
さてゴールデンウィークです。毎年心待ちにしている、心のゴールデン週間。連休が楽しみ?違います。そもそも混むから連休自体は好きじゃない。
ならば何を心待ちにしているかと言えば、旧軽井沢にある「鳥勝」さんの再開!言わずと知れた鳥の丸焼きの名店が冬眠から目覚め、営業を始めてくれるのがゴールデンウィークからなのです。これから10月末まで、ほぼ毎月のように通うことになります。

2025年のGWは飛び石だから混まなそうな日を選んでみよう。平日の4月30日に来てみたところ‥あらやだ、思った以上にガラガラじゃないの。
そんなわけで、いつも行列の「ベーカリー&レストラン沢村 旧軽井沢」さんも席待ちが全く無い状態。こんな大チャンスはめったにないぞ。パンを買うだけでなく、レストランで食事も楽しんでいくとしましょう。
中に入るとさすがにガラガラなんてことはなく、7分かそれ以上入っていますね。今現在旧軽にいる人の3割くらいを取り込んでいるのかもしれん。

10時頃だったのでモーニングタイム。沢村さんのモーニングなんて、数年前に新宿で食べて以来だぞ。メニューは‥豪華モーニングプレート、厚切りトーストとベーコンエッグ、スープセット、フレンチトーストか。
‥‥帰ったら丸焼きをこれでもかと食べるからな‥豪華モーニングは避けて、少しボリュームダウンの方向で行こう。厚切りトーストとソーセージ&ベーコンエッグ、ドリンクはアイスコーヒーで願いま〜す。母はスープセットだそうです。

ちょっと前にロースタリーまで開店した沢村さんだけに、アイスコーヒーも大変おいしい。酸味なしのドッシリ深煎りながら後味は涼しさを感じる。相反する要素が複雑に絡まるすごいバランスだ。

そしてモーニングプレート!盛り盛りで来た!本当にボリュームダウンできたのか。

軽井沢の食事といえばサラダです。まだレタスにもキャベツにも早いけどサニーレタスがたっぷり。母のスープセットはニンジン等も追加されて「お野菜さらに倍」みたいなとんでもない量でした。
あ、こっちのセットにもミニスープがつくんだね。アスパラのポタージュかな?胃に染み渡るような滋味‥これにはパンをドブンとつっこまないとウソでしょう。まだ全部飲んでしまわないようにしよう。

そして沢村さんといえばパンだ、パン!厚切りトーストは撮影の角度が悪かった。写真で見えるよりはるかに厚切りで、さらに言えば後ろにもう一枚控えております。
手前の褐色パンはパン・コンプレかな?全粒粉らしい味わいがすごい。表面のバリバリ感はバゲットみたいだし、こりゃ良いパンだ。
厚切りトーストは湯種もっちり食パンですね。いつも通販で買っているパンと同じ味のできっとそう。とは言っても、冷凍で送られてくるパンと焼きたてパンですからね、同じようでありながらまるで別物です。しあわせです。

オカズは両目揃った目玉焼きにカリカリベーコンにソーセージ。野菜・ハム・ベーコンと揃うと軽井沢感に満ち満ちてきますね。
ソーセージはなめらかなひき肉からガーリックの香りがふわっと立ち上る極上の品。軽井沢デリカテッセンのチューリンガーのような気がする。買って帰ろうかな。

ベーコンはね〜、のっけちゃうよね〜。麦を感じるもっちり食パンにたっぷりバター、そしてベーコン!アブラと糖って毒なんでしたっけ?そう、これは間違いなく毒、附子とかいうヤツだ。他の人が食べたら大変だから責任を持って平らげます。
食後はベーカリー側でパンを買うのも忘れまいぞ。湯種もっちり食パンとパン・ド・ミなどを買いました。

徒歩2・3分の旧軽銀座に戻り、鳥勝さんへ。前日に電話予約しておいたのですんなり受け取りです。お互いに「今年もよろしくお願いします」なんて季節はずれの挨拶を交わしますが、本当に今年初なんだから仕方ない。

コレだよコレ!最大の好物、明日くたばるとなったら最後に食べたい鳥勝さんの丸焼き!今年はまたちょっと上がって2,500円ですが一向に構わんッ!
4人くらいでちょうどいいサイズだから、まだまだ「安い」のかもしれない。ウチは一羽じゃ足りんけど(主にぼくが食べすぎる)。

一年最初の軽井沢はイッヌの首輪を新調する日でもあります。やはり旧軽の軽井沢皮工房さんで名前と花飾りをつけてもらうのだ。
一昨年は水色、昨年は黄色、今年はピンクにしてみました。「熟女なんだから派手にした方がいい」(談:母)
ベーカリー&レストラン沢村 旧軽井沢 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢12-18