えっ、地元に最先端パティスリーが?そんなバカな…ホントにあった!うまくてオシャレでもう大変! La Chevre D’or(ラ シェーブル ドール)太田市下浜田町

「なんだっけ、加賀屋のケーキ屋さん。ほら、金髪の」

いきなりどうしました母。辻口博啓シェフル ・ミュゼ・ドゥ・アッシュさんのことですかね?

母「そう、ナントカアッシュの辻口さん!あの人が関係あるお店ができたんだって」

へー、どこに?どうせ都内だから今は行けないよね。

母「いや、太田にね、できたみたいよ」

ああ、太田ね。おおた、おおた・・ちょっと待って、ここじゃん。なんでこんな僻地に?行こう行こう!

グンマを横に切り裂く国道354号(サンゴーヨン)とサイタマと栃木を縦に繋ぐ407号(ヨンマルナナ)が交差するポイントにあります「ラ シェーブル ドール」さん。

新しい道路にできた新しいお店!グンマとは思えぬ瀟酒なお店!でも駐車場の広さはばっちりグンマ仕様というナイスハイブリッドな店舗です。

「お正月は混んで混んでとてもケーキにたどり着かなかったって聞いたけど、今日はそんなこともないね」

でもやっぱりホイホイ車が入ってきますね。あわてて入店しましょうか。

いやー、ケーキ屋さんのショーケースはいつ見ても心が浮き立ちますね。キャラメルロールうまそうだな。あと抹茶好きなんで宇治というのもいいな。

モンブランがおいしかったって聞いたよ」

ではその3種を各3つくらいお願いしましょうか。

マカロンやぶっかきチョコもあるのね。初回だしマカロンは相撲の表彰式で見ればいいや。今場所は何色かな。

カフェコーナーはイートイン受難の時代のため休止中。大変ステキな空間で、いつかここで食べてみたいけど・・夏にはいけるのかなあ・・

帰ってさっそく箱を開けたら、これでもかと丁寧に梱包していただいてありがたい。モンブランなんて専用の丸いワク同士が両面テープでくっついているという鉄壁の陣でした。

・・はて、モンブランとキャラメルロールの数がちと違うような・・

「モンブランは見せびらかしたいから多くしたよ!」

なんてことだ。なくなる前にとりあえず食べないと危険だ。

ショーケースでもセンターにあったモンブラン。他のケーキは300円台なのにこちらだけ500円、たぶんお店のフラッグシップにあたるのでしょう。見た目もパスタ状のモシャモシャではなくソフトクリーム状で、よく見るモンブランと差別化が図られている。

まずてっぺんの栗から食べるのが正解なんですかね?うん、ぽくぽくおいしい。

ズバッとフォークで切ると、マロンクリームの下は生クリームという二重構造であった。表面のマロンゾーンは甘さ控えめで栗の風味が濃厚なこと濃厚なこと、栗よりうまい十三里・・そりゃイモか。とにかく栗よりクリ、スーパーマロン!

中のクリームは軽い感じで合わせて食べると濃厚からのサッパリ、これは素敵なコンビネーションですよ。

最下層はザックザクのメレンゲであった。実はここが一番甘かったりします。スポンジ不在の思い切った構成ですが全く不足を感じない。いやこりゃンマいや、なんとなく牛乳を飲みながらだったけど、これはぜひ紅茶に合わせたい。

「もうあげないよ」

・・じゃあ次お店に行く時までに良い葉っぱを仕入れておくとしよう。

翌日は見るからに抹茶味の宇治をいただきましょう。形状的にはロールケーキ風ですが、断面は一つも丸まっていない。

抹茶チョコ・抹茶ムース・抹茶スポンジにアンコという組み合わせでしょうか。いやこれはもう抹茶スイーツラブなぼく、感涙まったなし。

待ち構えているけどな、表面チョコっぽいしやらないからな。

表面の茶チョコがとてつもなくうまい!ムースはさっぱり、お茶の風味がすごい!え〜、なにこれ、好き。夜なので芋のお湯割りをオトモにしたけどスゲー合います。

こちらのケーキは甘さをできるだけ絞って、メイン原材料の風味を特濃にするスタイルなんですね。相撲で言えば毎回超ぶちかましスタイルですよ。するとキャラメルロールのキャラメルパートがどんな感じか気になるところ。

「もう食べちゃったよ」

あ、そうか。2つしかなかったですもんね、2日目にはないよね、納得。気楽に行ける距離なんで次でいいです。

・・ところで辻口シェフとの関係はなんだったんだろ?スーパーバイザー的な?まあウマいから、ヨシ!

ラ シェーブル ドール 群馬県太田市下浜田町143-1

コメントをお待ちしています。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。