京都でアジフライ超えのレアアジフライ、驚愕のシン体験! 京都フライ割烹 みくり桑(中京区・烏丸御池駅)

京都で二晩連続贅沢してしまうツアー。ついでというわけでもありませんが、昼間も少し良いモノを食べてしまおう。

観光過負荷状態の京都で美味しいランチとなると行列は必至。でも夕食の時間は決まっているので、昼があまり遅くなっては困る‥ランチタイムでも予約できて面白そうなお店か。そんなうまい話は‥あったかもしれない。ここは気になる。

四条から西東洞院通を上り、蛸薬師通を過ぎて‥Googleマップではこの辺なんだけど‥あ、看板みっけ。写真の通り細〜い路地とも言えない道の奥にあるようです。

なおGoogleマップはちょっと北にズレていたので、位置の修正を申告してみました。修正後も少しズレてはいるようですが、写真のような看板があるのでたどり着けるでしょう。

というわけで着きましたのは「京都フライ割烹 みくり桑」さんです。フライ割烹という謎めいた響きにそそられるじゃありませんか。真新しい看板も道理で、今年の7月に移転したばかりとか。

靴を脱いで上がると、L字カウンターの席に案内していただきました。ピッカピカの店内は気持ちいいな。エアコンとサーキュレーターにより爽やかな風が巡り、残暑厳しい京都であることを忘れてしまいそう。

昼のメニューはこちら。アジにヘレにロース、そして和牛フィレ!ふは〜どれも食べたい。

なんということでしょう、ミックスフライは7・8種類の中から3つ選べるのか!マグロ・ハモ・メンチと攻めたくなるじゃないか。どうしよう‥

予約の時に見た極み レアアジフライの写真がどうにも脳裏に残っている。どうせ毎月京都に来ているのだから、美味しかったら次回で他を攻めればヨシ。まずはアジでお願いするとしよう。

ランチメニューの次のページにドリンクメニューがあると困ります。なぜなら今日は運転がない。マキコレワインの白を‥一杯だけ、一杯だけだからね。

イタリアのカーサ・エルト ソアベ。なんともフレッシュでスッキリな。いっぺんに飲み干してしまいそうだけど待て、まだ前菜すら出ていないぞ。

しかしこの磨き抜かれたグラスはどうでしょう。もう良店確定な気がしてニヤニヤしてしまう。

サラダ等を6皿ほどに盛り付けているので、カウンター以外に個室か座敷があるのですかね。宴会も可能ということか。

まずはサラダです。本日は前菜も兼ねているそうで、大きなお皿にどっさり。冷たい葉っぱと温かいキノコやナスの楽しい取り合わせ。

キリッと輪郭がはっきりしたドレッシングと旨味ある温野菜がワインを呼んで仕方なく‥メインを前に空になっちゃった。わかっちゃいたけど一杯では済むはずなかったね。

おかわりワインをいただいて間もなく、極み レアアジフライ定食の登場!

ちょっと待ってください。このアジのサイズ。見事なレアっぷり。想像の5倍くらい「極み」だった!あまりにも美しいグラデーションのレアアジフライ。

アジは京都の舞鶴産だそうです。以前に食べた舞鶴産のサバもとんでもなく美味しかったからな‥光り物の聖地なのかもしれない。

味噌汁をすすって落ち着くんだ。きのこたけのこ食感満載で楽しいね。

ご飯の輝きと量ともに不足なし。よし、ここでしくじってはいけない。最初にしっかりとした絵を描くことが必要だ。

残るワインはおよそ3口、そしてアジは6切れ。山椒塩2つとソース1つでワインを片付け、残り3切れのアジはソースメインでオカズに、残ったご飯は温泉卵でフィニッシュ‥よし、描けた!

専門店直送のパン粉を使用した衣はあくまで軽くふっくら。ほんのりと少〜しだけ温まったアジの身は旨味が活性化!

揚げたタタキとでもいうのかしら、プリンとした食感は生よりフレッシュ、旨味は生のはるか上を行くシン・レアフライ!

自家製というウスターソース。醤油ベースに八角あたりが効いたアジアンテイストなんだけど、不思議なくらいソース味だ。元祖ウスターシャーソースの塩味を柔らかく、香りをさらにスパイシーにしたような。こいつはご飯はもちろん、常温の日本酒なんか呼んじゃいそうだな!

というわけで、白メシにトン、からのムシャー。アジフライでご飯を食べているはずなのに、海鮮丼を食べているかのような不思議な錯覚。衣とソースだからやっぱりフライ?でも身のおいしさはなめろう的であって‥うま〜い!

レアフライ素晴らしいな‥このワザで黒毛和牛フィレカツなんて、どう考えてもうまいでしょ。食べなきゃイカんでしょ。

フライだけでご飯を平らげてしまうところでしたが、ギリギリ温玉分だけ残すことに成功しました。これまた美味しいタレがかかっていて至高の卵かけご飯。聞けばとんかつソースなんかも自家製のようで、なんだかあらゆるフライを制覇しなきゃダメな気がしてきた。

とりあえず「美味しかったので今度は夜飲みに来ます」と言い残して帰ったのでした。いや〜昼から素晴らしい一杯と食事を決めてしまったな。

この後は高島屋へ行ってJRA70周年の展示なんて見まして、お腹も心も満たされました。さあ、ホテルで転がって大相撲でも見るとしよう。

10月、本当に夜行ってしまったので後ほど。

京都フライ割烹 みくり桑 京都府京都市中京区池須町419−6

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