宇治どころか京都を代表するパン屋さんは、置いてあるパン全てがパワー系 たま木亭(宇治市・黄檗駅)

京都に行ったのはいいのですが、都内から出発したもんで午前中に着いちゃったんですよね。チェックインの時間までひたすら散歩というのもな‥ということで、奈良線ホームのロッカーに荷物を放り込んで黄檗駅へ。

結構な雪で20分ほど電車が遅れましたが、今日はヒマだから大丈夫よ〜。

黄檗駅より徒歩5分、宇治‥いや、京都を代表するパン屋さんである「たま木亭」さんにやってまいりました。夜に会う友人への手土産と明日の朝食を調達しようという算段です。

雪のせいでしょうか、いつものような道路をまたぐ行列はなく、入口付近で入店を待つ程度。おかげで5分やそこらで店内に入ることができました。まあパンを選んで会計を済ませるまでに、もう10分ばかりかかるワケですが。

さて翌朝の新幹線。アイスコーヒーも届いたところで、たま木朝食のスタートです。

パンシューカスクートにしてみました。梅しそチキンカツサンド堅焼きバターも好きなんですが、あふれるサービス精神で友人にあげてしまった。

ハムとカマンベールのカスクート。コレがたま木亭のパンのなんたるかを端的に示している。

このバカみたいな切り方のカマンベールがね、某コンビニのサンドイッチと違って、ずっと奥までこの厚さなんですよ。ハムも丸めるようにしてみっちり詰まっているんですよ。

なぜならば、ウソぉ!ヤメテぇ!ってくらい具を入れないと、パンの風味に追いつかない。サンドイッチだけでなく、全てのパンが!

数ある人気パンのうちでもスペシャリテであろう、パンシュー。たくましいフランスパン生地の中にはジャガイモやベーコンが‥

ゴロゴロなんてレベルじゃなくゴロンゴロンと。さらにパセリやガーリックといったエスカルゴバター風味がガッツリ。

圧倒的歯応えに小麦粉と酵母が香りすぎるパン、過剰とも言える具と味付け。な、なんというパワー系。なんてうまいパンなんだろう‥とりあえずパンシュー、お前はワインを呼びすぎてダメだ。

表面のアブラや粉もエラいことになっているので、食べる時はおしぼり必須です。たま木パンを安心して食べるためにグリーン料金を支払っている、まであります。

帰ったら角食の耳部分をピザトーストに。白いコアの部分は母に接収されました。

食パンは角食と山食がありまして、角食は柔らかく、風味もたま木亭さんとしては抑えめで、サンドイッチなどにもってこいな感じ。それでも通常より具を増やしたり、過剰に味をつけるのがグッドバランスだったりします。

山食の方は粉も酵母もしっかり香り、まるでバゲットを食パン化したようです。バゲット‥そう、この硬くて尖った、名状し難き凶器のようなバゲットこそ「たま木スピリット」の塊。

持ち帰りエコバッグの中にいながらも、プンプンと香ばしさが伝わってきます。車で運べば車内は幸せな酵母の香り一色に。新幹線の時は‥荷物棚にのせてしまえばヨシとしよう。

そのままオリーブオイルをかけて風味をしっかり楽しむのはもちろん、やっぱり具沢山のバゲットサンドにしたって最高なんだから。

細い部分や日が経って硬さがアップしてしまった場合はガーリックトーストに。ワインでもウイスキーでもすっとんでいっちゃうって!

ちょっと並ぶけど、一度行けば三日は楽しめる、それがたま木亭さん。また早く京都に着いてしまったら行くか、それともたま木パンのために早く向かってしまうのか‥

たま木亭 京都府宇治市五ケ庄平野57-14