‥かつ丼食べたいな。かつ丼といえばソースかつ率が高い地域に住んでいるけど、ぼくは卵でとじてある方が好きなのだ。
見た目・味ともにぼくの中でかつ丼の規範とも言うべきお店があるので、本日のランチはそこに決定。
太田市のパワーモールおおた付近にあります「金山庵」さん。石臼挽き本格手打ち蕎麦のお店ながら、ご飯ものも完備しているのが頼もしい。
大きめのお店に広めの駐車場。満席とか車を置けないとかの心配が少ないのもいいところ。
一人用カウンター席に案内していただき、セットメニューの一発めで目に入ってくるかつ丼セット。よし注文だ‥と思ったけどちょっと待て。
かつ丼だ〜と来たくせに、蕎麦屋さんに来た以上はいつだって鴨汁と一戦交えたいぼくもいる。
分厚い栃尾揚げを使っているらしいきつねそばもいつかは食べてみたいけど、夏季はお休みの場合があるんだよね。みんな冷たい葉わさび蕎麦を選ぶもんね。
あっ、かつ丼単品もあったんだ。これでいいじゃないか。健康診断の予定を入れてしまった今、W炭水化物は控えて単品でお願いするのがオトナの判断というものでしょう。診断前にかつ丼を選ぶ時点でダメ？それはそう。
はい登場、単品のかつ丼！まさに This is KATSUDON なグッドルッキングはどうですか。
黄色と白の大地にひとひらのミツバ。中華のかつ丼にはグリーンピース、蕎麦屋のかつ丼にはミツバがよく似合う。半熟すぎない卵もパーフェクトと言わんとせんければなりませんでしょう。
厚めの衣に厚すぎない肉と、断面比までパーフェクト。蕎麦屋さんの美味しいツユを吸ってフカフカになった衣！これぞご馳走！
オトモはキュウリ。そしてミニ蕎麦ならぬ味噌汁だ。なんといっても出汁の専門家ですからね、味噌汁だって絶品なのだ。お揚げさんと麩なんて好物が入って困っちゃう。
栃木は海老沼食品さんの焙煎七味とゆず七味。甘辛なかつ丼にはなんともありがたいアイテムです。焙煎は丼、ゆずは味噌汁にサッとひとふり。
ご飯とかつの間に敷かれた玉ねぎも適量。高校に出入りしていたお弁当屋さんのかつ丼は7割方玉ねぎ丼だったことを思い出す。
ツユがたっぷりしみたご飯とフカフカのかつ。脂と糖と蕎麦屋の汁という暴力的な組み合わせ。かつ丼は罪。無罪放免のためには何キロくらい歩けばいいのかな？
いや〜今日もおいしかった。健康診断の結果次第ではかつ丼と蕎麦のセットを頼んじゃおう。ダメだったら‥葉わさび蕎麦単品ですかね。いや葉わさびももちろん美味しいけど、美味しいんだけど。
金山庵 群馬県太田市飯塚町621-3