柏崎の名店・てのひらさん。2023年のおせちもお取り寄せしてしまいました 和ノ食 てのひら(柏崎市)

2022年の大晦日。神戸の東横インに潜伏して、ず〜っとウイニングポストをやっていました。ナリタブライアンとエアグルーヴが手に入ってしまったから仕方ないね。

なんとも締まらない年越しとなりましたが、神戸に来たのは年明けのため。柏崎の名店「和ノ食 てのひら」さんのおせちを昨年に引き続き取り寄せまして、元旦に開けようという算段なのです。

はい、あけましておめでとうございます。友人に受け取っておいてもらったおせちは税込24,000円・・のはずですが、振込も何もしていない・・大丈夫なのか。

風呂敷を解いたら立派な木箱におめでたいお箸。昨年は横長の箱でしたが今年は真四角ですね。

請求書かと思ったらお品書きであった。あれ、どう払うんだ・・(LINEで連絡が取れました)

ひらけ、フタ!開封だ!

「今年は飛び散らないよう気合入れます!」というコメントをいただいていましたが、予想を遥かに超える、花まで駆使してのビューティフルな盛り付け!こんなのアガらないワケがない!改めまして、あけましておめでとうございます!

4四16のブロックに分かれた華麗なるオツマミたち。さて、どう手をつけてくれようか。

迎撃するのはもちろん新潟の芳醇・・と言いたいところですが、個人的好みとラベルのかっちょよさで徳島の三芳菊特別純米新酒となりました。

三芳菊酒造さんはお酒がうまくてラベルが綺麗で所在地の地名が「池田町サラダ」と話題に事欠きません。

ウチでついた餅も焼けました〜。写真はノリもちだけど白もちもあるよ。スタンバイOK、おせち開始、開始〜。

新潟の鴨はレバーや砂肝も入って素晴らしい野のウマさ。柏崎の塩引鮭と佐渡のクリームチーズのペーストなんて、クラッカーがあれば一生カリカリ食べちゃうよね。

佐渡のブリはどんな大物なのか、ほぐし身だというのに力強い脂を感じておにぎりに投入したい欲がムクムク。村上の天然鮎とよもぎ麩!癖とクセがスクラムを組んで酒を呼びに呼びたおす!

柏崎の鯛みそは箸でちょっとなめるのはもちろん、やっぱり白メシにのせたいニッポン人。佐渡イカの自家製塩辛と大船渡の塩ウニを混ぜるな!危険!コレは塩辛だけどメシの友じゃない、日本酒特化型だ!

柏崎いくらは気持ちよく弾ける最もウマい時期じゃないか。その下の煮凝りは気仙沼のフカヒレ?ふええ、こいつは春から縁起がいいのう。

高柳ぜんまいと新潟地鶏のしんじょはぜんまいの存在感がすごい。キュコキュコという山菜食ってんなあ感が満載です。佐渡ずわいがにとかきのもと(食用菊)は・・カニか、一応やめておくか。きっと菊が爽やかでカニの甘さが引き立つんだろうな。

兵庫の自家製からすみ!からすみ大好き!からすみと餅なんて永遠に食える!その下は気仙沼ふかひれ・・あれ、先ほどもいらっしゃった?ふかひれダブりってどんな贅沢な話だ?高級品は喧嘩せずみんなが食べられるようにかな?

柏崎あわびはクニクニとプリプリの中間点の見事な仕上がりで、これまた酒を盗む盗む。柴田牛煮込みはコンビーフの超上位互換でパンにも合いそう。というかほとんどの品がクラッカーにのせたくなるソレだよね。買っておけばよかった。

佐渡南蛮えび塩辛は甘味があってこれはお酒にもご飯にも、そしてもちろんお餅にも。三河一色うなぎ村上茶煮は・・あまりにも言うまでもなく、茶漬けにしてえ〜!

(友人撮影)

1つのもちに鯛みそをのせたりからすみをのせたり、もちろんそのまま食べてお酒を飲んだり。ほとんどがフレークやペースト状だから、実は量もすごいことになっています。夜も飲める。

素晴らしいおせちで素敵な初飲みとなりました。てのひらさん、春ごろ長岡に移転されるそうです。長岡なら電車の方が楽チンかな?そうなると冬場も行けるじゃないか、よしよし。

あなたネコなんだからブリとか鮭とか欲しがりなさいよ。一通りフンスフンスと嗅いだだけで寝床に戻ってしまった。ネコはいいよね、ウチのイッヌだったら全部食べてしまうよね・・

和ノ食 てのひら 新潟県柏崎市駅前2-3-51 興産ビル 1F

前回のおせち

お店で食べた話

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