フチが紅くて肉は白い、紅白の叉焼であけましておめでとうございます 幸蘭(太田市内ヶ島町)

あけましておめでとうございます。何年目か知りませんが、細々と続けていければと思います。

新年最初の更新ということで、手持ちの写真で一番めでたげなモノの話から。

ラーメン食べたい。マシとかカラメとか縁のない、昔ながらの醤油ラーメン‥本格中華のお店みたいな上品さがあればなお良し。そうするとお店は?

あまり良く考えなくても一択であった。よし行こう。

やって来たのは太田市運動公園の近くにあります本格中華「幸蘭」さん。

最近はちょっとランチに悩むと来てしまっているフシがある。まず何よりもおいしいし、ちょっとお高めなせいか混みすぎず静かな雰囲気が良いのです。

開店の11時半ほぼピッタリ、当然のようにポールポジションです。

四人がけテーブルを独占してメニューを拝見。秋頃にちょいと値上げしたようですが、もともと安いワケではなので誤差の範疇です。エビチリ定食が未食であることに気が付いてしまったけど、今日は麺の日なのだ。

魅惑的な麺メニューの中で、最もスタンダードな醤油ラーメンに近いのはチャーシューメン。店員の李紅蘭さんが「注文がお決まりになりましたらお呼びください」と言い終わる前に「チャーシューメンお願いします」と疾風のオーダーを決めてしまいました。

茉莉花茶が出る中華はそれだけで信頼できます。しかも李紅蘭さんがちょくちょく注ぎ足しに来てくれるので遠慮なく飲んじゃう。

運ばれてきたチャーシューメンを見て悶絶!なんと清楚な佇まいでしょう‥まさに食べたかったラーメンそのものだ!

しかしその味はただ懐かしいだけではない。

鳥やブロック肉の豊かな旨味にプラスして、これでもかとパンチを加える分厚い香味油の層。クラシカルにしてモダンなハイブリッドレスリング。

シャッキリポンと茹で上がったストレート麺。麺という字に麦が入るのも納得の風味です。地味に量も多めだったりします。

フチが紅い、まさしくチャーシューは厚いところが5枚も入ります。この香ばしいヤツを出してくれるお店が見当たらなくて‥横浜神戸あたりなら冷盤とか持ち帰りで会うことができるのかな。

せっかくなので前回のチャーシューを見てみましょうか。コレだ。

フチはなんとなく赤いくらいで、とにかく肉の迫力を前面に押し出したパワースタイル。コレは試行錯誤か、もともと無限の叉焼バリエーションを持っているのか。いずれにしても、とんでもないシェフの蓄積です。

青梗菜も味が含ませてあり、ただの彩りではありません。ネギは切りたてそのもの。ああ、丁寧な仕事だなあ。

香ばしく、ほんのり甘く、ハムのような食感のヤキブタ‥!レアチャーシューなんかもうまいかもしらんけど、結局ここに帰るのだ。しかも5枚も楽しむことができるとはさすがチャーシューメン。レジ横におせちの案内があったから、もしかして今回はソレ用でオードブルに寄せてあるのかな。

幸蘭さんのおせちって興味あるけど、大晦日から元旦にかけてグンマにいないし、そもそもお値段が4マン超と少々無理ゲーである。次回はおとなしく麻婆豆腐かエビチリの定食を食べることにします。

幸蘭 群馬県太田市内ケ島町463-5

平日限定肉団子定食と半ラーメン

酢豚定食

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