冬だ!狩猟解禁だ!マガモだ!シベリアからのお客さんを浅草で美味しくいただきましょう 西浅草 鳥輿(台東区・田原町駅・TX浅草駅)

「上野でゴッホ展をやっているのですが、いかがでしょう」

おお、ゲーム音楽の大家にして焼き鳥道六段のS葉さん。もちろん行きますとも。

S葉「例によって絵師のKきゃわさんもお誘いしました」

美術館からの焼き鳥はこのパーティー構成で決まってきましたね。作曲家:S葉・絵師:Kきゃわで、私は…たまねぎ剣士か…う〜む…

なんか想像していたゴッホ展と違ったけどすごく面白かった。

Kきゃわ「ノーひまわり、ノー包帯のゴッホがこんな素晴らしいんですなあ。人物画なんてモデルに悪意があるのかって感じで面白いわ〜」

S葉「絵具の3Dの迫力がすごかったですね。ゴッホは画集では真価が伝わりません」

さて、上野の美術館ということはアレですね。

S葉「あのお店ですよね」

そう、浅草にあります「西浅草 鳥輿」さん!このメンバーで来ること3回目かもしれん。そして今回は良いお知らせがあります。

Kきゃわ「はえ?なんでしょう」

お店にも貼ってありますが、冬の真鴨猟が解禁となったので真鴨コース開始

S葉「前回来た時そんな話をしていましたが、ついに始まりましたか」

秋は松茸に銀杏、冬は真鴨と季節ごとのお楽しみがあるのがこちらのお店の良いところです。もちろん真鴨コースで予約済みですよ。

Kきゃわ「ここに来たら飲んでしまうザクロタンサン。うまいんだわ〜」

私はもちろん樽酒の冷たいやつです。本日の小鉢は相変わらずウマいぬか漬けと、こっちはなんだ。

Kきゃわ「やわらか豆腐にノリとかかかってますな。あったかくて香りよくておいひぃ」

野菜焼きが登場。アスパラと立派なしいたけです。

Kきゃわ「アスパラがあんま〜いんだよ。泣けるよ」

つみれは合鴨入りと思われて旨味たっぷり。ここのつみれを食べてから、今まで進んで注文しなかったつみれをよく食べるようになりました。

S葉「が、なかなかここまでのつみれには出会えないと」

そうなんですよ。困ったもんです。

手羽先は肉の弾力と皮付近の旨さがたまりません。一串で一合なくなってしまう勢いです。いろいろ困るお店ですね。

Kきゃわ「どれもウマいから仕方ありませんや。だって」

Kきゃわ「この肝!これで俺は苦手だったレバーを自ら買うくらいになりましたから」

割とよく焼きなのにパサつきがないし香りがいいし、大半のレバー嫌いが改心しそうよね。でもなかなかこのレベルのレバーには・・

Kきゃわ「たどり着かないんだよなぁ」

困りましたねえ。

そしていよいよカモゾーン、まずはづけの合鴨!こちらは合鴨ですね。カナール・ドメスティック!

S葉「合鴨を味噌床に漬けて大葉を散らすなんて素晴らしいですよね」

普段の時期であればこれがエースですもんね。ホントにウマい。

冬季限定のエース、真鴨がついにやって来た!カナール・ソヴァージュ!

Kきゃわ「はええぇぇぇ、澄んだ味ですなあぁぁ」

一つも鉄やら血やらの臭さがない、そして余計な脂もない、清澄この上ない風味・・なんだこれ、カモってこんなにスッキリしているものなのか。日本酒にも焼酎にも最高じゃないか。

Kきゃわ「ジビエっぽい雰囲気を予想してましたが、とんでもなく純粋な赤身のおいしさですな!」

そしてやはりカモネギよね!ネギと一緒に食べるとお互いが高め合うこと猪木とタイガージェットシンの如し!

うっとりしているところにカレーの香りが流れてきて・・おお、シメのドライカレーだ!

Kきゃわ「炊きたてできたてドライカレーはさいこう〜」

アツアツ、ほふほふと半分くらいいただきましたらば

鶏スープ茶漬けよ!何度食べてもウマすぎる最高のシメだ!困ったことにシメで酒が飲める。シマらん。

S葉「困ってばかりで最高のお店ですね」

Kきゃわ「しっかし真鴨さんおいひかったぁ。あんなに旨味が詰まった肉、お鍋にしたらとんでもなくウマいダシが出そう」

あれっ?もしかしたら一羽丸ごと真鴨鍋とかあったかもしれないぞ、このお店・・・

S葉「それだ!」

また来るフラグが立ったっぽい!

西浅草 鳥輿 東京都台東区西浅草2-10-4 あけぼのビル1F

普通のコースはこちら

秋の松茸はこちら

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