トンカツの基準となるお店はこちら。彩の国黒豚は心のふるさとなのだ とんふみ(熊谷市・籠原駅)

二泊三日の京都罰当たりツアーも終わり‥おっと、東京駅で夕食用のシウマイを買うまでが旅行ですから忘れないように。

JR高崎線に乗り換え、車を置いてある籠原駅に着いたのは11時半。この時間に着いたということは、あそこで昼メシを食べることができちゃうのでは?

籠原駅北口ロータリーすぐにあります「とんふみ」さん。ランチ不遇の籠原駅前で、日高屋を除けばほぼ孤軍奮闘。大繁盛しているとんかつの名店です。

いつも賑わっているのですが、開店の11時から40分くらいはボーナスタイム。案外すんなり入ることができたりします。試しに入ってみるとやはり先客少なめだ。二人用の小さなテーブル席に案内していただきました。

第一候補はやはりロースカツだろうな。

祝日だったのでランチサービスはナシ。ランチは確かにお安いけれど「近県の国産豚肉」と明記してあるのよね。とんふみさん自慢の「彩の国黒豚」ではないワケだから通常メニューで良いのだ。

揚げ物を回避するならガーリックステーキでしょうか。しかしトンカツ食べたい‥慕情だもんな、仕方ないよな。

ミックスフライはカスタマイズも楽しめるらしいですが、豚肉を食べに来ているので頼んだことはありません。

カツカレーはうまいんだけど、カツがちょっと小ぶりなの。

お土産カツサンドを買って、寝かせてソースの染みたヤツで一杯やりたい願望もある。お酒は何がいいのかな、軽い赤かピート控えめウイスキーあたりだろうか。

でも今は昼だし、夜はシウマイがあるし、やめておこう。

結局ロースカツセットに落ち着きました。空手は正拳、カツはロース。何事も基本が大切なのだ。

自家農園産の野菜小鉢がつく嬉しいサービス。トンカツだからってキャベツ一辺倒ではございません。

モロヘイヤとオクラのおひたしとは夏だなあ〜。お新香のナスもみっちりした身が頼もしい。スカスカのスポンジナスじゃないのよ。

もちろんごはん味噌汁おかわりOK。したことはありませんが、できるとわかっていれば安心感が違います。

約170gというロースカツ。ソテーやグリルでは「それなり」くらいのサイズでしょうが、衣つきのカツとなると結構な迫力になります。老舗の手練、見事なキツネ色と食欲をそそる香りがたまりません。

卓上のソースは一種類‥でいいんだよね、小さい方は醤油と信じて数年だけど、まさか辛口ソースだったりしないよな。塩で食べたい人はヒマラヤ岩塩がもらえるらしい。

そしてキャベツにもソース、ではなく、特製の和風ドレッシング。妙にオイリーでうまいんですよ。

ドレッシングとソースをまとわせて銭湯準備完了!あ、真ん中一片を転がしておく儀式を忘れたね。まあいい、まあいい。

シャオっと小気味良い衣の音、甘味を感じる脂、きめ細かい赤身。色々な料理で「この店が基準」というお店がありまして、トンカツはこちらがソレに当たります。超えてくる所がなかなか無いのが問題だ。

トンカツにソースだけでもすごいのに、カラシもつけようなんて考えたのはどこの誰ですか?国民栄誉賞でもなんでもいいから差し上げてください。

最速でご飯がなくなるのは当然でしたが、耐え難きを耐えておかわりナシでごちそうさま。

いや〜、彩の国黒豚って本当に素晴らしいものですね〜。実はいつも買っている豚肉もそうなのです。カラダの2割くらいは彩の国黒豚で出来ている、かも。

ちなみにレジ前で直農場産のハムや焼豚なども売っているので非常に困ります。買っちゃうもん。彩の国輪廻が止まらない。

とんふみ 埼玉県熊谷市新堀781

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