焼鳥ではなく、七輪で焼く鶏焼!極上鶏の様々な部位を上手に焼きましょう 炭火鶏焼 白久(中京区・京都市役所前駅)

食べるだけ京都二泊三日、二泊目の夜は‥ソロの時はいつも焼鳥か寿司のような気がしたので、今回はちょっと変えますか。選んだのは焼鳥ならぬ‥鶏焼!

なんだ結局焼鳥じゃないか思われるかもしれませんが、違います。串に刺さず、七輪を使って自分で焼く。いわば鶏の焼肉なのであります。

岡もとさんに同行した友人に「明日は鶏焼を食べるのよ」と話したら、そんなの混ぜろということで急遽参戦。一人焼肉の予定が二人となりました。注文の幅が広がるからありがたいですね。

京都市役所前駅のすぐ近く、姉小路通と三条通の間の路地にあります「炭火鶏焼 白久」さん。「はく」と読むそうです。

競馬BARなんて字面に吸い込まれそうになりますが、その手前の細い階段を上がって入店しましょう。

テーブル三卓に座敷四卓くらい。座敷の四人用席に案内していただきました。

とりあえずビール、ではない、廣戸川の冷たいところをお願いしましょう。友人は生と廣戸川の二刀流らしい。

数量限定ながら、希少な高坂鶏がメニュー入りしているみたいですよ。

刺身か炙りでの提供ですか。生食リスクが低いらしい高坂鶏といえど、鹿児島以外で鶏の刺身はちょっとモヤるな。炙りゆっけ味でお願いしましょう。

メインの鶏焼はそうだな、二名と胃袋が倍になったワケだから、難しいことは考えず10種類盛り合わせだ!あと盛り合わせに入らないらしいしそつくねも願いま〜す。

最初は一合の徳利で来ましたが、三度目くらいで二合の大きな徳利に変わりました。

スグデルメニューとして頼んだキムチ。甘味旨味に振った好みのタイプだ。

高坂鶏炙り・ゆっけ。コレがもうビックリ。うまい、うますぎる。

さすが高名な高坂鶏、シャモのようにたくましくむっちりとした歯ごたえに濃厚な旨味。

これまた濃厚な黄身と混ざった甘辛ダレの味も素晴らしく、皿ごと丼メシの上に引っ越させて海苔で巻いて食べた〜い!

友人もうまいうまいと大絶賛で、鶏焼を食べて胃に余裕があったらもう一回コレを頼もうとなりました。

煙吸いマシーンの下に七輪がどっかと置かれ、鶏焼の開始を告げます。さらに置かれるのは塩と柚子胡椒とおろしポン酢。

待てよ‥焼いた鶏肉をさっきのユッケダレで食べたら大変なことになるよね。器は下げないでおいてもらおう。

10種類盛り合わせは長〜いお皿にたっぷり、みちみちに詰まっての登場です。

来てから気がついたけど、1種類あたり50g弱としたって1ポンドあまり。なんだかすごいことになっちゃったのでは?

お宝をあらためるとしましょうか。この辺はホルモンゾーンのようで、ハート・ずり・肉付ヤゲン軟骨。

センターは主役級のThis is お肉です。ひねもも・ハラミ・せせり。うわ〜うまそう。

左側ピンクの肉は説明している店員さんもちょっと曖昧だったようです。味はふりそでみたいだったけどなんだったんだろう。そして焼鳥界でももに次ぐエース、皮。

椎茸にササミでえ〜と、椎茸もカウントすれば確かに10種類だ。そして一部の肉は50gどころではなさそうなので、やっぱり1ポンドは軽くありそうだ。

プラスしたのが口コミサイトで見て食べたかったしそつくね。見るからにうまそうな卵黄ダレとセットです。

よし、焼こう!金網に塗る油はなんと鶏油。その時点でうまい確定だろって話なんですが。

しそつくねは大葉が焦げるので、はじっこでゆっくり焼くそうです。1つ真ん中にあるのは撮影用。

初手、ハートを柚子胡椒で‥やっぱりうま〜い!

歯ごたえばかりではない、純粋な筋肉の味がすごい!塩胡椒と柚子胡椒だけでこんなに味が引き立つんだね。いやそうだよな、ハツの塩だもんな。

せせりとハラミはおろしポン酢で約束の美味しさです。せせり好きだせせり。

なんと言ってもMVPはひねももだ!とにかく圧巻!ゴリンゴリンとしたおやどりらしい歯ごたえと、深い深い旨味。ポン酢もいいけど、ユッケのタレをつけたらすごいよ。衝撃的なうまさだよ‥!

しそつくねにはたっぷり卵黄ダレを絡めて。親子丼の鉄板コンビに大葉でしょ?ズルいよなあ。

炭火で焼く鶏肉はどれも非常に美味しくて、あれだけあったのにお皿の上はどんどん寂しくなってきた。ちょっと鶏焼以外も食べてみるか。

野菜も食べるのだぞとばかりに頼んだのはアヒージョ風カルパッチョサラダ

はい、騙されました。どっさりチーズの下はどっさり鶏肉。その下にクレソンなんかがありまして、7割がた動物性タンパク質でありましたとさ。鶏は確かにカルパッチョ風なんだけど、どの辺がアヒージョ風だったのかは謎です。でもうまいからヨシ。

鉄板のもも唐揚げ。肉質はもはや保証つき。非常にしっかりした味付けで、ものすご〜くメシが欲しくなる。友人曰く「1,000円くらいで唐揚げランチをやってほしい」そうです。

うん、唐揚げ定食とユッケ丼あたりでランチをやってくれたら、京都に来るたび食べてしまいそうだよ。

トリを食べつづけていると焼酎も恋しくなるね。

よだれ鶏 自家製麻辣醤も頼んでいたのか。辛さ控えめのタレと香菜が非常にエエ塩梅ですが、さすがに満腹警報が‥そりゃそうだ、唐揚げもボリュームたっぷりで、一体何百グラム食べたの?もう高坂鶏炙りのおかわりは無理だね。

シメに究極の卵かけご飯なんてのも食べたかったのですが、鶏スープしか入りません。

滋養です。胃も心も蘇ります。なんならこのスープで焼酎が飲めます。

うまい鶏肉をこれでもかといただきました。この鶏焼というやつ、味とボリュームから考えるとものすごいコストパフォーマンスなのでは‥?京都で3・4人で飲むことがあったら候補に入れよう。友人はもはやユッケリピートをしたいようです。

炭火鶏焼 白久 京都府京都市中京区河原町三条上る恵比須町534-13 2F

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