フルーティーで甘い?いや、後からゴリっとスパイシー!独創2色カレーと熱々チャイで発汗祭りだ インドカレー茶屋 にきる(神戸市中央区・高速神戸駅)

昨年末の話です。ちょっとした用事でまた神戸へ。早めに着いちゃったのでランチでも決めようかと、湊川神社のあたりをフラフラ。

ビビビと来た中華料理店の扉を開けると、今いっぱいでごめんなさいだって。好みな雰囲気だったんだけどな〜。

さてどうしよう、湊川か‥アダルトタッチなお風呂は山ほどあるんだけどな‥以前洋食たちばなさんでカツカレーをいただいた時、気になったけど営業時間前だったお店があったような。今は正午すぎだから開いているだろう、行ってみるか。

こんなの気にならないはずがない、手描き感満載の看板!開いてて良かった「インドカレー茶屋 にきる」さんに入店しましょう。

テーブル3卓くらいにカウンター3・4席というところかな?いらっしゃいませ、カウンター席にどうぞと明るい声のお出迎えです。

ランチメニューのトップは店名を冠したにきるランチ。日替り2種類の合いがけカレーか。いいね。

本日の日替りはコフタカレーチキンカレー。コフタって肉団子と思っていたけど、こちらでは野菜コロッケなんだ。お団子に丸まっていればおおむねコフタということなのね。

おお、ターリーランチもあるのね。ライスにチャパティにパパッドと盛りだくさんだな。

ビリヤーニランチもあって悩ましいなあ‥でもターリーやビリヤーニは写真の逆詐欺で量がすごかったりするから無難に行こう。にきるランチを願いま〜す。

もうもうと湯気を立てて登場のにきるランチ!2色カレーと黄色いライス。まあおしゃれ。

ミニサイズでもサラダがつくのが嬉しい。味皇グランプリでサラダなしは大減点らしいですからね。みんな大好きゴマドレッシングでシャキシャキおいしい。

本日の合いがけカレーは右がチキンで左がコフタ。メロン型ライスのため境界線が曖昧な部分もある。これはつまり「後々混ぜよ」というメッセージかな。

チキン側、きっとこちらのお店のベースとなるカレーでしょう。そんなわけでこっちからいただきま〜す。

ひと口食べてフルーティーって言葉がポンと浮かんだ。元総理ならジューシーを連発しそうなほどフレッシュな風味でびっくりだなあ。辛さはほぼゼロどころか甘味すら感じて、知っているカレーと違う‥

う〜む未知だとばかりもう一口食べてみると、粗挽きのカルダモンやらのスパイスがゴソっと出てきて一気に香りが広がる!うわ〜こうなるとカレーだ。なんだこれ面白〜い。

コフタカレー側に攻め込んでみましょう。えいやっとお団子をつき崩します。

お、こりゃカシューナッツ?さらにレーズン?ほんのり緑がかった部分はほうれん草か。甘くて香ばしくて、カレーと同じく未知との遭遇コロッケ。なんかいきなりハイボールを飲みたくなったのはナッツとレーズンだから?

あいがけカレーのお楽しみは両者邂逅の瞬間よね〜。混ざれば混ざるほど未知がマシてうまくなる!やや、チキンサイドには大きなトリさんも。もうけたぜ〜。

甘くてフルーティーなのに要所でスパイスがふわっと香る、オリジナリティあふれるここだけのカレーだなあ。きっとビリヤーニも面白おいしいんだろうな。

カレーの皿が空になる半歩手前でチャイが運ばれてきました。よく見ていらっしゃいますね。

店員さん「砂糖をガーって入れちゃった方がおいしいですからね、ガーって」

心得ました。ガーっと入れていただきましょう‥熱い!甘い!うまい!カレーのスパイスでポッポしてきたのもあって、冬なのに汗が出てきたよキミぃ。スパイスカレーと熱々チャイによる代謝祭り!おいしくてつよくなる‥カレーって偉大だ。

インドカレー茶屋 にきる 兵庫県神戸市中央区橘通3-3-12

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