチを楽しみ、金沢に戻って来たのは16時。駅前のタクシー乗り場は外人さんの長〜い列ができているので諦めて、香林坊のホテルまで徒歩で帰るか。

20分ほど歩き、シャワーを浴びてちょっとゴロリと‥おいおい、文字通り「ちょっとひと休み」の間に夕食の時間が迫っているじゃないか。まだお腹にランチが残っている気がするけど、強力わかもとを飲んで出発だ〜。

金沢駅前に舞い戻り、やって来たのは「料理旅館 金沢茶屋」さんです。昨日うな重ランチをいただいておいて、なんと30時間後の再訪となりました。

さすが加賀屋の血を引く旅館。到着するや否や、待ち構えていた仲居さんが丁重なお出迎えです。おかげで入口の写真が撮れなかったから昼のヤツ載せておきます。

他のメンバーが集まるまでロビーで待ちましょう。素晴らしい工芸品が並び、美術館さながらの館内は飽きることなどありません。

豪快かつ風流な生け花もあるしね。すげえなあ。

みんな揃った頃合いで、今度は仲居さんではなく女将が登場。エレベーターで上階に案内してくれます。あれ、ランチを食べたお食事処じゃないんだ。

宿泊者が使う食事用の部屋でしょうか、何畳かもわからん広大な部屋に案内していただきました。乾杯ドリンクはノンアルの柚子はちみつ。うまい、もう一杯!と言ってしまいそうになる。

13,200円のうなぎコース【輝】でお願いしてあるので、注文するのは飲み物だけ。ズラリと揃う石川の銘酒、何がいいかな‥どれもうまいんだよな。

あ、初しぼりシリーズがあるじゃないか。能登の宗玄を願いま〜す。

最初の一杯は女将が注いでくれます。きょ、恐縮です。

華やか艶やかな前菜が登場しました。

うざくうなぎの骨といったうなぎ料理の他に、三色団子やそら豆が。そしてすこぶるうまかったのがホタルイカ沖漬け。さすが本場物はひと味もふた味も違う。

お造りも美しいですねえ。カンパチ・タイ・甘エビ・本マグロボタノリなんてご当地海苔が薬味として添えられているのが面白い。甘エビの卵まであるのはさすが日本海。どれもうまいなあ。

ドーンと出ましたうなぎ白焼き!さらにうまき玉子肝焼きだ!

カリッとした歯ざわりに炭火ならではの香ばしさ。ワサビで食べれば昇天まったなし。肝焼きってコレだけですか?足りません困ります。

もうお腹いっぱいだったことなんて忘れました、はい。

こんな白焼きを前にしては、酒の蒸発は必至。加賀鳶の初しぼりを願いま〜す。あ、また女将が注いでくださるのですか?きょ、恐縮です。

うなぎ柳川鍋が登場しました。ドジョウじゃなくてうなぎの柳川って、何かバチが当たらないか?でも今どきはドジョウも高級魚なのか。

川魚にゴボウ、土が香るところにミツバ。なんと豊かな‥日本の大地の風味がひと鍋に詰まっている。

そろそろ主役の蒲焼か丼かと思ったら、能登の新ワカメと新タマネギのサラダが出ました。白焼きに柳川なんてサッパリ風と言っても、なんだかんだうなぎですからね、ここでサラダはまさに清涼剤。塩麹ドレッシングもうま〜い!

そして満を持しての登場、うなぎ飯!丼だった!

背開きだけど蒸さない、関東でも関西でもない加賀焼きうなぎ。炭火でタレの香りが引き立ったうなぎはパリッと心地よい歯触りと、皮目のトロリとしたうまさが混在、いいとこ取りだ。

このタイミングで一尾フルは厳しいのでまさしく適量。タレの染みたご飯までツマミとなって幸せだなあ。

お昼は通常のお吸い物でしたが、うなぎコースのオトモは肝吸いです。最近お店でうなぎを食べなかったから久しぶりだな。やはりうまいな。

香の物はメロンの皮の奈良漬け。やっぱりうなぎにはコレですね。

デザートは抹茶の葛切りと果物です。甘いもので焼酎を飲む変なクセが発動、芋ロックを一杯いただきましょう。

どの料理もみんなが食べ終えるちょうど頃合い、急がせることも間延びすることもない見事なタイミングで運ばれてきます。さすがです。やっぱり泊まりたいな〜なんて思っちゃった。

そういえばステーキ会席コースもあるんですよね?よし、金沢に何か用事を‥別にいいのか、ここだけ目的に来ても。加賀屋本館復活までは、ここ金沢茶屋さんにお世話になるということでお願いします、押忍。

料理旅館 金沢茶屋 石川県金沢市本町2-17-21

お昼のうな重