並ぶ必要ナシ、祇園でネット予約可のランチ。なんと目の前で仕上げてくれる石焼親子丼だ! 侘家古歴堂 祇園花見小路本店(東山区・祇園四条駅)

メシだけ食べに来た京都二泊。二日目の朝は大人気パン屋さんのサンドイッチをいただき幸せ確変継続中。

さて次はお昼か。京都の美味しいランチは行列当たり前なのですが、本日はネットで予約してあるのです。場所は祇園‥いかん、WINSがあるじゃないか。早めに行ってちょっと覗いてみよう。

2レースほど楽しんで(外して)、時計を見ればおおむね11時半。あっという間に予約の時間だ。WINSから徒歩2分ほどにあります「侘家古暦堂 祇園花見小路本店」さんにやってまいりました。

この日のランチは予約で満席との掲示あり。入店して名前を名乗り、L字カウンターの席に案内してもらいます。

メニューは石焼親子丼一本勝負。大盛りにするか、ドリンクやデザートをつけるか。ちょっと暑い日だったので生ビール小をつけてしまいましょう。

おお、素晴らしい泡のコンディション。こんなうまそうな状態の上にこのサイズでは、料理が届く前に蒸発してしまうじゃないか。ゴクゴク、ふは〜。

親子丼というか、卵かけご飯なのでは‥実はまだ未完成。なんと熱々の石焼きの器を使い、店員さんが目の前で完成させてくれるのです。

手早く割り下を入れて、

ちゃっちゃかちゃ〜と混ぜるとジュージュー景気の良い音が。音も香りも、そして手際もご馳走のうちですね。

綺麗に混ざったところで仕上げにもう一個生玉子をオンして、上手に焼けました〜!ここで美味しい食べ方テキストを見てみましょう。

まずは生玉子まわりの半熟ゾーンを楽しんで、トロトロが固まってきた頃合いに追い卵を潰す‥なるほど。

トロッとしたところをひとすくい。やあトリさんも出てきたね。ハフハフとほおばれば‥ンマーイ!まさに半熟、ベストな食べ頃の親子丼!スーパーくいしん坊の「フタで仕上げる親子丼」からウン十年、器の熱を使った親子丼の21世紀仕様だ。

そしてここは侘家古暦堂さん。必殺のうま味増し粉「うま味さん」が使い放題なのだ。同じ祇園のすぐ近くに販売店があるんですよ‥もちろんすでに購入済みです。

この親子丼の味はそうだな、青唐山椒と焼鳥七味、そしてうま味さんをサッサッと。

ついでに刻み海苔なんかもプラスすれば世界に一つのマイ親子丼が完成だ!

半分近く食べて時は来た、黄身入刀!新世紀卵かけご飯を楽しむもよし、お店の指南通り器に押し付けてお焦げを作るもよし。どうやっても美味しいんだから。

もうすぐなくなってしまう‥忘れてはいけない、鶏スープでシメの出汁茶漬けだ!さらにうま味さん山椒をパラリの、海苔もパラリ。

タマゴにトリにスープ、親子どころか三代に渡るひつまぶしはズルいなんてもんじゃありません。水炊きのシメの雑炊を三倍速で楽しめる贅沢よ。

メニューは一択とはいえ、もう1・2回食べても飽きない感じだし、なんと言っても並ばずにこんなうまいものを食べることができる幸せ。京都のランチで悩んだらまた予約しよう。

一番の理由はWINSが近いから?そ、そんなことは‥‥あります。

侘家古暦堂 祇園花見小路本店 京都府京都市東山区四条花見小路下ル祇園町南側 歌舞練場北側

夜の焼き鳥ペアリングコース

コメントをお待ちしています。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください