店舗も料理も味があふれる文字通り味処!しかもオムカツカレーライスなんてメニューはチートが過ぎないか? 味処いいづか(邑楽郡明和町)

カツカレー食べたいな〜。なんとなく館林市・羽生市あたりをGoogleマップで「カツカレー」検索してみたら、たまに通る道に知らないお店が‥こんなお店あった?よし、行ってみよう。

ナビに言われてたどり着いたのは、あれれ?大きなエビフライで知られるお店でここは来たことある。店名も違う…と思ったら、目指すお店は20mほど先だった。国道122号に背中を向けて、細い側道側を向いている!こりゃ何度通っても知らんわけだよ。

この時代のついた建物はどうですか、「味処いしづか」さんです。最初に言っておく、一目惚れだ。

側道に面した駐車場は広く枠線ナシ、とめ放題で安心です。11時ピッタリに着いたけど営業中の看板を確認、入店!

「あっ、いらっしゃい‥ませ」というなんとなく歯切れの悪いあいさつは一見の客が珍しいのか、はたまたぼくの見た目のフシンさか、たぶん両方だな。テーブル3卓にお座敷たくさんという広めの店内、開店一発目の客だったのでテーブル席をゲットしましょう。

メニューも見ない前からカツカレーと発声しようと思いましたが、初来店なので一応見る。えっ、オムカツカレーライスインディアンカツカレーピラフ?ナニソレ?

アワアワしながらページをめくれば魅惑のカツ丼になぜかのとろろ丼と来て

特製生姜焼定食にジャンボメンチカツ定食、お隣のお店にもある海老フライまで!うわわ〜、ナニを食べれば正解なんだ!

いっそのこと焼き物揚げ物が揃った豪華セットに行ってしまおうか・・でも気分はカレー曜日だしな、初志貫徹にひとひねりを加えたオムカツカレーライスをお願いしましょう。

味のあるというか、味しかない店内を見渡すとセルフのコーヒーコーナーがあるみたい。ではいただきましょうか。

ワハハ、マジックで直接アイスコーヒーって書いちゃって。いいなあ、好きだなあ。

店頭で売るお弁当を作っているらしく、忙しく立ち働く厨房の音を聞きながらアイスコーヒーを飲む‥あまり遠くに来たわけでもないけど、なんだか旅に出たようだ。

10分くらいで登場したオムカツカレーライスはどうですかお客さん!ビューティフル・・!

盛り付け、彩り、そして紙ナプキンで包まれたフォークとスプーンまであまりに見事じゃないですか。正直、店構えから油断していた。これは襟を正していただかなくてはなりますまい。

生野菜は味付けナシみたい。つまりトマトが口直しでキャベツはカレーと共に食べるが吉と見た。

したらばメインのオムを攻めましょうか。ぷっくり太った丸いオムにちょいとのったカツがかわええ。ちなみにお皿が大きいので、実物は写真よりボリューム感があります。

タマゴがプリッとはじける感じがスプーンを通して伝わってくる。良いオムだなあ。あ、中は白メシなんだね。いただきま〜す。

なるほど〜、思い切りよく塩味が効いたカレーだな。だからあえての白メシなんだな。辛さはゼロに近い、ビシッと塩味のパンチが来るカレー風味のあんといったところ。

小ぶりなカツは肉も薄めでいかにもオマケかな?と思ったらとんでもない、サックサクの軽い衣は生パン粉か。薄い肉と軽い衣で素晴らしいバランス、カレーと合わせ技で一本だ。

なんと言っても白メシ自体がスゲーうまいんですよ。定食屋の鑑のような銀シャリ!

全部合わせてコレ・・うまい、うますぎる。さすが埼玉との県境、ソレを言わせに来たか。

ちょいカツ、ちょい玉、ちょいカレー、ちょい白メシのカルテットをひと匙で食べればまさに至福。うむ、スプーンが止まらん。

食後にアイスコーヒーを・・この色気も素っ気もないコップがやっぱり味しかない。まさに味処、看板に偽りなしというところ。

お支払いの段となったら大変にこやかな店員さん、やっぱり見た目のフシンさが悪かったんだな。次はインディアンカレーピラフか?ジャンボメンチか?絶対なんでもうまいぞ。

味処いいづか 群馬県邑楽郡明和町川俣144

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