アブラと粉がガツンと来るマッチョパン!濃くてデカいマッチョな具材!京都の名店の惣菜パンは剛よく柔を断つパワーマンだ! たま木亭(宇治市・黄檗駅)

京風スパイス朝定食を決めて、宿に戻らず京都駅へ向かいます。朝メシを食べたから今度はお昼を買わないとね。メシのことしか考えていない?そうですとも。

実は京都に二泊するというのに御朱印帳を忘れまして、観光モードの腰を折られたのね。

京都駅から奈良線に揺られること20分、宇治の黄檗駅へ。黄檗といえば見応え抜群の萬福寺、そして

食べ応え抜群の「たま木亭」さん!パンの名店が多い京都でもトップクラスに有名なお店ですね。電車で来たのは初めてだけど、駅からほんの7・8分なんだな。車の場合は提携駐車場がいくつかあります。

今日も行列が・・あ、でも午前の早めだからか寒いからか、嬉しいことに店外の列は10人くらい。これなら10分くらいで入れそう。入口すぐの冷蔵ショーケースの前が空いたら入店タイミングです。

さて、ズラリと並ぶパンを素早く見回して的確に選ぶ・・昼メシと今夜会う友人へのお土産と明日の朝メシと・・あっ、売り切れ必至で幻とまで言われる角食があるじゃん!買う買う、買います。でっかいけど頑張って持って帰ります。

ホントは外で食べたいけどこの日は12月、宿に戻ってのランチにしましょう。牛乳でも買おうとコンビニに寄ったら白バラコーヒーがあるという僥倖。

宇治育ちでたま木亭の語り部である友人イチオシの梅しそチキンカツサンド!たしか480円。

分厚いチキンカツに梅ペーストに大葉、主張が過ぎる組み合わせの具を優しくおおらかに、さらに力強い風味で挟みこむしっとり食パン!

これぞサンドイッチの王、一度は食べなきゃ損損・・だけど一度食べると何度も食べたくなってしまう罠。実際3回目だったりします。

ベーコンとオリーブのパン、たしかそれが正式名称。230円だったかな。アブラアブラしいパンを手づかみでワシっとかじりましょう。

ウヒョ〜、バターと小麦がこれでもかと攻めよせるパン!その名の通り、噛みしめるたびにまろび出るゴロゴロベーコンとまるごとオリーブ!菊菓堂のパンもビックリのおいしさに思わず「ンマーイ!」

パンも具もすごいマッスルパワーだな〜。白バラコーヒーを選んだ自分エラい、合いすぎるわ。

素晴らしいランチに大満足して、後は晩メシまでゴロゴロしていたような気がする。ホントにメシだけ食いに来ているようだ。

翌朝の新幹線。ワゴンサービスでアイスコーヒーを購入したら朝メシを取り出しますよ〜。

たま木亭さんの看板商品の一つ、パンシュー!250円と思う。ゴロゴロベーコンにジャガイモ、ニンニクにコショウと猛烈なパンチの連打全てを受け止めるウマすぎパン!

これは失敗した、買った翌日の冷えた状態では塩気が引き締まって・・ワゴンで白ワインを買うべきだった!いや待て、帰ったら運転だ落ち着け。さあほらコーヒーを飲んで。

ん、コーヒー・・ンマーイ!ウマいパンはコーヒーの風味をブーストしますねえ。

もう一つはカスクルート(カマンベール)で390円。噛みごたえの良いバゲットに過剰な量のハムと、

ざっくり切ってそのまんま、これまた過剰なカマンベールチーズを挟むという。こう言ってはなんですが、たま木亭さんのサンドイッチや惣菜パンは乱暴が過ぎる。好き。

これまたべらぼうにコーヒーに合うんだな。そして粉と油がたっぷりついた手と口を拭うのにピッタリな分厚いおしぼり!なんだ、たま木亭さんのパンと新幹線って相性良すぎじゃないか。京都帰りの定番になってしまいそう。

帰ってから幻の角食を・・と思っていたのですが、ウカウカしているうちに母が全部食べてしまったのはいつも通りなのでした。ああもう。

たま木亭 京都府宇治市五ケ庄平野57-14

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。