最古参PCヲタクT神さん、趣味と言うにはあまりにすごいゲームを作っているKきゃわさんのお二人とランチを楽しみました。では浅草に移動して、0次会のお店に行きましょう。
T神「伝説の甘いもの大好き美少女、Cるてたんに会えるのか〜」
日本酒とケーキのお店、西浅草黒猫亭さんに到着。ポテサラで日本酒を飲んでいたらCるてたんが来ました。今日はどのケーキを食べるのかしら。
Cるて「えーと、とりあえずオレンジジュース。あとはメニューのケーキを下から順番に全部持ってきてください」
えっ‥?何を言い出すんだこの人?
Kきゃわ「スイーツ系美少女とは聞いてましたけど、まさか全部‥?そしてなんで下からなんやろ」
結局メニュー外ケーキまで全部食べてしまった!これ、一人のレシートですよ‥!「全部」って書いちゃう店員さんもすごいな。
Cるて「おいしかったー!今日はブラウニーが特によかったです〜」
それはよかったけど‥あのー、これからもんじゃ焼きなんですが‥
Cるて「ボクはここでケーキ会と思って来たの!」
Cるてたんの底力を見せつけられたところで、月島に移動しましょう。横浜の金髪開発者Zぼさまと、スーパー作曲家S葉さんはもう着いているとのこと。
ちょっとしたミスにより予約なし状態なので、店選びからスタート。どこかに6人入れるもんじゃ焼き屋さんは‥?
「もんじゃストリートには7・80軒のもんじゃ屋があるから大丈夫でしょう」
おお、S葉さん。月島にお詳しいのですか?
S葉「いや、知りませんけど‥ほら、ありましたよ」
Zぼ「えっ、どこに?」
ホントだ。よく見ると「6名様以上のお客様、大きなテーブルがあります」って書いてある。
Zぼ「すげー!入れるかな?6人大丈夫?」
店員さん「ありがとうございます。6名様ですとお二階になります。すぐご案内しますね」
というわけで、「おしお 和店」さんに入店です。後で調べたら、おしおさんって月島内だけで5軒くらいあるのですね。有名店なのかしら。
8人座れる掘りごたつ席に鉄板が2枚。我々は6人なので、3対3で焼くとしましょう。Cるてたん、Kきゃわさん、私が奥側に座ります。
Zぼ「とりあえず生!は〜い、生の人手をあげて〜」
あれ?誰もいない。
Zぼ「なんてことだ!6人もいて、ビールおれだけ?」
そういえばそういうメンバーでした。
Zぼ「おれも2杯目からはハイボールとか焼酎だけど」
こんなにビール率が低いもんじゃも珍しいかもしれません。
私はからり芋を‥やあ、デキャンタがあるならそれでお願いしましょう。あと氷。
T神「すでにワインと日本酒を飲んでいたような」
いちおうメインのここに向けて、控えめに飲んでいたつもりです。
はーい、ではかんぱーい。あれ、乾杯写真を忘れていた。
S葉「焼酎がおもしろい器で来ますね」
これもデキャンタというのでしょうか。結構な量が入りそうなので1200円はお得かも。
ではもんじゃ焼きモード、突入!何を頼みましょうか。
Zぼ「明太子もちチーズ!」
いいですね、その鉄板な注文!もんじゃといえばそれですね。
Kきゃわ「どれも美味しそうやわ〜。オススメはなんですか?」
私もあまり食べないのでよくわかりませんが‥最初が明太子もちチーズというもんじゃの王道ですから、ちょっと変わり種にいってみますか。
T神「シーフードカレー、ですね」
前回の記事でカレー好きとシーフード好きアピールだったのは、ここへの伏線だったのか‥!
もちろんお好み焼きもあります。もんじゃ焼きの会ですから、今回はスルーかな‥
Cるて「あんこ焼き!アイスクリーム!」
普通の人はソレは最後なので、ちょっともんじゃにつきあってください。
こちらのメニューはおつまみと鉄板焼きですね‥あっ、Zぼさま大変!つぶ貝バター焼きですってー!
