京風スパイスカレー屋さんに不定期で登場!「骨をしゃぶる」ためのマトンカレー! SPICE GATE(京都市下京区・京都河原町駅)

北関東の友人がゲーム会社に就職することになったそうです。おめでとうございます、なんて会社?

友人「京都のロクゴウシツ(仮)です」

なんか知ってる!というか、そちらの社長さんには懇意にしていただいて・・いや、そんなことある?世間ってば狭すぎだよ。じゃあ京都にお引越しですか。

友人「リモートで北関東のままなんですけど、一応ご挨拶だけ行きたいというか、会社を見てみたいなと思うんですよ」

何度も行っているのでご案内しますよ。なんならアポまで取りますよ。というわけで、京都二泊三日ツアー開催です。東京駅で待ち合わせて、新幹線でGo〜。

京都駅からタクシーを飛ばして来たのは、寺町通の交差点近くにあります「SPICE GATE」さん。運転手さんに「寺町のアーケード前あたり」と言えば近くまで行けます。

朝カレーで何度かお世話になったお店ですが、初めて昼メニューを食べてみたいと思い友人を巻き込んでみました。螺旋階段を登るとお店、ちょうど出て来た2名と入れ替わるようにテーブル席をいただきます。

昼の野菜たっぷりフレッシュキーマカレーを食べたかったのよ!願いま〜すと思ったけれどちょっと待て。

限定10食の鹿カツカレー鹿ステーキカレーが気にならないはずがあろうか、いやない。

さらにインスタをチェックしてビビってたじろいだ3月のカレー、ホタルイカのマスタードビンダルーと菜の花サグチキンカレーっ!ホタルイカ酢味噌和えを意識したマスタードビンダルーとほうれん草ならぬ菜の花のサグカレー・・和印折衷〜!

ホタルイカをクルッとひっくり返したら不定期登場という限定カレーまであるじゃないの。骨をしゃぶる為のマトンカレー!「マトンの骨までしゃぶる」ってどこのドルゴルスレンだよ!カレーといえばマトン、君に決めた!

まだ日本語に不慣れな店員さんに「ご飯少なめ、ゴボウのアチャールをトッピング、ラッシーを追加」とややこしいお願いしたところ、この後2回ほど確認に来ました。ごめんな日本語しか話せなくて。異国でもがんばって。

13分程度で到着、骨をしゃぶる為のマトンカレー・ご飯少なめ・ゴボウのアチャール添え!カラフル&ビューティフル・・!

友人が頼んだホタルイカのマスタードビンダルー・菜の花のサグチキンカレーもなんという華やかさでしょう。まさしく春爛漫といった華麗なお皿ですが、インドに春ってあるの?

センターの骨付きマトンにはパクチーと針ショウガが付き添い、なんと素敵にエスニック。

SPICE GATEさんと言えば〜の、煎茶で炊いたバスマティライス!ムギュっとした歯ごたえと清々しい香りはどうだ。味皇いわく、コメもまた野菜なりは真実だった。

ゴボウのアチャールってどんなのよと思って注文してみましたが、なんでしょうこのウマすぎスパイシーきんぴら。山盛りのこいつとバスマティライスで立派なカレーになってしまいそう。これは危険、300円払って2倍トッピングもアリ寄りのアリ。

赤玉ネギ・玉ネギのアチャール・紫キャベツのピクルス・ライタ・トマトと玉ネギのカチュンバル。口直しにヨシ、味変にヨシ、まぜて複雑化にヨシ。それぞれをミニタッパーに詰めて買って帰りたい万能部隊たち。

カレーに沈んでいたマトンをすくってパクリ。ふっほ、マトンのクセが絶佳な風味に昇華するスパイス!ここのカレーで初めて辛いと思った程度には辛口(注:辛さ耐性高め)で、ショウガにマトンにトマトに玉ネギ、旨味と刺激が疾風怒濤の勢いだ!

朝カレーはサラッと京風の涼やかなカレーだけど、昼はこんな燃える闘魂パワフルカレーが出るのか〜!

針ショウガとカチュンバルとライタを混ぜると、カレーとはまた違う角度でバスマティライスがウマくなる。いつものデンでご飯少なめコールを後悔ですが・・もしかしたらコールが通っていなかったのか結構な量があった、けど結局足りない。

マトンカレーとインディアンきんぴらを混ぜると無双のウマさ。そこにパクチーが入ってきたらどうすんのさ。泣くぞ!

友人「ホタルイカも菜の花もとんでもない、カレーなんだけど京都・・古都はなんて奥深い」

そう、スパイスカレーなのになぜか芯は京都。そこで一気にインド北部の風を吹かせるのがこちら。

お店オリジナルのカシミールチリMIX

友人「ペッパーミルして・・あ、インドになった!すごい!」

面白いよねえコレ。こっちのカレーはすでにインド率激高だけど、やっぱりガリガリ。ふは〜、ラジャライオン〜!

後半戦となると混ざりに混ざってさあ大変。足し算どころかかけ算、バイバインの法則で風味が加速します。

バスマティライスとカレーが尽きたらデザートにして本命、骨しゃぶりタイムだ!

骨周りのゼラチンはもちろんのこと、カレー風味の髄がたまりませんって。骨をしゃぶって髄をすするとね、原始のパワーがみなぎってくる気がするわね。

おいしすぎてラッシーに手をのばすヒマもなかった。冷たいところをゴクゴク飲んでクールダウンしよう。

友人「いきなりガツンとやられましたね〜。京都すごい」

メシの予定は綿密に立てておりますからお楽しみに。逆に言えば晩飯までノープランだ!どうしよう。   つづく

SPICE GATE 京都府京都市下京区恵美須之町546 しきさい寺町ビル 2F

前回のトマトのおでん出汁カレー

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。