冬になると恋しいのが熱い麺類。鍋焼きうどんやら味噌ラーメンやら・・この道沿いに走ればきっと何かある鳥山龍舞線、通称太田バイパスをププーと走ります。
藤阿久交差点を過ぎたところで「ああそうだ、あの信号のとこに天下一品があった！」と思い出し、どこかで切り返そうかと思ったところで黒い看板が目に入った。
あれれ？ここはトボけたような味のあるパンダの看板で、こんなかっこよくなかったような。たしかランランとかいう名前だったはずだけどお店が変わったのかしら、ちょっと見てみよう。
「中華 RanRan」さん・・むむ、名前は同じだな。リニューアルというやつか。
真っ赤だった記憶の建物はダークグレーでシャープなイメージになっている。いつか入ろうと思っているうちに幾星霜、改装までしちゃうということは長いこと繁盛しているお店なのでしょう。中華なら熱々メニューには事欠きません、ここにしましょうか。
なぜ今まで入らなかったのか思い出した。駐車場がナナメでちょっと出入りしにくそうなイメージだったのです。今日はどうやら二番乗り、切り返し放題だ〜い。ケツから置けば帰りは楽チン。
広い店内は四人がけのテーブルがゆとりある配置。非常に今どき向けで良い感じです。
日曜なのでランチはなし、単品メニューに450円のセットか220円のライスをつけるわけだな。イカとキューリの辛子炒めなんてウマそう・・いやでも今日は熱い麺気分だった。
麺類飯類、コレコレ。サンラータンメンなんて良い汗をかけそうじゃないの。飯モノでは海鮮あんかけチャーハンなんてトロっと熱々間違いナシ。
別紙で冬限定メニューがあったぞ。カキラーメン・カキのチリソース・海老となめこ・豚肉とゆずのみぞれラーメン！どうしよう、どれもホッカホカになりそうじゃないか。
熱い麺プラス冬といえばのカキですかね。カキラーメンを願いま〜す。
９分程度で出てきましたよ、カキラーメン！おお、炒め野菜がたっぷりでいかにも中華屋さんの汁そばじゃないですか。そしてカキらしい黒いビラビラ・・あれ、あなたキクラゲですか。カキはどこだ！
落ち着け、まずはスープをいただくのだ。スズ〜。おお〜、ラーメンスープに中華丼のアンの味・・つまりオイスターソースをプラス、そりゃうまいわ！
おいしいスープだ、もうひとすすりと思いきりすくったら、いたよ〜！結構な大きさのカキ先輩！
中華鍋で煽られたカキは旨味が数倍、数十倍！しかもオイスターソースだってカキでしょう？親子丼より関係が深いじゃないの。おなじ丼に入りゃあ兄弟、えにしは親より深いのだ。
カキを食べて安心したので麺もいただきましょう。素晴らしい、まさに中華な黄色い麺がもっちりと茹であがっています。汁なし坦々麺にも映えそうな麺だな〜。
ぽこぽこ出てくるカキさんたちは大きいの中くらいの合わせて４つくらいかな？
青梗菜や白菜はシャキッと火が通り、ブロッコリーのクタった部分にはスープがたっぷり染み込んで、その他キノコやレンコン玉ねぎ諸々具だくさん。カキ入り五目ウマ煮なんて楽しいねえ。
カキと麺をまとめて両成敗とはこの罰当たりめ！スープにほんのりとろみがあるので最後まで熱い！飲み干す頃には頭から湯気が出そうな勢いです。いやはや、あたたまったぞい！
カキメニューは３月くらいまでだそうです。フライもいいけどラーメンもねということで、もう一回くらい食べよ。
ランラン 群馬県太田市藤阿久町914-20