ムーミンバレーパーク、平日なら落ち着いたかな〜ということで行ってみました ムーミンバレーパーク(飯能市)

埼玉にムーミン谷ができたそうです。なんと飯能市宮沢湖という、まさしくサイタマな所に!

宮沢湖といえば大半の遊具が沈黙している遊園地と、ペンギン以外のミモノが思い出せない地味な動物園がありましたが‥果たしてどのようにどう化けたのか、行ってみるとしましょう。

入場券も駐車場もネットで予約できるシステムです。駐車場が予約できるのはありがたい。土日と平日や時間でいろいろ変わる難しい料金システムですが、早い話が「ネット予約すると上限金額より安いし確実に車を置ける」ということです。

よし、バッチリ予約!のわけが…さすがわたくし、まるまる1ヶ月間違って予約しちゃったじゃないの。おかげで予約料金の恩恵は受けられず。平日だから空きはあったけど、危ないところでした。

駐車場からムーミンバレーパークへの道には傘のアーケードですよ。梅雨時限定かどうかは知りませんけど、きれいだな。

テクテク歩いて宮沢湖に到着。はぇ〜、釣り竿やスワンボートがチラホラと見えるいかにもB級スポットな風情だったのに、実がこんなにキレイなところだったのか〜。

これはムーミン谷と言われても納得だ。うん、いいじゃないか。

歩道も整備が行き届いている‥とはいえ宮沢湖の正体はダム、つまり山なんで坂はあります。カカトの高い靴やサンダルで来ちゃうと大変かも。

ヘルシンキまで7781kmという道しるべがありますね。なぜフィンランドはヘルシンキ?ああ、トーベ・ヤンソン先生の出身地か。

そう言われてみれば、建物も北欧な雰囲気じゃないですか。これはもう心は飛んでイスタンブール。じゃなかった、ヘルシンキ。実は埼玉。

この建物はカフェかな?近くにあるラーメンの名店に寄ってから来たのでおなかいっぱい。雰囲気だけ楽しみましょう。

あっ、そこのニンギョ、あなた北欧じゃなくて北米でしょ!アメリカザリガニかブルーギルかという繁殖力には困ったものです。

おや、空中にネットがあって、チビッコがびよんびよん跳ねている。その揺れをハンモックがわりに気持ちよさそうに寝ているおじさんもいる。

こちらはファンモックという空中アスレチックだそうです。トランポリンみたいに跳ねたり網のトンネルがあったりするらしい。なんだ、楽しそうじゃないか。

ムーミンバレーパークとは別の予約制で90分2000円。駐車場は共通とか。日帰り温泉もあったし、宮沢湖が総合レジャーランドになっていた‥!

さらにテクテク歩いて、とうとうやってきましたよ。ムーミンバレーパーク!インク壺にのったミイとムーミンがお出迎え〜。まあかわええ。

本を模したゲートがズラリと並ぶ、いかにも映えそうなウェルカム撮影スポットです。みなさん写真を撮りまくっているので私もカシャカシャ。

平日なのにお子様がやたらと走り回っている‥みんな小学校どうした。革命中なのか。

キレイな地図を頼りに園内を…いや、さっぱりわからん。入口付近に置いてあったパンフレットを頼りに巡りましょう。

ムーミン谷エリアコケムスおさびし山エリアに分かれているそうです。

ムーミン谷エリアの入口にはムーミンパパ手造りの水浴び小屋がありますよ。中を覗いて見ることもできるのか。どれどれ?いや〜、これはよくできて…

「シャーッ」

ん?なんの音ですか?なんだなんだ、なんか飛んでいったぞ。

鳥か飛行機か?スティンキーか?いや、ヒトだ!

えらいスピードで湖面を滑空していきます。なんだあれ、メチャメチャ気持ちよさそうじゃないの!

飛行おにのジップラインアドベンチャー」というアトラクションだそうです。往復約400メートルをシャーっと行って1500円。これは楽しそう、ぜひやろうと思ったら、この日の券は完売!

15時以降のアトラクションチケットはネットで予約購入可能、それより前の時間は現地の券売機で買うそうです。

朝イチで来てチケットを買い回るか、15時以降を確実に予約しておくか…アトラクションを楽しみたい人は、しっかり計画を練らないといかんのね。

シャー行けないんじゃどうしようかな。やあ、広場に出た。ステージにムーミン屋敷!テーマパーク感が出てまいりました。

ステージでは1日3回着ぐるみのショーがあるようです。ショー以外の時間でもムーミンのキャラたちがテクテク歩いて記念撮影に応じてくれたりします。この日はママが歩いていましたよ。

これはムーミン谷の小川ですね。細かいところまで作り込んであるなあ。

水遊びしたくてたまらないチビっコと泥ダルマにしたくないお母さんたちが火花を散らしております。

こちらのシンボルである「ムーミン屋敷」です。マストな撮影スポットですが、実はアトラクションでもある。ガイドさん付きのムーミン屋敷ツアーができるそうですが‥もちろん当日券は売り切れ。平日でも午後からチンタラ行ってはダメか〜。

