チョコミントを楽しんだ後は、ひとまずホテルにチェックイン。いつもの東横イン四条烏丸です。暑い中歩き回ったのでシャワーを浴びてゴロゴロ休憩だ〜。
晩ご飯には京都の友人も合流することになっていて、お店は予約してあります。というか、予約はほぼ必須の人気店。頃はよし、向かうとしましょうか。ありがたいことにホテルより徒歩数分なんです。
四条駅から河原町駅方面に向かい、御幸町通を上ってすぐにあります「益や酒店」さん。18時とまだ明るいうちから大賑わい、予約なしで入れますかというお客さんが店外まで溢れそうな勢い。おかげで店頭の写真が撮れませんが、杉玉なんかぶらさがって日本酒気分が高まります。
おお〜、我がグンマの銘酒・尾瀬の雪どけ!と言いつつラムちゃんしか見ていないのは秘密だっちゃ。コレは福島だっけ。
看板やこの瓶を見れば分かるように、全国の美酒佳醸をお手頃価格で飲ませてくれる素敵なお店です。基本立ち飲みですが、今回は運良く3人でギリギリながらも座れるミニテーブルに案内していただきました。
爽酒・薫酒・醇酒・個性的と分類してくれているので、日本酒をよく知らないという人でも安心。きっと好みの一杯に出会え・・・困ったな、好みっぽいのばかりじゃないか。
とりあえずの一杯は華やかフルーティーな薫酒にするか。ご当地京都の神楽・純米無ろ過生原酒を一合願いま〜す。
個性的コーナーには個性的にも程がある笑四季まである。しかも貴醸酒かい。ただでさえ極甘な笑四季の貴醸酒・・もはや酒ではなく蜜とかシロップなのでは?
友人は店員さんオススメの磐乃井をグラスで頼んだようです。
こっちの神蔵も来たのでかんぱ〜い。
いやその前に、なんと突き出しが日本酒なのでこちらでカンパイ。福岡のだったかな?せっかく聞いたのに忘れた。口当たりの良いところをキュッとひっかけてから固形の突き出し、ホタルイカをいただきます。
良いお酒には良いアテが欲しいですよね。本日のおすすめから地鶏のたたきでもいただこうかな。
いちごのマスカルポーネも気になったけど頼み忘れていたじゃないか。
メインのフードメニューは見事なまでにおつまみ・肴・酒のアテ。ちょっとつついてキューと飲ませるようなものばかりです。
しかもハーフサイズ可とか焼きおに一ケよりとか、酒飲みの気持ちを知りすぎでしょう。よし、コレとコレと・・
京都で飲むならお漬けもの盛り合わせは外せない。と思ったら、なぜか秋田のいぶりがっこも入っているじゃないか。好物だからヨシ!
お魚のなめろうは味噌より塩麹が効いた感じでンマ〜イ!大葉とお魚さんの前にお酒が進まぬはずはなかった。
京赤地鶏のたたきは味も歯ごたえもマッチョ!地鶏だなあ〜。ここは一つムキムキなお酒を頼むか。
奈良のみむろ杉・華きゅんをいただきましょう。吟醸らしい華やかな香りにおりがらみらしいガッチリしたコメの味。地鶏とがっぷり四つ、のこったのこった。
鴨ロースの炙りカルパッチョなんてトリをかぶせてくるのはどこのどいつだ!でかした!
友人「あん肝も頼んじゃったけどダメでした?」
いい、いい!もっとやれ!
寒紅梅・HARUと萩の鶴・夕涼み〜!かわええお酒も完璧に抑えていらっしゃる!
友人「名前もラベルも味も良いですね〜」
夕涼みの猫、雑でいいよねえ・・味は華やかで甘くて、昼間に飲んでしまったらその日はもう何もしなくて良い気になる・・まさにこの猫のようにぐで〜ん、ほわ〜んとなってしまいそう。良いお酒です。
この辺で炙り盛り合わせの登場です。ホタルイカ素干し・鮭とば・エイヒレを固形燃料で炙りながらクイクイ飲むという、角打ち秘密兵器みたいなヤツ!
キモがトロッとするくらいまで炙るのが最高だホタルイカ。あちあちとかじって寒紅梅をクイっとな。楽しいなあ、コレでサバ缶でもあれば怖いものナシだな。
そろそろ外待ちの人も出てきたかな?長っ尻を決めるお店ではありませんからね、ほろ酔いのうちに上がりましょうか。
まだ8時前だし、ラーメンで締めるには少しお酒が足りないかも・・あ、京都の友人が何か企んでいる顔だ。 つづく
益や酒店 京都府京都市中京区大日町426 1F