Zぼ「そんなの!」
T神「頼むでしょ!」
まずドデーンと来たのは、シーフードカレー!エビにアサリにその他もろもろ‥そしてかぐわしいカレーの香り。これはおいしそう。
もう一丁はもんじゃ界のパウンドフォーパウンド、明太子もちチーズ!ちょっと写真が暗くてアレでしたが、これをマズいという人はいない、まさに絶対王者です。
とりあえずシーフードカレーは奥のこちらの席、明太子は通路側の席で焼きましょう。はい、もんじゃ焼くの得意な人〜。
Zぼ「これまた誰もいないね!」
S葉さん「店員さんに頼んでみますか。あのー、慣れてないので焼いていただくことはできるのでしょうか?」
店員さん「はい、お作りしますよ!でも奥の席は届きませんので、私のマネをして焼いていただいてよろしいですか?」
ふおっ、奥の席にはそんな罠が?まあいいや、では自称飯ブロガーの私がヘラを持ちましょう。
店員さん「まずは生地の方が出ないよう気をつけて、具だけ鉄板にドサドサ出してください」
はいはい。どさどさ。
店員さん「そしたら具をコテで刻んでください!こんな感じで細かく」
スカカカカカ‥!
えっ?なんですかあの十六連射‥!負けられません、えぐりこむように打つべし!打つべし!
Kきゃわ「オーヤマさん、コテの向きが逆かも。背中合わせの方が刻みやすいみたいですよ」
うわーん、難しい。Kきゃわさん、あとはまかせた!
Kきゃわ「えっ、ええっ?こんな感じかな?」スカカカカカ‥
T神「おっ、いい手つき!」
Kきゃわ「ぜえぜえ‥なんとか土手を作るところまでいきました‥」
Cるて「じゃあ生地をいれまーす」
まあ、ゆるゆるの生地がこぼれない鉄壁の土手じゃないですか。Kきゃわさんやりますね。
Kきゃわ「私の手間にもヒンナして食べてください」
なーんて言っていたら、向こうは土手ステージをとっくにクリアして、仕上げ混ぜをしていますよ‥!
Kきゃわ「クリアまでのスピードは人それぞれなんです」
店員さん「この後はもうお好きなタイミングで、小さなヘラを使って食べてください」
ふおー、うまそう!こっちも負けてはいられませんね。
Kきゃわ「うんうん、いい感じになってきましたよ〜」
どれどれ‥おおー、なんかスゲーうまそう!カレーの香りでヨダレが出てきた。
Kきゃわ「じゃあそろそろみなさんでヒンナヒンナしましょう!」
そういえばソースとか入れませんでしたが‥あら、しっかりと味がついている。粗く刻まれたエビが面白い食感。カレー味なのでもちろんウマい!
T神「ちょっとトレードを」
そうですよ、お互い分けなくては。
明太子もちチーズを分けてもらいました。こっちの方が細かく刻まれてうまそう‥なんてことは言いません。
Kきゃわ「言わせません」
Zぼ「これは焼酎に合いそうだからわさび焼酎を飲んでみるよ!」
そんなのあるのですか?面白そうですねえ。
こちらも早く食べましょう。まあ、明太子のつぶつぶが。モチってコメですからね、明太子が合わないはずがあるか!そこにチーズなんて‥そりゃ人気メニューなるでしょうよ!
