手作り感満載のミートボールスパゲッティー!素朴な美味しさと楽しさに、とんでもないものを盗まれました レストラン ミコノス(館林市・成島駅)

パスタやスパゲッティーに開眼したような気がする今年の春。

さてGWも終盤となった土曜日に寝転がってTwitterを見ていると、やたら「あるものを盗まれた公女」が出てくる。ああそうか、見なかったけどアレの地上波放送があったのか・・

むむ、スパ開眼のタイミングでアレの放送があったということは、例のアレを食べろという天の声かもしれん。アレがメニューにあるお店は・・たしか館林市のお店で見たことあるような。

館林市大谷町、アクロス館林というショッピングモールのすぐ近くにある「レストラン ミコノス」さん。うまい・安い・静かの三拍子が揃った老舗洋食店です。グンマらしく駐車場完備。

11時の開店直後に到着、営業中の札を確認、おじゃましま〜す。

一番乗りですね。広い店内は多数のテーブルにマンガの本棚なんかあって、なんとなく喫茶店のよう。入口近くの2人用ミニテーブルをいただきます。

なんと日替わりランチ500円!他にもマカロニグラタンや小海老のカレーにサラダとスープまでついて680円とか、このご時世になんとお値打ちな。急にグラタンが食べたくなったがここは落ち着こう。2.3.5.7.11.13.17…

チキンカレーがチキンごろごろでウマかったんだよな〜。なぜかチキンカレーより50円安いカツカレー、ちょっと食べてみたくなる。

ダメだ、まともにメニューを見ると食べたいものがありすぎる。かくさないで下さい、この店にはたしかにパスタがあるはずです。

あったあった。むしろ1番種類が多かった。ナポリタンやカレークリームがひっかかって仕方ないけれど初志貫徹、アレと言えばコレ、スパゲッティー ミートボール、Aセットで願いま〜す。

やたらデカいお冷やを飲んでいるとトントン、ジャージャーと軽快な音が聞こえてくる。さすが大ベテランたるマスター、音だけで手際の良さが目に見えるようだ。ほ〜ら、マンガを読む間もなくできあがったようですよ。

待ってましたのスパゲッティー ミートボールが登場!

Aセットのサラダとスープと並べてみればアンダー千円とは思えない。なんと立派なランチでしょう。

カップと言いつつカフェオレボウルのようにたっぷりしたコーンスープは濃厚すぎない滋養な味。なるほどボウルなわけだ、これはパンを浸したくなる。

サラダも喫茶店のオマケとちがってフルサイズ。塩味酸味はごく穏やか、油のウェット感で野菜を飲み物化する不思議な美味しさです。

それでは本丸に挑みましょう。アレとは少し違う雰囲気ですが、とにかくウマそう!スープサラダに負けず、パスタの量もグンマ盛りで迫力満点です。

手作り感満載のあまりボールでないミートとカットトマトがたっぷり、つまり味は古き良きミートソースと見ていいわけだな。

そうなるとタバスコと粉チーズの出番!味を見る前からバッサバッサと振りかけるのだ!デカいビンからスプーンで取り出すスタイルの粉チーズとはわかっていらっしゃる。

とりあえずこの辺にしておいて、後は適宜投入といたしましょうか。ではソースとパスタの境界線あたりをクルクル巻き取りまして・・

いただきま〜す。

おうおう、1ミリも気取らない、等身大のトマト&ミート!パスタそのものも人懐っこいソフトさ、でもしっかり芯が通った匠のワザ。ランチのパスタではなく、昼メシのスパゲッティーだ!

ミートボール!551の甘酢団子は食べるけど、洋食のミートボールなんてすっかり食べる機会がなくなったわね。

ひき肉とトマトと玉ねぎのカタマリ、つまりウマいもののカタマリ。こりゃ〜二人で食べたら奪い合いは必至です。

ミートボールとスパをまとめて巻きとれば、まさにアレじゃないか!さらに追いチーズなんかしちゃったり、大容量のスープで気分を変えたり、指輪の考察をしたりウェイトレスさんを口説いたり・・な、なんて楽しい。美味しいけどそれ以上に楽しいメシだ・・!ついでにお腹いっぱいだ。

これはアレですね。ミコノスさんにとんでもないものを盗まれてしまった。通う。

レストラン ミコノス 群馬県館林市大谷町1061-2

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