グンマを出て五反田でおフランス料理をいただき、翌日は新潟の柏崎で和食を食べる・・我ながらデタラメな予定ですが、組んでしまったものは仕方ない。
品川〜東京あたりに泊まって翌朝に上越新幹線で行く作戦にしました。品川付近・・よし、青物横丁の東横インがいいね。
青物横丁の東横は駅の目の前というか隣の建物という超好立地。しかも道を挟んだ正面にKFC、200mも歩けば立ち食いうどんの名門「おにやんま 東品川店」さんがあるというお手軽メシの天国なのです。
おにやんまさんで朝メシを食べてから新幹線に乗り、長岡で乗り換えつつ昼メシを食べる。旅の予定はメシの予定、ですね。
入店前に店外の券売機で食券を買います。朝から非常に蒸し暑く、「冷」コーナーしか目が行きません。おろし醤油に紅しょうが天トッピングでもしようかと思っていたのに、指が勝手にとり天ぶっかけを押していた。鳥肉好きすぎ問題。
券を買うと厨房にオーダーが通るシステムなので、受け取り口のお盆に食券を置いてから席で待ちましょう。立ち食いのおにやんまさんですが、ここ東品川店は全て座席付きなのが嬉しい。もちろん広くも座りやすくもないけど、座面があれば幸せなんです。
4分弱で呼ばれました。はい、冷〔並盛〕とり天ぶっかけ!シンプルそのもの、機能美を極めた一杯です。
この店で前は何食べたっけと過去記事を見たら、温かいとり天でした。鳥肉好きすぎ問題。
見るからにたくましいうどんをひとすすり。冷たい肌を噛みしめると素晴らしい弾力!むっちりして気持ちいい〜。象のおしりみたいに固いわけではなく、しなやかで力強いネコ科のうどんというのか。しかし立ち食いでこのレベルのうどんが提供できるって、いったいどういう管理なんだ。
厚めの衣に包まれたとり天はガリっときて熱々鶏ジュースが吹き出します。うほ〜うめえ。コレで飲みてえ。
卓上の天かすは入れ放題。養殖ではなくリアル天かすらしく、色々な切れっ端が混ざっているのがまた楽しい。
ぶっかけ出汁もいりこが効いて美味しいところに、とり天の衣や天かすがの油がコクをマシマシでまさに黄金の味。最後まで飲み干す他に選択支はありません。塩分?いやいやコレは熱中症予防です、気にしてはいけない。
前回の大盛ではお腹がはち切れるかと思ったけど、今回は並盛で朝にちょうどいい満腹感。そしてちょっと過剰な多幸感。よし、新潟散策の準備は整った。出発だ〜。
ちょっと待ってください。上越新幹線ってグリーンでも電源がないの?調べたらコレは旧車両だったか〜。車両ガチャは仕方ない、昼メシガチャは当たりますように。
おにやんま 東品川店 東京都品川区東品川4-1-20