朝だけ間借りのうどん店。はんなり優しい出汁と麺‥と思いきや、肉カスに黒マー油だと? 朝うどん(中京区・四条駅)

創作和食とフライの夕べ、大変おいしゅうございました。二日目は丸一日ソロ活動です。もっとも暑すぎるから、メシの時以外はホテルに缶詰のつもりですが。

京都宿泊時の朝食はペッパーカルネで済ませることが多いです。うまいし手軽だし四条駅でパッと買えるし。でも今回は三泊ということで、せっかくだからお外でのモーニングも楽しんでみましょう。

おとなしくホテルの朝メシを食え?いや本当にそうなんですけどね。

定宿としている東横インは長刀鉾の隣。ちょうど鉾建て開始の日に当たりまして、チェックインのために入るのも大変なほどの人混みでした。

とはいえ朝7時となると、人はほとんどいませんね‥なんて、祇園祭を無礼(なめ)ていた。翌日の朝7時は、ちまきを求める大行列ができていました。

長刀鉾より徒歩1分、かつくらさんを越えてファミリーマート手前の路地にあるのが本日の朝メシポイント。「朝うどん 路地奥で営業中」と看板にありますように、あさ7時から10時まで、3時間だけの間借り営業のお店です。

昼はラーメン店も始めたと聞いていたけど本当だ。京出汁醤油らーめん‥気になるな。

ボロネーゼ専門店のはずですが、朝は「うどん」の暖簾がはためいています。その名も潔い「朝うどん」さん。

店舗前のメニューを見て食べるものを決めておき、カウンターで番号とトッピングを伝え、お札を入れる箱やコインカウンターを使って自分で入出金するという、セルフにも程があるシステム。

今日は何を食べようかな‥西側に来たからにはかすうどんだろうか。うどんにねぎなんていくらあっても困らないから、かす九条ねぎうどんこそ最適解か?

トッピングはどうしよう、天かすでWかすにしちゃおうかな?いや待て、よく見るとラーメン店を始めた影響か、なんと自家製マー油なんてトッピングが増えているじゃないか。コレだ!

決められない人には全部入りオールスターなんてのもあります。

入店して、①番にマー油でお願いしま〜すと伝え、690+70だから760円ちょうどをコインカウンターに入れて、お冷やを持って空席へ。

「1名様、かす九条ねぎにマー油のお客様〜」とお呼びがかかったら受け取りに行きましょう。

うどんの白地に九条ネギの緑、肉かすの茶、ぐるっと廻るマー油の黒。うどんには見えない不思議なビジュアル。

食べる前にうどんにまつわるエトセトラなんて読めば食欲増進間違いナシでしょう。

BGMはモーツァルト‥と言えば、ゆったりくつろげる雰囲気のはずなのですが、よりによって「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」だ。超絶コロラトゥーラを聞きながらうどんをすするなんて人生初だよ。

先ほどの紙にも書いてあるように、コシという概念なしのスベスベでツルツルなうどん。出汁と一緒に飲み込むようにいただくのが良いのでしょう。昨晩飲みすぎた胃には最高に優しい。

いや優しいだけではなかった、ものすごいパンチ力だ!肉かすとマー油、つまりアブラとニンニクで思いっきりラーメンな雰囲気になっているじゃないか!

和の出汁を天カスとコショウでラーメン気分にさせる鳥取の素ラーメン。ソレの京都パワフルバージョン?

これだけ入っても辛味が立たない九条ネギも面白いですね。ネギの香りはたっぷりなのに不思議なものだ。

優しい出汁にパワフルな具と薬味という新世紀京風朝うどんを楽しめるのはココだけかもしれない。気に入っちゃったから明日の朝も同じにしようかな。

朝うどん Breakfast Udon 京都府京都市中京区阪東屋町664-7 1F

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