またまたまた神戸に行ったのは11月下旬。午後の早くからお酒をたくさん飲んで、久しぶりに二日酔いかな・・と思ったら、6時に目が覚めて別に頭も痛くない。逆に病気だ。
ただ少し胃が重いのは間違いない。朝メシは新幹線の車内販売でワンコインモーニングくらいにしておこうかな。
でもせっかくの新神戸駅、個性派駅弁の殿堂たる「淡路屋」さんを覗くだけ覗いてみよう。サンドイッチとか日本の朝食弁当とか、軽めのものもあったはず。
・・ギョギョ!こ、これは・・そうか、ウワサは聞いていたけど発売になっていたのか。ちょっと重いかもしれないけど一期一会かもしれん、買ってしまえ〜。
新大阪を過ぎて頃はよし、お弁当タイムだ。神戸の駅弁と言えばひっぱりだこ飯・・の限定バージョン!「さかなクンひっぱりだこ飯 」で〜す!映画「さかなのこ」が良かったのでね、買っちゃうよね。
1,600円となかなかのお値段ですが、ハコフグ頭を再現したツボを見てしまえば納得というものです。何に使うかって?知りません。どうしよう?
包み紙を取って現れたのはさかなクンさんのタコの絵だ!ありがとうギョざいます!だって!
ノーマルひっぱりだこ飯との違いは刻み穴子が明石の真鯛焼きに、そして主役のタコも明石産のみ使用となっているそうですよ!明石の海の本気がこのひと壺に詰まっているのね。
おさかなさん型のニンジンもさかなクンさんの提案だとか。かわええ。
初手、いきなりタコさん!立派な吸盤から見てオスですか。ムッチリたくましい歯ごたえが残る見事な煮かげん、味かげん。さすが明石のタコさんを知り尽くす淡路屋さんです。
真鯛さんは明石の海に揉まれた見事な身の締まり。上品な塩気でちょっと飲みたくなるのは秘密だ。さすが魚類を統べる王とのコラボ、下手なお魚さんは出せないという老舗の意地が伝わってきます。
菜の花や錦糸卵が入った醤油飯のウマさはいつものひっぱりだこ飯そのまま。名物にうまいものあり。
掘り進んでいたら出ましたよ。完食間近のごほうび、たこ天!サプライズまで忘れない構成、スキがないなあ。
胃が重いなんてなんのその、ペロリと平らげてしまいました。いや、壺が大きいんでボリュームあるはずなんですけどね。うまいから仕方ないね。
・・・やっぱり言わなきゃだめですか?はい、ギョちそうさまでした!
淡路屋 新神戸店 兵庫県神戸市中央区加納町1-3-1 JR新神戸駅コンコース 2F