S葉「あんまり辛くなくておいしいですね」
チーズのおかげなのかそういう明太子なのか、旨味たっぷりであまり辛くないですよね。うん、これは焼酎が止まらないぞ。
つぶ貝バター焼き‥これまた思い切った量のバター。これでつぶ貝ともやしを炒めたら‥うむ、これはウマそう。
Zぼ「早く炒めて!」
わしゃわしゃと炒めましょう。炒めたもやしはみんな大好き。つぶ貝の旨味とバターを吸ってクタったもやしはもっと大好き。
もちろんつぶ貝そのものも大変おいしゅうございます。目をつぶって食べればアワビのバターソテーとも間違える‥かも。
Kきゃわ「もんじゃの第二弾いきましょうか」
そうですね〜、ではオリジナル度が高そうな2つを頼みましょう。
梅・のり入りの五右衛門ともつ鍋もんじゃ!ぶれた写真しかなかった。
Zぼ「もつ鍋!どんな味なんだろ」
店員さん「結構そのままもつ鍋です」
T神「なんと。これは早く焼いてみないと‥」
ではこっちの卓では五右衛門を‥うおぉ、Kきゃわさんたらもはや匠の手さばき。あっという間にできたのでいただきましょう。
Kきゃわ「すごいさっぱりですね。梅とのりだからもんじゃ界のお茶漬けヒンナ」
なんとなく日本酒が欲しくなるヒンナヒンナ。でも芋焼酎デキャンタをおかわりで。
もつ鍋もんじゃはS葉さんの手によりみじん切りにされている!まき割りダイナミックか乱れ雪月花かという見事な手さばき。
Zぼ「できたもつ鍋は‥あれ?めっちゃ辛いよ!」
えっ、そうですか?いや、ものすごくもつ鍋風なコクある味ですが、辛さはあまり感じませんよ。
T神「驚くほどもつ鍋の味‥これはおもしろおいしい」
Zぼ「あれ〜?辛いのおれだけ?」
鷹の爪みたいのが少しあったから、直撃したんじゃないですかね?S葉さんがその部分をそっとそちらに回したとか。
S葉「そんなことはしま‥すん」
Zぼ「どっちだ!」
これまたおいしいに決まっているウィンナーバターを挟みまして、もう2種類くらいいきますかーっ!
T神「シメの麺を兼ねて牡蠣ソバもんじゃかな」
あれっ?昼に牡蠣のアヒージョを食べていたような…でも牡蠣もんじゃは食べたいのでそれで。
Zぼ「最初からずーっとぺぺロンチーノが気になってるんだよ!」
マリオとかアパッチといった謎のネーミングなメニューも気になりますが、マリオは信仰上の理由で注文できない。
T神「あいかわらずめんどくさい人だな。ペペロンチーノでいいでしょ」
牡蠣そば!ものすごい広島風な組み合わせですが、もんじゃ焼きなのですね。
T神「これは見ただけでヒンナですね‥さあ焼きましょう」
ペペロンチーノは‥おお、焼きそばをパスタに見立てたのか‥な?
S葉「あとはベーコンに玉ねぎが見えますね」
そしてニンニクか!なんだ、ものすごく違和感なくウマそうじゃないか。
S葉「どさっと出しましたけど、ソバと牡蠣も刻むもんなんでしょうか」
よく分かんないけど、やっちゃえ〜!
Kきゃわ「ペペロンも向こうの鉄板で一緒にやっちまいますよ〜」
よく分かんないけど、やっちゃえ〜!
シメにふさわしい大迫力のビジュアルになりました。牡蠣ソバは牡蠣を細かく刻んだので、全体がウマウマになって最高だ!
T神「もんじゃの極意はなんでも刻んで混ぜてしまう、ということで」
Zぼ「ペペロンチーノは信じられないくらいペペロンチーノだ!」
ニンニクの力は偉大ですね‥!しかしこのお店のオリジナルメニューたち、色物なようでどれもウマい。
Kきゃわ「味付けも具材も思いっきり元の料理のまんまで、変なアレンジをしないからいいのかな」
そういうことかしら。そんなことができてしまうもんじゃ焼きの懐の深さよ‥!
‥そしてCるてたん、またアイスを食べているのか!1日に何キロの砂糖を摂取する気だ!
Cるて「メニューに甘いものがあったら食べなきゃいけないの」
あっ、Kきゃわさんまで黒蜜きなこアイスなんか食べている!
Kきゃわ「バレましたか。信玄餅みたいでヒンナヒンナです」
Zぼ「おれは甘いものよりも‥うん、飲み足りないよ!」
そうですね。もんじゃも美味しかったですが、いったんシメて二次会突入ということで‥
このあと湯島の焼き鳥おとりさまに行って、しこたま飲んで解散、となりました。すでにペロペロになっていたので、おとりさまの記憶と写真はございません。
おしお 和店 東京都中央区月島1-21-5