星野リゾートの都市観光特化型形態・OMO5!祇園にできたので泊まってみよう OMO5京都祇園(東山区・祇園四条駅)

星野リゾートの新形態、都市観光に最適化したOMO(おも)というホテルが11月京都にオープンしたということで、さっそく突入してみました。今頃書いていますが、行ったのは11月なんです。

OMO5京都祇園」さん、そのまんまな名前だ。OMOシリーズは1・3・5・7と番号が振られていて、数字が増えるごとにサービス度がアップ。1がカプセルで7がフルサービスといった塩梅のようです。つまり3は東横イン程度なかな?ここ5は「ブティックホテル」だそうですが、それってなんでしょう、知りません。これから知ります。

八坂神社の目の前、鯖寿司で有名ないづ重さんの3軒ほど隣。まさに祇園観光にもってこいの立地です。

雰囲気のあるエントランスを抜けて、これはきっと非日常への入口・・と思ったら、案外手前のうちからフロントの方がニッコリ出てきてくれました。

予約確認メールのQRコードを読ませればチェックイン手続き完了、そのまま館内の説明をしてくれるようです。

OMOベースというラウンジ兼ライブラリースペースの壁には観光地図があって、スタッフおすすめのお店がこれまたQRコードつきで紹介されています。よーじ屋さんと原了郭さん、近いですよね。つい先ほど寄って買いましたとも。

近所の和菓子屋さんでお気に入りのお菓子を買うと、お茶会セットを無料で貸してくれてそのままお茶会ができる・・なるほど、友だちとワイワイ楽しむためのお手伝いをしてくれるOMO5スタイルであったか。一人で来ちゃったじゃん。

朝食にプラスしたい人にはスープやパン用スプレッドや飲み物の自販機もあります。そうだ、朝食はお願いしたんだったな。スープ買っておこ。

案内された部屋は2名用座敷ダブル、だったかな。公式HPではあまり写真がない部屋です。きっと貴重です。

一人で寝るには十分すぎるセミダブル。青海波の模様でリラックスできる、かもしれない。枕と一緒に置いてあるクッションがかわええだけでなく使い勝手が良かった。枕元にUSBとコンセントのダブル電源があるのがありがたい。

風呂や洗面スペースは広くはないけど必要十分。シャワーがご立派で良かった。

たぶん一番の特徴はこちら、簡易キッチンと大きめの冷蔵庫があるのです。コンロはないので食材を持ち込んでまではいかないけど、デリとかでいろいろ買い込んで、切り分けるなりレンチンするなり楽しめるわけですね。

カトラリーもずらりと揃っているじゃありませんか。包丁は洋式とパン切りの2種、まな板からサランラップまで完備なんだから。

そういうわけで夕食つきのプランはありません。祇園の夜を楽しむか各自手配ということですね。楽しく切り分ける仲間などいない、夕食に出発だ〜。

たっぷり飲んで満足、あいひょんで動画でも垂れ流しながら寝るだけ・・なのですが、朝食の準備をしなくてはならない。こちらの朝食は「おへやベーカリーセット」です。翌朝のためにホームベーカリーを仕込まねばならない!え、見事に酔っ払いなんですけど大丈夫?

ホームベーカリーと食パン用ミックスはしっかり用意されてしまっている。もう逃げることはできない。どうでもいいですが、レシピサイトでパンを見ると出てくる「HBで」ってなんじゃ、鉛筆食うのかと思っていたら、ホームベーカリーのことなんですね。

部屋に置いてあるパンの焼き方マンガに従い、まずは冷蔵庫に入っているバター入りの水を投入・・バターがプカプカ浮いている水を最初に?手ごね&オーブンでのパン作りに慣れている身にはビックリです。

水の上に食パンミックスをかぶせるように、さらにその上にドライイーストをパラパラ・・ミックスに砂糖が入っているのでしょうが、イーストのお隣でなくてもいいのか・・むう、心配だ、ホームベーカリー!

コースを選んで焼き上がり時間を設定するのですね。食パンは(みみ やわらかめ)と(みみ かため)があるのか。男は黙ってハードパンよ!(みみ かため)一択!

そして出来上がり時間を設定しましょう。時刻でなく何時間後かの設定か・・今何時?あれ、まだ8時だ。ではおおむね11時間後にセット。あとは防音ボックスに入れて、明日の朝はパンの焼ける香りで爽やかな目覚めだ!

思惑通りにパンの香りに包まれて目覚める・・なるほど、これは結構幸福度が高い!実はこねる音で一度目覚めたのは秘密だ。よし、オープンザベーカリー!

えっっ!?キミが食パン(みみ かため)!?

ワクはないから角食とはいかないにしても、山食的なキツネ色のパンを想定していたのですが・・白くて丸くて、これではまるで・・ハ、ハイジ・・?

あわてて昨晩の設定中の写真(1コ上の写真)を見直すと、コース1・・間違いなく(みみ やわらかめ)で設定しているじゃないか!わ〜ん、このバカ酔っ払い!

切ってみるとやはりちょっと発酵不足感があるようなないような。でも間違いなく(みみ やわらかめ)で、むっちり詰まった良いパンであることは間違いなさそう。香りもいいしね。

昨晩買っておいたしいたけスープをレンチンして、冷蔵庫からオレンジジュースと京とまとジャム、そして

ナゾのOMO木箱を取り出す!中身はなんですかーッ!

なんと嬉しや、パンのオトモであるスプレッドたち!左上から時計回りに豆腐ディップ・卵スプレッド・リエット・バター・粒あん・抹茶スプレッドと甘いモノからオカズまで。

初手の一片に全のせで味見で〜すよ。リエットが思った以上に本格派だし、抹茶は良くできた羊羹みたいだし、どれもおいしいじゃないか。そして焼きたてパンはやっぱりウマい。ホームベーカリー朝食を考えた人の企画力よ。

よく考えたら山食くらいのサイズ、つまり1斤なんて一人で食べ切れるわけないですもんね。このサイズで正解・・いや、粉250gだからやっぱり多いけど。

特にウマいのは卵スプレッドかな?おかげで自販機で買った京とまとジャムの存在を忘れてしまいました。未開封だから持ち帰ろうと思っていたのに置いてきちゃった。コレ書いて思い出したよ。

友人多数のアクティブな方、ご家族連れには間違いなく刺さる楽しいホテル、それがOMO5!こんな素敵な場所でキャッキャウフフしたい人生でした・・いや、一人でも楽しいんだよ?ホントよ!

OMO5京都祇園 京都府京都市東山区四条通大和大路東入祇園町北側288

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