仕方ない、ポケストップでもあるからクルクル回してギフトでも取ろう。

これが「KOKEMUS(コケムス)」ですか。アトラクション以外の展示はほぼこの中に詰まっているようです。追加料金はナシというか、ここが入場料の大半を占めている気がする。

エントランスではトーべ先生とムーミン谷のなかまたちが仲よさそうにしていますよ。コレのミニチュア欲しいな‥

そしてエレベーターで3階の展示室へ‥いきなりエレベーターとか、なんか牛久大仏のよう。伝わりませんね。

その展示室がすごかった。スナフキンと焚き火囲いという名シーンはもちろん完全再現。本当にムーミン谷に迷い込んだような気分になります。

水の上ゾーンでは足を置いたところから波紋疾走!今ならメメタァの音が出せるッ!

イカした表情のミムラねえさんとムーミンもいます。ただ置いてあるだけでなく、光や音やギミック等々を駆使した、やたらとインタラクティブな展示が山盛り!こりゃ〜楽しい。ずっと見ていられる。

3時からのアトラクションを2つ3つ予約しておいて、ここで3時まで過ごすのも十分にアリだな‥次はそうしよう。

はじまりはいつもムーミンのおしりから」ということで、おしりシーン特集もあるので必見。

壁にチラホラとあるムーミンクイズも楽しい。キャラクター紹介もあるので、コケムスを出る頃にはムーミン博士…とはいきませんが、ムーミン学士くらいにはなれそうです。

吹き抜けには圧巻の巨大ムーミンバレージオラマ!思わず上から縦パノラマで撮ってしまいましたよ。はぇ〜、すごい!

「トーベ先生の半生」的なショートフィルムを見ている間に時間になった。「ピックムーンレイッキパイッカ」というアトラクションのチケットだけゲットできたのです。

名前を聞くとなんのことやらわかりませんが、リトルミイのプレイスポットらしい。お一人様700円、15分刻みの時間指定制となっております。

指定時間の5分前に並びましょう。あら、ちっちゃい服。リトルミイの服ですよね。かわええ。

どんなアトラクションかといえば、ガイドのお姉さんのトークと、アニメというよりは「動く絵」で進んでいくリトルミイのイタズラシアターでした。ちょこちょこと驚きの仕掛けがあります。

観客のうちの何人かもイタズラに巻き込まれる…かもしれない。

リトルミイシアターの目の前にリトルミイグッズのお店があるという罠にバッチリはまって財布にダメージを受けた後は、残る「おさびし山エリア」を目指しましょう。入場の時から灯台が見えて、気になって仕方ない。

えーと、灯台はどちらでしょう?‥うむ、いっこもわからん。まあいいや、今までと逆側に行けばいつか着くでしょう。

あら、こんなところに宮沢湖の遊園地の名残が?と思ったら、原作の「しずかのなのがすきなヘムレンさん」に出てきたスワンボートだそうです。

そしてそのヘムレンさんと子供たちが作った遊園地、「ヘムレンレイッキパイッカ」!

あいかわらず名前はよくわかりませんが、アスレチックハウスですね。ミニボルダリングがあるのが今っぽいぞ。

近くに天文台もあるじゃないですか。なんですかこれ、ミモノが満載じゃないの。宮沢湖、転生に成功しすぎだ。

コケムス内にスナフキンの焚き火囲いがありましたが、屋外にもスナフキンテントがあります。ベンチもあるので少し休みましょうかね。

あら、ベンチに角にはなんか名言が。実は園内ほぼ全てのベンチにムーミンシリーズの名言プレートがついているのです。「このベンチは〜」と全部読みに挑戦しているっぽいお子様もいました。

あ〜、やっと灯台にたどり着きました。見果てぬ夢でした‥が、入ることはかなわぬ‥

でも開いたドアから中をうかがうことはできます。ママが描いた絵とかありますよ。

いや〜、グルグルと歩き回って健康にもいい所ですね!たっぷり歩いたし暑いし、そろそろ帰りましょう。

途中でクラフトビールやらフローズン生ビールといったおそろしい誘惑がありますが、車で帰るのよね。

あまりの暑さに耐えかねたのか、友人がフローズン生ビールに手をのばしました。

かわえ〜カップにソフトクリームのような泡!

見た目はソフトクリームですが、ただよってくる香りは全力でホップ‥つまりやっぱりビール!いいなあ。

友人よ大変だ、行きにスルーしていたパーク入口の大きな建物、中にサイボクハムの売店が!こんなのフローズンビールに最高だろ!‥あ、もう飲み終わった?遅い?おみやげウィンナーセットもあるから買っていこうかな。

これはもう朝から晩までいることができますね‥うむ、再訪必至!俺、次にチケット取ったらちゃんと予約して「シャー」と「ムーミン屋敷ツアー」をやるんだ‥

ムーミンバレーパーク 埼玉県飯能市宮沢327−6

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