
夕食の買い物を済ませ、時計を見れば11時すぎ。お昼時だけど、11時開店の人気店はぼちぼち駐車場が埋まってしまう頃じゃないか。
よし、11時半開店のお店に行こう。そうと決まれば向かってしまうのは、

太田市運動公園の近くにあります「幸蘭」さんです。
いわゆる町中華ではなく、本格中華になるのでしょう。お値段もちょっと本格だからあまり混まないのがいいところ。
‥だったはずですが、運動公園でプロバスケの興行をやるようになったからか、ちょっと混むケースが増えたような。
そんなわけで、土日は12時をすぎると料理が出るのに時間がかかる場合もあります。11時半の開店早々を狙って入店だ。

無事二番乗りに成功。今日は未食の麻婆豆腐にしようかなと思っていたのですが、チンジャオロース丼も食べたことがないことに気がついてしまった。

杏仁豆腐も未食なんである。チャーシューメンあたりを頼んで食後にいただくプランもアリだな。
しかしぼくはサブウェイでMAXまでお願いする程度にはピーマンが好きだった。チンジャオロース丼を願いま〜す。むしろどうして今まで頼まなかったのか不思議だ。

うは〜、素晴らしいの来た!お盆が運ばれてきたと同時にUWFメインテーマが流れてしまうよね。こんなビジュアル。

幸蘭さんの定食は脇のメンバーまで精鋭揃い。サラダもキムチ風お新香もうまいうまい。

丸鶏のような、実に豊かで丸い風味の卵スープ。滋養という文字はこの一杯のために。

さて、いよいよメインのチンジャオロース丼に攻め込みましょう。ピーマンと肉が妖しく照り輝き、見事に炒められた中華ならではのご馳走感が漂っています。

青々しい香りが存分に活かされたピーマン、隠れ旨味要員のキノコ、綺麗な細切りでなんとも滑らかな肉‥‥なんてうまい料理なんだ青椒肉絲。
‥思えば回鍋肉と青椒肉絲でピーマン好きへの門が開かれたんだったよ。

食べ進めると、ピリ辛より控えめのチョビ辛な刺激がだんだん蓄積していきます。すると下のご飯が恋しくなって、掘り進むレンゲが止まらないワケだ。
ダメだよっ、こんなご飯に合うモノを丼なんかにしちゃ!ガツガツワシワシ止まらんじゃないか。
しかしピーマンなんて青くて苦くて甘いのに、しっかりオカズになるのも不思議ですね。肉と一緒だからか、なんとも飯の友な四川の味付けか、その両方か。
こんなにうまいチンジャオを食べさせてもらっては、幸蘭さんランチのエースである回鍋肉にも再会したくなるのであった。というわけで通ってしまうのであった。
幸蘭 群馬県太田市内ケ島町463-5