意外と外では食べない生姜焼き。久しぶりに頼んだら焼き肉のタレつきという新基軸でした 菜苑(邑楽郡大泉町)

さあお昼だ。本日は大泉町方面と決めています。

駐車スペースが少ない中華屋さんの開店時間を狙ってみて、もし満車だったらすぐ近くの和食屋さんへ、そこもダメだったら洋食店へという三面埋伏の計で必勝を期します。

最初の中華屋さんの駐車場は‥してやったり、一台もないじゃないか。最初の突撃で正面突破に成功。意気揚々と入店するのは「菜苑」さんです。

本日の日替わりセットはとんかつ定食。「ちょっとうすめですが‥」と正直だ。薄いかつをソースびたびたにしてメシをかきこむ、いいじゃないか。ミニラーメンもつくみたいだしコレで決まりかな?

しかし中華屋さんでなぜかデミソースの煮込みハンバーグというのも気になる。

あっ、冷し中華?もうそんな季節なんだね。こっちはミニチャーシュー丼つきと、客が満腹するまで帰さない覚悟らしい。それが証拠に、お腹を空かせているであろう空調服のガッツマンたちが入店してきましたよ。

なんと席に着くなりお盆が運ばれていく。席の予約だけでなく注文まで済ませてあるとは常連が過ぎる‥汗を流して働くナイスガイたちの信頼を勝ち取っているのだな。

よく見えないけど、彼らが食べているのはこの辺のスタミナ系な気がしてならない。

スタミナ系といえば‥そうなんだよ、前回食べたレバニラが教科書のようなレバニラでおいしかったんだよ。もう一丁いく?

いや、あえて麺を試してみる手もある。中華の「うまに」は文字通りうまい。五目うまにラーメンと餃子というお大尽セットなんていいかも。

悩んでいると、学生時代の思い出が走馬灯のように流れてきました。

部活の先輩と中華屋さんに行って、先輩が「俺はナマなんとか焼き。本格中華っぽいだろ?」と指さしたのが「生姜焼き」だったというね。確かに他には三国志の姜維くらいでしか見ない漢字ですが‥

というわけで、写真撮り忘れたけど別紙メニューにあった思い出のメニュー、生姜焼き定食を注文してしまいました。ちゃんと「しょうがやき」って言ったよ。

当然のように半ラーメンつき、鉄壁の布陣で登場です。

味噌汁がわりとしては大きめのお椀に入った半ラーメン。海苔に覆われてよく見えませんが、ちゃんとチャーシューまで入っております。

麺もスープも実に見た目通り、期待値そのままの実直な美味しさです。定食の半ラーメンはかくあるべし。

大ぶりの海苔が入っているということはラーメンライスにも好適。フルサイズの生姜焼きもあるので米不足は必定でしょう。

しかし生姜焼きをお店で食べるのって何年ぶりだろう。ウチではたまに食べるし、むしろ好物のはずなんですが‥外ではなぜか頼まない。

こま切れと玉ねぎのミックスか、大ぶりのスライスを焼くかで言えば、こちらのような大ぶりが好みのタイプです。

形状が好みである上に、ふわっと生姜が香るタレの絡みや甘辛加減も良い感じ。これでもかと飯がはかどるなあ。

三種の小鉢も良い箸休め。

肉についている味は上品で丸い甘辛なんですが、小皿で提供される焼肉風のつけダレでガッツリタイプの味も追加可能。パンチを求める方もご安心めされよ。

先にも言ったように、あまり外で食べないからはっきりしないけど、生姜焼きにつけダレがあるのって珍しいですよね?困りますよ、やっぱり米不足に陥ったじゃありませんか。

そして食後にはコーヒーまでついちゃうんだから。しっかり深煎りで「ふう」とひと息ついてしまう一杯。

焼肉定食の雰囲気も味わうことができる生姜焼き‥新基軸だ。こんなことならもっと早く食べておけばよかった。先輩、ナマなんとか焼きは進化を続けているみたいです、押忍。

菜苑 群馬県邑楽郡大泉町朝日4-1-2

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